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全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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emunamae

Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2018年1月29日~2月4日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたりしたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。
 さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌のほとんどはリアルな出来事ですが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はどうぞご理解ください。

◆ ウィークリーフレーズ 今週の言葉です

あたりまえにすることが いちばんむずかしい

 一頭の大きなゾウさんがいて、石ころだらけの荒野をノッシノッシと歩いていたとする。そのゾウさんの背中に高価なことで知られるペルシャ絨毯が敷かれてあって、三本脚の丸椅子が乗っかっていて、それも不安定に一本の脚だけで傾いて立っていたらどう思う。危なくって仕様がないと思うだろう。だけど、それくらいで驚いてはいけない。その不安定な丸椅子の上にもうひとつ同じような丸椅子が逆さまに乗せてあって、その天を向いた三脚のひとつに先端を鋭く研いだ長剣が立ててあって、その革製の柄の先にひとりの男が片足を組んで座っているところを思い浮かべていただきたい。その男、バランスを取るのに苦労しているかというと、そんなことはない。冷や汗ひとつ、浮かべることなく平然としているのである。そしてその男、片膝に乗せたラップトップパソコンでワンクリック、数億ドルの株取引を顔色を変えることなく続けているのである。そしてその男、実は貴君の無二の親友で、貴君は今、人生最大の苦難に見舞われていて、どうしてもまとまった金が必要で、その男に莫大な借金を申し込んでいたところだとしよう。するとその男、平然と、
「ああ、いいよ」
と答えたのである。さて、これらのことをしている男の、どの当たり前がいちばんすごいだろう。明鏡止水、行雲流水。どんな場面でも当たり前にしていられたら、誰も苦労はしないのだ。わはは。


0129・月・

 いつものようにNHKマイ朝ラジオ情報です。1940年、昭和15年の今日、大阪の旧国鉄の西成線でガソリンを燃料にした3両編成の列車が脱線転覆、炎上した。車両はまたたくまに猛火に包まれ、191人が焼け死んだという。ひどい話である。NHKマイ朝ラジオの「今日は何の日」がなければ、こんな悲惨な事故があったことも知らないままに生きていかねばならなかったのだ。それにしても何たる馬鹿な旧国鉄。脳味噌があるならば鉄道の燃料にガソリンを使用することのリスクの大きさに、どうして考えが至らなかったのだろう。鉄道もバスも同じだと考えたのだろうか。出来の悪い脳味噌を有する人間が多数生息していたので旧国鉄も旧日本軍も旧大日本帝国も戦争を礼賛したんだと思う。悲しいことです。
 ここんとこ南極関係の話題が多いけど、これもそのひとつ。1957年、昭和32年の今日、日本の南極観測隊が初めて南極の沿海に上陸した。オングル島で昭和基地の設営にとりかかったのである。小学生低学年のとき、わくわくしながらこの記録映画を映画館で見せられた記憶がある。学校ごと先生に連れられていったのである。模型店にいけば買うのは南極観測船「宗谷」の木製ソリッドモデル。図面を見ながら木を削り、ボンドで接着してエナメル塗装で仕上げるのである。南極探検には危険とよりも希望というイメージが強かったように思う。とにかくあの頃の日本は焼け跡から立ち上がるのに一生懸命だったのだ。
 今日で8日連続の冬日。各地で氷点下が続いている。そんな寒い真夜中に外で猫の鳴き声がする。そこでコボちゃんが飛んで出ていく。でも捨て猫は見当たらない。そのうちボクもその声を耳にした。あれれ、あれは猫というよりは人間の声。それも赤ちゃんの声。そうなのだ。猫の子でなく、近所で人間の赤ちゃんが生まれていたのである。おめでとう。そして捨て猫でなくてよかったね。
 寒いけど、アルルはコボちゃんに連れられ朝の散歩。一回りして戻ってくると猫のミミコが玄関に飛んでいって額でアルルの鼻面にゴツン。軽く挨拶してからアルルの顔面にすりすりすり。帰ってくれば嬉しいのである。人間だろうと犬だろうと猫だろうと、つまり家族なのである。

