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全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2018年5月28日~6月3日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたりしたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。
 さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌のほとんどはリアルな出来事ですが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はどうぞご理解ください。


◆ ウィークリーフレーズ 今週の言葉はお休みさせていただきます。


0528・月・

 疲れ過ぎて眠れない。食欲が出ない。というわけで、一日の大半をぼんやりと過ごしている。やっぱりアルルのことが気にかかるのだ。

 ざけんな、安倍晋三。思わずつぶやいた国会中継。でも最近では滑稽中継とも呼ばれている。無理もない。嘘つきピグモン、安倍晋三の真っ赤な嘘と破廉恥が横行する国会中継なんだから。支持が31パーセントで不支持が48パーセントだというのに、安倍晋三に堂々と嘘を続けさせるその根拠と裏付けは何なのだろう。そんな安倍晋三の国会答弁を御飯論法と称する学者さんもおられるとか。
「あなたは朝御飯を食べましたか」
「食べてません」
「おかしいですね。記録では、食べたことになってますよ」
「私が食べたのはトーストですから、御飯ではありません。だから朝御飯は食べてないのです」
 こういうのが御飯論法である。アベちゃんの答弁はほぼ、この御飯論法によるものなのだ。これまでのアベちゃんの答弁の、どれだけがこの御飯論法であったか、調べてみると面白いかもしれない。ボクの印象だと、ほとんどがその御飯論法なんだけどね。

▲ 子育ての雀ちゃっかり燕の巣


0529・火・満月・エベレスト登頂記念日・

 今日はエベレスト登頂記念日です。1953年の今日、人類が世界で初めて世界最高峰、エベレストの登頂に成功したのです。ニュージーランド人のエドモンドヒラリーがネパール人のシェルパ、テンジンさんと共に山頂に立ったのです。あれからずいぶんいろいろな人がエベレストに登りました。女の日とも上りました。スキーで直滑降した人もありました。単独で登ったり、無酸素で登ったり、逆立ちで登ったり、コスプレで登ったり、真っ裸で登ったり、まさかね、次々とユニークなチャレンジがされるでしょうが、やっぱり最初の成功が永遠に輝き続けるのです。世界最初の全盲イラストレーター、エム ナマエが永遠に輝き続けてくれるかどうかは誰も保証してくれませんけど。

 今日もアルルのお見舞いにいく。アルルは集中治療室から一般病棟へとお引越し。広くて大きなケージでボクらを見上げていた。コボちゃんはケージから出たいと訴えるアルルを扉から半身を突っ込んで説得している。その様子を見ていたお向かいの甘えん坊のドーベルマンの男の子が、
「ボクも、ボクも」
というように甘え声を出しているのだが、これがやたら大きなドーベルマンなので、ゴジラが甘えているようで迫力がある。と思うと、隣のケージのダックスフンドは休むことなく声を上げ、ここから出せと訴えている。それに比べるとクールなアルル、いつものように無口である。ボクはその口のタプタプを愛撫し、濡れた鼻に指で触れる。無事に回復してくれて、よかった。医療チームの皆様、本当にありがとうございます。
 安堵して待合室でのコーヒータイムに向かっていると、コボちゃんが別室から涙を流して退出する中年のご夫婦に気がついた。預けていたワンちゃんが亡くなってしまったのだ。スタッフが押しているストレッチャーが小さいので、おそらく小型犬だろう。コボちゃんが身につまされると、一緒に悲しんでいた。この医療センターに集う人の気持ちはみんな同じなのである。

 日大アメリカンフットボール部の選手が重大な反則行為をした事案で、試合を主催した関東学生アメリカンフットボール連盟は臨時の理事会を開き、日大の内田監督と井上コーチについて違反行為を指示したことで除名を言い渡したと報じられた。今回の場合、誰が見ても聞いても、ふたりの嘘は明らかで、関東学生アメリカンフットボール連盟のような公正公平な組織があって本当によかったと思っている。国民の誰が見ても聞いても明らかな国会での嘘の答弁の場合、それを判断できる組織さえあれば、嘘つき内閣を総辞職させられるのだが、それを阻止しているのが数の論理と一部の愚かな有権者と、政権与党内のおこぼれ期待組なのである。

▲ あの人も除名できればよいのにね


0530・水・

 1972年の今日、日本赤軍の3人がイスラエルのテルアビブ国際空港で機関銃を乱射、24人を射殺、76人を負傷させた。実行犯のうち2名は手榴弾で自殺するが、岡本公三容疑者だけが逮捕され、現在は政治亡命が認められ、レバノンに留まっていると想定されている。ボクには岡島弘三(おかじまこうぞう)というまた従兄弟がいて、一瞬青くなったが、世間には同じような生江がやたら転がっているもんだと胸を撫で下ろしたことがあった。この事件の数か月後、ボクは欧州放浪のバッグパッカーとなるわけだが、この旅でも同姓同名の人物と道連れとなってしまい、税関でパスポートを見せる度に相手の目の色が変わるという経験をして、ずいぶん肝を冷やしました。

