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全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2018年12月31日~2019年1月6日
☆1986年、完全失明をしたボクが人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの両親に、あなたの息子の余命はあと5年と告げたそうです。完全失明して余命が5年とくれば、そりゃ、親は息子をあきらめるかもしれません。けれども、ボクはボクをあきらめることができません。それより、目が見えないまま、新しい人生を進んでいく自分の姿を生き生きとイメージしていたのです。そしてその通り、ボクは今日まで、こうしてちゃんと生きています。青息吐息ながら、物書きとして、全盲イラストレーターとしてちゃんと生きています。お医者は神様ではありませんから、もしもお医者に余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとする意欲を、もっと信頼してあげてください。ちなみに総理大臣も神様ではなく、ただのオッチョコチョイですから、森羅万象をお任せするわけにはいきません。
 さて、この日誌はボクの毎日のリアルな記録ですが、透析患者が単なる病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけの、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしている事実を知っていただくためのものでもあります。それから難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名のしてあることがありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はどうぞご理解ください。また、ボクは決して嘘つきではありませんが、もしもエンターテイメントで嘘をつく場合は、嘘はどこまでも嘘らしく書いてありますので、どうかご安心ください。


1231・月・大晦日・除夜の鐘・年越し・

 1927年、昭和2年の今日、ラジオでの初めての除夜の鐘が放送された。このときは上野の寛永寺から東京管内に向けての生中継だったが、その2年後からは浅草の浅草寺の鐘の音が全国に中継されたという。やっぱ、日本人にとってこの除夜の鐘というイベントは欠かせないものなんだと思う。年が明けるというイメージは、紅白歌合戦が終わってテレビ画面に鳴り響く鐘の音と重なるのです。

 NHK「マイあさラジオ」の今朝の音楽は「蛍の光」。ああ、今年も終わるのだと思わず感傷的になってしまう。これは日本人としてのほとんど脊髄反射的な反応なんだけど、日本にやってきた外国人の多くが、ことにヨーロッパ系の外国人が、このスコットランド民謡がかかると、どの店からも追い出されてしまうのには納得がいかないと訴えているらしいのだが、実にお気の毒なことである。ま、卒業式も紅白歌合戦も、みんなこれで幕が閉じるんだもんね。ま、今年も本当にお疲れ様。お世話になりました。

 胸騒ぎの腰つき。これ、オイラはずっと、胸騒ぎ残し月、と思い込んでいた。平成最後の紅白歌合戦のラスト、いちばんおいしいとこはサザンの「勝手にシンドバッド」を熱唱する桑田佳祐とユーミンに持っていかれた。地上最強、さすがは桑田君。自分の役割をよくわきまえているんだよね。桑田佳祐に火っ掻き回されてオイラの血圧は上がりっぱなしでこの年は暮れていくのです。

▲ ユーミンと桑田で鳴らす除夜の鐘


■ 2019年

◆ 1月・睦月・
0101・火・元旦・

 トランプという法螺吹き大統領とアベちゃんという嘘つき総理大臣がやたらベタベタしていた2018年という年が奇跡的にも平和のうちに暮れてくれ、本当に明けましておめでたいんだけれども、ゆうべの飲み過ぎ食べ過ぎで、お腹の調子が悪く、血圧も高いのです。ま、アルコール摂取は一時的に血圧を低下はさせるけど、翌朝は必ず血圧を上昇させるのは常識なんだよね。そんなこと、プロの病人としては知っていて当たり前なんだけど、病気の歩く大博覧会としては、実に困ったもんです。情けなくも朝のおめざのオロナミンCも胃袋へスムースに落ちてくれず、全国的には素晴らしい初日の出が拝めたということらしいんだけど、オイラの元旦気分は最低だったのです。ううん、桑田君とユーミン、怨みますぞ。

 今年もNHK「マイあさラジオ」の受け売りが展開されますが、よろしくお願いいたします。ということで、1918年、大正7年の今日、警視庁が初めてオートバイによる交通取り締まりを始めた。自動車の数とともに増加する交通事故対策として導入されたもので、当時は白バイでなく、赤いオートバイで赤バイと呼ばれていたらしいけど、そういわれても消防庁のバイクみたいで、なかなかピンとはきませんよね。

 元旦といえば、お正月のついたち。となれば毎月恒例の全国日の出日の入りの時刻です。札幌の日の出は7時6分、日の入りは16時10分。仙台の日の出は6時53分、日の入りは16時27分。東京の日の出は6時50分、日の入りは16時38分。大阪の日の出は7時5分、日の入りは16時58分。福岡の日の出は7時23分、日の入りは17時21分、ということです。本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