▲ 飼い犬に猫のお迎え春近し

◇ バーチャル『奥の細道』コース
ありがとうございます。
えんさかわんさかやっとこさ、村上に到着、通過しました。
次は新潟。あと、77,422歩です。
現在の歩数、2,420,578歩。三度目の徘徊です。


0130・火・

 1933年の今日、アドルフヒトラーがドイツの首相に任命された。その翌年には大統領を兼任、第二次世界大戦へと突入していくのである。ボクが生まれるたった15年前の今日の出来事なのだ。その頃に生まれてなくて本当によかったと思う。
 1957年、昭和32年の今日、つまりボクが9歳の今日のことであるが、群馬県のアメリカ軍演習地で砲弾の薬莢拾いをしていた主夫が米軍のジラード三等兵に射殺された。裁判の管轄をめぐって日米間に緊張が走ったがアメリカ側が裁判権を放棄したが、前橋地方裁判所がくだした懲役3年、執行猶予4年という判決に国民の不満が高まった。NHKマイ朝ラジオの「今日は何の日」は自分が生まれる前からの出来事をスライドフィルムを見ているように脳味噌のスクリーンに投影してくれる。歴史を実感として伝えてくれているのである。歴史と歴史、出来事と出来事はすべて因果の糸でつながっているのだ。

 NHKラジオ「昼の憩い」で小柳徹が歌う「ホームラン教室」がかかる。ピッチャー役のネズミも登場、声を合わせて歌っている。それにしてもこんな曲だったっけ。熱心に見ていた番組なのに、主題歌にはあんまり記憶がない。当時、このピッチャのネズミを演じていた子役が麹町中学に通っていて、一緒に通学して話しこんだことをよく覚えている。主演の小柳徹が有楽町そごうデパートのおもちゃ売り場で子どものくせに大人買いをしていた現場にも遭遇したことがあった。内幸町に暮らしていたせいでもあったけど、よくよくNHKに縁のある人生だと思う。ま、そのことは月刊ラジオ深夜便の新連載エッセイ「しじまのおもちゃ箱」にも書きたいと思っているので、よろしくお願いいたします。

 昔はむくつけき男どもが覆面をしてピストルを突き付けて銀行強盗をしたものだが、今は青白い顔の青少年がパソコンの前に座ってパチパチとキーボードを叩いて銀行強盗をやっている。それにしても、よくわかんない仮想通貨。数字と記号のタイピングだけでお金が生まれ、そして消えていくなんて。ボク、小判以外はお金と思えないんだよね。

▲ この寒さ梅も桜もかじかんで


0131・水・満月・皆既月食・

 1912年、明治45年の今日、東京の鉄道に婦人専用車両が登場した。当時の鉄道員が女子学生の身辺保護を目的に導入したもので、中央線の中野から当時の招聘橋の区間に導入したということだが、それ以外の区間はどうだったのだろう。意外や意外、女性専用車両の導入がずいぶん昔にされていて驚いたんだけど、当時の人たちは女子学生たちに特別に優しかったということなんだろうか。それとも昔から痴漢が無数に発生していた、ということなんだろうか。調べたら面白いかもしれない。

 腹が立つのでできるだけ国会中継を耳に入れないようにしている。なんだ、その答弁。ぜんぜん真面目に答えてないじゃないか。質問と噛み合ってないじゃないか。そんな不真面目な答弁を許しておいて、おい、野党議員、よくぞ黙って聞いていられるもんだ。やれやれ、やってしまえ、卓袱台返し。黙ってるなんて馬鹿じゃないのか、お前たち。ぞれに、アホじゃないのか、日本国民。安倍晋三なんて、国民の雇われ総理大臣に過ぎないのだぞ。あいつ、王様みたいな顔をしてのさばってるけど、戦争犯罪人の孫なのだぞ。権力の座からその歴史的事実に蓋をしようとしてるけど、この国が民主主義で動いていることと、その民主主義は国民の尊い犠牲のもとに手に入れたことを日本国民すべてが自覚的にシェアすべきなんだと思う。立憲主義にしても民主主義にしても、そして過去の戦争にしても、いや、それ以前、明治維新にしても、ボクたちはもっと勉強しなきゃいけないんだと思う。でないとあの希代のペテン師にもっともっと騙されてしまうのだ。