 今日から雨だという。いよいよ梅雨が近づいている。やだなぁ。

 午後、NHKラジオの国会中継に傾聴する。国会中継が滑稽中継と呼ばれているのを知ってか知らずか、その噂の国会では耳を疑いたくなるような党首討論が展開された。ことに立憲民主党の枝野幸男代表のときの安倍晋三の、ほとんど無駄話のような答弁はひどかった。中身のない、ただの時間稼ぎなのである。最近、世間では嘘つきは安倍晋三の始まりといわれているらしいが、実状は安倍晋三が嘘の始まりなのである。安倍晋三を中心に嘘の波が同心円状に広がっていく。日本が嘘の色に染まっていく。このまますべての嘘を見過ごしていたら日本は沈没してしまうだろう。沈没しないまでも民主国家ではなくなるだろう。習近平や金正恩が治めると同じような公然の嘘にまみれた国家になってしまうのだ。

▲ 窓開けて夏草匂う早い朝


0531・木・世界禁煙デイ・禁煙週間・

 今日は世界禁煙デイ。1989年、WHO、世界保健機関が定めたもの。その3年後、日本では当時の厚生省が世界禁煙デイから始まる1週間を禁煙週間と定めた。それを記念してだと思うけど、本日、厚労省の建物から煙草の自動販売機が撤去された。建物内部でタバコを吸えないだけでなく、買うこともできなくなったのだ。オイラは今年でタバコをやめて13年。最近になってつくづく思うのが、ニコチンと手を切って本当によかったということ。暇さえあれば喫煙可能空間を求めて右往左往することもなく生きていけるのだから。ほんと、ニコチンから自由になると楽ですよぉ。

 1859年の今日、イギリス国会議事堂の大時計、ビッグベンが始動した。生江の由来は工事責任者のベンジャミンホールや、当時の人気ボクサー、ベンカウントにちなんだという説があるらしいが、どういう由来であっても素敵なネーミングであると思う。忘れられないのがディズニー映画「ピーターパン」のワンシーン。ピーターパンとウェンディーたちがこのビッグベンから永遠の国、ネバーランドへ旅立つのである。そしてボクにとってのビッグベンはロンドンのすべての思い出の起点、ガールフレンドとの再会の目印だった。ヒースロー空港で二階建てバスに飛び乗り、予約していたアールスコートのホテルへ直行、そこから歩いてビッグベンを目指すのだが、ロンドン到着直後だから、何が何だかわからない。ただ無闇にまっすぐ歩いてビッグベンを目指すのだが、ひたすら真っ直ぐなので、街も空地も墓場もなくて、本当にロンドン市内の広い墓場を突っ切ったのだ。そのときの風景が映画「恋するメロディー」のワンシーンに酷似していて、ビージーズの主題歌を耳にする度に墓場とビッグベンがボクの脳裏に浮かぶのである。

 東京の日の出は4時27分、日の入りは18時51分。今日も雨。そして明日から6月。そしてアルルの手術から1週間である。1週間前の今頃は生きた心地もしていなかった。一般病棟へ移ったアルル、今ごろはあの大きなドーベルマンの男の子と、仲よく睨めっこをしているに違いない。

 週刊新潮の連載エッセイ、北方謙三の「十字路が見える」を愛読している。実はボク、ハードボイルドが好きなのです。そして今週の北方謙三さんはサチモスという音楽グループについて熱く語っていた。早速YOUTUBEで探してみると、これがゴキゲン。たとえばその昔、クールドライブメイカーズに瞬間にして惚れ込んだみたいに、これまた心を奪われてしまったのです。これはきっと手に入れましょう。貴方様も騙されたと思って、試聴してみませんか。悪くないと思いますよ。

▲ ダービーの馬に乗らずに睨めっこ

◇ バーチャル『奥の細道』コース
ありがとうございます。
おかげさまで小松に到着、よれよれになって通過しました。

次は那谷寺。あと、43,204歩です。
現在の歩数、3,240,796歩。
三度目の正直、じゃなくって嘘つき徘徊です。
なんせバーチャルですから。


◆ 6月・水無月・
0601・金・電波の日・気象記念日・国際放送記念日・アユ漁解禁・写真の日・

 今日から水無月。雨の季節なのになぜか水無月。今日は気象記念日である。1875年、明治8年の今日、東京で気象と地震の観測が始まったのを記念して1942年に気象庁が制定したもの。ご苦労なことである。また、今日は電波の日でもある。1950年、昭和25年の今日、電波が公平で能率的に利用されるよう定めた、いわゆる電波三法が施行されたことを記念して1951年に今の総務省が制定したもので、これまたご苦労なことである。
 ということで、今日から6月です。そして恒例の全国日の出日の入りの時刻です。札幌の日の出は3時58分、日の入りは19時7分。仙台の日の出は4時15分、日の入りは18時54分。東京の日の出は4時27分、日の入りは18時51分。大阪の日の出は4時46分、日の入りは19時6分。福岡の日の出は5時9分、日の入りは19時23分。