 夜になったら気分回復。肺癌で片肺になった愛犬アルルが元気にしていることの年賀メールも送信できたし、となれば気分爽快、天下泰平、アホなオイラは得意満面、泰然自若となれるのです。すると、いくつか、年賀メールに熱い返信が届いて、ありがたいことである。今年も頑張れるぞと思わせていただけるのです。

▲ 元旦や今年もいるぞ犬と猫


0102・水・初荷・初夢・書初め・

 1959年、昭和34年というとオイラが11歳になろうとしている年なんだけど、その年の今日、ソ連が世界で初めての月ろけっっとを打ち上げた。月の近くを通過した後、太陽を周回する軌道に入り、ソ連はその月ロケットを人類最初の人工惑星となったと喧伝してたけど、その意味するところは事実上の行方不明。今頃、どこを飛んでいることやら。

 箱根駅伝往路は波乱含みで展開。青山学園が苦戦して、またまた連覇、ということにはならないかもしれない。トップは東洋大学。さぁて、明日の復路はどうなるのか。

 おかげさまでこの新年もコボちゃんとアルルとの初詣を許された。神様に昨年のお礼を言上し、境内のお稲荷さんにもお礼を申し上げる。神社が賑わっていたのは不景気が理由なのか、それとも平成が無事に幕を閉じようとしている、そのことのお礼参りなのか。ここに集っている子どもと若者に、そのあたりを取材したい気持ちになるが、もちろんそんなことができるわけがない。人は集まっても神社は昨年も不景気が続いたらしく、台風で破壊されたまんまのガランガランのスズがまだ戻っていない。代わりにおみくじを販売していて、引いてみたら中吉だった。

 初詣の次の目的地は透析室。今年最初の人工透析である。看護師と透析技師とバイトのドクター、フロアの面々と、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

▲ おかげさま犬と並んで初もうで


◇ バーチャル『四国八十八カ所』コース

ありがとうございました。
25番、津照寺を仮想参拝、通過しました。
次は26番、金剛頂寺。
あと7,576歩です。

現在の歩数、575,024歩。
3周目の仮想徘徊です。


0103・木・

 1951年、昭和26年の今日、NHKラジオで第一回の紅白歌合戦が放送された。大晦日に放送されるようになったのはその2年後の第四回から。このイベントの記録は2015年に「紅白が生まれた日」というタイトルで、その放送の様子がNHKテレビドラマとして再現されている。このドラマ、サピエ図書館の音声映画にもリストアップされていて、オイラもお勧めである。オイラが3歳になろうとしている頃のエピソードで、覚えているわけないんだけれど、なんか既視感があって、不思議な感動をしたんだよね。

 箱根駅伝、往路を見たら、やっぱ復路の結果を無視するわけにはいかないでしょう。とにかく、この中継を聴かないうちは、何にも手がつかないのです。というわけで、青山学院、よくぞ東洋大学を追い越した。けど、2着は残念。やっぱ、5連覇は難しいよね。来年は頑張ってください。とにかく学生ランナーの皆様、毎年のお正月を盛り上げてくれてありがとう。明けて早々のランニングで、高校時代、家族そろって慶應義塾を応援に、箱根に出かけていったことをいつも思い出しています。これで慶應義塾が参加できれば、もういうことはないんだけどね。

▲ 駅伝がゴールしたなら始めます


0104・金・官庁仕事始め・

 窓からの日差しが温かい。仕事机で日向ぼっこをしながらアルルの安眠しているオイラのベッドの片隅に両脚を乗せて転寝をしていたら夢を見た。それもお風呂の夢である。オイラが大きなお風呂でゆらゆらしていたら、そのうち誰かが外からのぞいているので不愉快になり、オイラはお湯に潜って潜水泳法。ぐんぐんとお湯を突っ切っていくうちに、いつの間にかオイラはオリンピックで金メダルを獲得しているのだ。てなわけ、ないのです。たとえ夢でも、オイラにはそんな夢、見させてはくれません。とほほ。

 透析中の夕食の話である。お節料理にはいい加減に飽きてきた。なのに、楽しみにしていたオリジンのカツカレーが売り切れていて、コボちゃんが買ってきてくれたのは肉野菜炒め弁当。ということで、今夜の肉野菜炒めの野菜、心なしか、パリパリして口の中に刺さるような気がした。まずくはないんだけど、口惜しいのです。