 今夜のお月様はスーパームーン、ブルームーン、ブラッドムーンのトリプルクラウンというのでラジオはすごく期待させるんだけど、全国的に曇天という予報でハラハラさせられてたら、予想に反して夜は晴れて皆既月食はよく見られた。コボちゃん、しきりに空を見上げながら歩くので、ボクがつかまってる肩が動いて歩きにくかった。アルルも歩きにくかった。なんせ月はかなり高い位置にあるのだ。夜の街は空を見上げる人が目立っていたとか。子どもたち、不思議なお月様がしっかり見られてよかったね。

▲ 寒月や晴れてブラッド見上げてる


◆ 2月・如月・
0201・木・

 本日から如月、2月である。そして恒例、全国の日の出と日の入りの時刻である。札幌の日の出は6時50分、日の入りは16時46分。仙台の日の出は6時42分、日の入りは16時59分。東京の日の出は6時41分、日の入りは17時8分。大阪の日の出は6時57分、日の入りは17時27分。福岡の日の出は7時15分、日の入りは17時49分、ということでした。

 1895年、明治28年の今日、日本で最初の路面電車が登場した。京都の町を馬車や牛車や人力車でなく、電気で走る電車が走ったのである。定員はおよそ40人なのが初日だけで2300人あまりが利用したという。わはは。日本の電車は最初から満員電車だったのだ。

 1953年の今日、NHKが東京管内でテレビの本放送を開始した。当時の受信契約数は866所帯。そのうちの半数以上がアマチュアの手作りによるテレビであったという。当時、1台の値段がサラリーマンの月給の10倍以上だったのだ。父親も友人や親せきの依頼でよくラジオを組み立てていたが、テレビには手を出してなかったところを見ると、難しかったのか、それともブラウン管などの部品が高くて買えなかったのか。でも、テレビは欲しかったんだろうね。テレビを月賦で買うとき、ボクが貯めていたお年玉を頭金に足したことは今でも怨みに思っている。それ以来、いくら親に貯金しろといわれても、どうせ親に使われてしまうのだと思い、貯金だけはしないことに決めていた。失明したときの保険金も、失明記念展覧会のドネーションも、とにかく親が近くにいると、ボクのお金は親の懐に消えてしまうのだ。だからそういう環境から救い出してくれたコボちゃんに心から感謝しているのである。うわ。テレビの話が何でこうなるの。ま、親が死んでくれたので、こういう話ができるのだが。軍国教育で育った親の威力はすさまじい。どんなに理不尽だと思っても、子どもはそれにさからえない。だからボクは親から自分の権利を守ってくれる現行憲法をありがたく思うのである。と、またまた猛烈なる脱線である。なにとぞお許しあれ。

 明日は雪だといわれてる。コボちゃんは積雪に備えて駐車場のスバル・アウトバックのワイパーを上げてやるために出かけていった。うちの嫁さん、実に気働きがあるのだ。そういうことは、ぼんやりのエム ナマエには到底考えが至らないのだ。困ったやつなのだ。

▲ 空見上げ今日も話題は春の雪


0202・金・

 今朝の東京は雪の予報が出ていたのだ。東京の予想最低気温は氷点下1度、最高気温が5度だが午前5時の段階で北の丸では積雪1センチとされている。さて、これからどれだけ積もるのか。はらはらドキドキである。で、東京の日の出が6時41分、日の入りが17時9分ということで、積雪は今後の気温上昇が鍵ですね。なんていってたら東京の積雪は結局のところ、1センチでストップ。スニーカーで普通に歩けて助かったのです。