 午後、-JARMeC-日本動物高度医療センターのアルルのお見舞いにいくと、看護師さんがアルルが元気に吠えていると教えてくれた。片肺を摘出したばかりのアルルが吠えているのだ。元気に回復しているのだ。これすべて、医療チームの皆様と、みんなの応援念力のおかげなのである。ひたすら感謝、なのである。
 病棟に入ると、コボちゃんはたちまちアルルの檻の中。アルルは嬉しくて歩き回っている。アルルのケージはコボちゃんが一緒に入れるほどに大きいのだ。すると向かいのドーベルマンも大きく吠え出した。甘え声だけでも迫力があるのに、全力で吠えるものだから、ものすごい迫力である。たまらず看護師さんが、
「そんなに大きな声を出したら、コワイわよぉ」
と呼び掛けている。アルルはきっと、このドーベルマンに対抗して吠えているのだ。以前、アルルには体重60キロのペールというドーベルマンのボーイフレンドがいて、アルルはドーベルマンと気が合うのだ。そしてボクもドーベルマンが大好き。ロンドンでもホノルルでも用心棒のドーベルマンとたちまちに親友になってしまって、マフィアや麻薬密売人の飼い主をあきれさせたことがあるのだ。このドーベルマンにも触らせてもらいたいんだけど、ここでは絶対に禁止なのです。むむむ、残念。

▲ 水無月に愛犬の鼻濡れにけり


0602・土・横浜開港記念日・

 今日は横浜開港記念日なんだけど、関係なくてすいません。1909年、明治42年の今日、領国に最初の国技館が開館した。これで大相撲はそれまでの小屋掛けから常設の建物での興業となる。4階建て、円形、ドーム屋根の建物は大きな鉄の傘、大鉄傘(だいてっさん)の愛称で親しまれた。当時は夏目漱石が朝日新聞に小説「それから」を連載している頃。その物語からも東京の街を路面電車が縦横無尽に走り回り、この大鉄傘の様子からも当時の東京の繁栄ぶりがうかがえる。タイムマシンで飛んでって、夏目漱石と散歩がしてみたい。

 米朝首脳会談、やっぱりやるんだってさ。バッカみたい。トランプの気まぐれに世界中が振り回されている。欲望ロボットのやるこということ、真に受けていると、金と体がいくつあっても足りなくなると思います。

 アルルのことで頭がいっぱいなので、犬関係のニュースとなるとたちまち耳がダンボとなってしまいます。NHKラジオによると、富士河口湖町船津の河口湖総合公園の芝生広場で、ディスクドッグ日本一を決める全国大会が開始されたらしいのです。地方予選で成績上位だった182組の人と犬が参加し、妙技を競ったらしいのです。わぁ、面白そう、楽しそう。これ、飼い主が投げたフリスビーを飼い犬がキャッチするゲーム。いかに遠く離れたポイントで犬が口でくわえてキャッチするかなどを競うゲームで、犬の年齢や種類によってクラスが別れているとのこと。特に高くジャンプして見事にディスクをキャッチした犬には会場から惜しみない拍手が送られていたという。飼い主と犬との一体感を楽しめて人と犬との絆を深めるとても素敵なスポーツだと思います。そういえば渡辺美里のサマータイムブルースにも海岸でフリスビーをキャッチする犬が描かれていて、ボクはこのシーンを繰り返しプレイバックしてしまうのです。目が見えたなら、ボクもアルルと遊ぶのにな。

▲ 許可局と鳴いておくれよホトトギス


0603・日・測量の日・

 今日は測量の日です。1949年、昭和24年の今日、測量法が制定されたことを記念して平成元年に当時の建設省が定めたもの、ということです。いつも思うことですが、ご苦労なことです。

 1991年、平成3年の今日、長崎県の雲仙普賢岳で大規模な火砕流が発生した。消防団員や報道関係者などが巻き込まれ、死者行方不明者が43人にのぼり、住宅など2500棟に被害が出た。当時、TBSレポーターだった親友のケンちゃんこと下村健一氏も現場で取材中、他社の取材クルーが取材に夢中になり、我を忘れているのをいち早く危険を察知、自分のクルーに撤退命令を下し、現場から避難するのだが、さすがのケンちゃん、カメラを回すことだけは忘れない。これが貴重な記録となり、この映像はNHKでも流された。この命からがらの経験が当時のガールフレンド、カコさんとの結婚を決心させるのだ。そしてその前の年に結婚していたボクとコボちゃんがその結婚の証人として依頼されるのである。振り返れば長いお付き合いです。

 夕方、-JARMeC-日本動物高度医療センターの担当獣医師から電話があり、アルルの退院を相談される。そうなのだ。アルルは退院できるまで、無事に回復したのだ。火曜日までに胸のドレインも必要がなくなるという。ということで、先生のご都合のいい水曜日の夜にアルルの退院が決まったのである。バンザイ。さてこれで、今週の言葉も復活できるかな。

▲ 紫陽花もデンデンムシもまだかいな


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