▲ トースター今日で四日目磯辺巻


◇ バーチャル『四国八十八カ所』コース

ありがとうございました。
おかげさまで26番、金剛頂寺を仮想参拝、無事に通過しました。
次は27番、神峯寺。
あと64,140歩です。

現在の歩数、583,660歩。
ぐるぐる回って三度目の嘘つきです。


0105・土・

 1993年、平成5年の今日、フランスで再処理した日本の使用済み核燃料が初めて日本に到着した。1トンのプルトニウムを運んだ輸送船の航路や日程が一切公開されず、沿岸国や環境保護団体から批判の声があがったが、当然の話である。プルトニウムは猛毒なうえ、核爆弾の材料となる物質なのである。北朝鮮なんか、地下で製造している濃縮ウランなんかより、本当はこのプルトニウムが欲しくてたまらないのだ。輸送ルートが知られたら、ほっかむりをして包丁片手に強奪にくるかもしれないのだ。そもそも原発というのはアメリカが原子爆弾を製造するために仕立てた設備であって、電力はその副産物。原子力発電所の平和利用という喧伝は大量殺戮のエクスキューズに過ぎないのである。けれどもこの日本、核兵器製造の予定もないのに、そんなにプルトニウムを貯蓄してどうする気なのか。人の国に再処理を依頼して、その廃棄物を自分の国では処分もできず、打つ手もないのに放射性物質が余剰となっていく。日本がトイレのないマンションといわれる、これが所以なのである。

 毎週土曜日の午後は久米宏の「ラジオなんですけど」を愛聴しているんだけれど、本日は大滝詠一の未発表の音源「熱き心に」を初公開している。小林旭(こばやしあきら)のバージョンしか聴いたことがないので、とても新鮮な感じがする。どっちがいいか、なんて野暮はいわないけれど、大滝詠一の個人スタジオには、こうした未発表の貴重な音源が唸っているのかもしれない。どんどん公開していただきたい。

▲ 黒豆に熱き焼酎注いでる


0106・日・小寒・新月・部分日食・

 1912年、明治45年の今日、ドイツの地球物理学者、ウェゲナーが大陸移動説を発表した。およそ3億年前、南北アメリカ、ユーラシア、アフリカ、インド南極の各大陸がひとつにまとまっていて、次第に分裂移動して現在の形に至ったという説である。世界地図を目の付け所を変えて観察すれば一目瞭然。世界地図を巨大なジグソーパズルとして眺めるような発想の転換があれば、子供でも考えられるのだが、常識に拘束されている大人たちには簡単なことではない。幼い頃、世界の謎、というような書物で初めてこの説を前にした自分は、疑うことなく、この大陸移動説に納得し、地球物理学というカテゴリーに大いに興味を抱いたのである。

 2001年、平成13年の今日、中央省庁を12の省庁とひとつの府に再編成する新体制がスタートした。大蔵省は財務省、建設省や運輸省は国土交通省に統合されてしまったんだけど、この新省庁体制になってから、ボクら国民はますます誤魔化され易くなったような気がしてならない。大蔵省という唱え方には重みがあるけど、財務省という言語に歴史は感じられない。そして、財務大臣に重みがないのはみんなが感じる通りなのです。あの人、大蔵大臣という肩書きだったら、もうちっと真面目にやるのかもしれません。いずれにせよ省庁再編成以来、お役人のインチキがますますエスカレートしているような気がするのは錯覚ではないと思う。昨年来の官僚の忖度や嘘つきレポート、公文書改竄など、ますますその実体が明らかになっていることに、多くの国民は同意するに違いないのです。

 天気予報は晴れなのに、ガラス窓からの日差しがなくて寒くて仕方がない。アルルもミミコも暖房の効いているオイラの部屋でぬくぬくしている。なのに世の中は晴れているらしく、全国で部分日食が目撃されたらしい。東京では30パーセント。北海道では40パーセント。冬の新潟でも観察され、新潟の皆さんは感激されておられた様子。日食観察眼鏡、売れたんだろうな、きっと。

 ミミコがやってくれた。羽根布団一面に未消化の朝御飯を噴霧してくれたのだ。さあ大変、大掃除。するとミミコのやつ、迷惑をかけたのがわかったのか、オイラの膝に乗って胡麻をすろうとするから、あっちへいけと邪険にすると、いつもはいかない椅子の背中にかけてある革ジャンとセーターの隙間に挟まって、うじうじと声も発せず、行方不明となって、人間をさんざん心配させてくれて、ひどい復讐なんかするのです。

▲ 初春や猫の粗相の後始末


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