 相撲協会の理事選挙があったらしい。不祥事だらけの大相撲。暴力事件も八百長問題も力士の無免許運転も理事長があの人で いる間は、いくら隠してもすぐに発覚、「はっかく」してしまうとは小学館の学年誌「小学6年生」の元編集長、立山誠浩氏のお言葉でありました。わはは。

 巨大な果実、ばんぺいゆの試食である。重さ3キロ、サッカーボールの大きさ。さて、どんな味かと食べてみれば、ああ、旨かった。厚さ5センチの皮に守られて果実はジューシー。味は巨大なグレープフルーツといった感じなんだけど、もしも同じような成分ならば、グレープフルーツと同じく降圧剤の効果を促進して、血圧が下がってしまうかも。そこんとこが気になります。

▲ ばんぺいゆお化けのグレープフルーツだ


0203・土・節分・

 1966年の今日、ソ連が打ち上げた無人月面探査機ルナ9号が世界で初めて月への軟着陸に成功した。アメリカの探査機が月面に軟着陸したのはこの4か月後のことであるが、いずれにせよ大昔のこと。なんせ、ビートルズ日本上陸の年、オイラが高校3年生の年なのである。で、日本は今頃何をやっているかというと、これがミニロケットの開発。電信柱みたいにか細いロケットで人工衛星打ち上げを経済的にしてやろうじゃないかという企てである。ということで本日、JAXAのミニロケットが人工衛星の打ち上げに成功した。超小型衛星を搭載した宇宙航空研究開発機構の小型ロケット「SS520」が打ち上げに成功したのだ。衛星は約7分30秒後に分離、予定の軌道に投入されたのである。前回の発射が失敗に終わっていたので、実は心配していたのです。ミニロケット構想、日本らしくていいじゃありませんか。

 成田方面では休場中の横綱も豆撒きに参加しているらしいが、本日は節分である。成田山では
「鬼は外」
とやらず、
「福は内」
専門であるらしい。で、ボクといえば恵方巻きと炒り豆を食べている。コボちゃんが大量に製造された恵方巻きが安売りになるのを待って買ってきてくれたのである。で、ボクのリクエストは穴子入りの恵方巻き。太巻ならば穴子入り。そう決めているのである。そしてついでに炒り豆も買ってきてくれたのである。節分の豆は大豆だとか、南京豆だとか、あれこれと説があるが、やっぱり大豆がおいしいと思う。でも、西の方ではお菓子やチョコレートを鬼に投げつけると聞いて驚く。それって節分じゃなくって、ハローウィンじゃないの。そのうち敵は鬼ざなくてカボチャの化け物になって、仮装した群衆を子どもたちがやっつける祭になったりするのかもしれない。でボクはというと、昔ちょっとだけお世話になったとある宗教団体に対する義理から豆撒きはしないで、豆は食べる一方。それ年齢の数なんか無視して食べる。70個なんか食べたら豆で必ず下痢をする。それから恵方巻きを丸ごと食べる、なんて馬鹿なこともしない。きちんきちんと包丁できってもらって、お行儀よく食べるのである。なんせ昭和の子どもだもんね。

▲ 恵方巻きずらり並んで売れ残る


0204・日・立春・

 東京の日の出は6時39分、日の入りは17時11分。予想最低気温は1度、最高気温は10度と寒いのである。寒いけど立春なのである。数年に一度という寒波がやってきてるけど、立春なのである。不思議だけど、立春と聞くと身体の中の春が蠢動するから、もうたまらない。桜の木でもないのに、これを休眠打破というのだろうか。だとしたら早く咲きたいものである。

 1989年、平成元年の今日、銀行や株式市場、郵便局などの金融機関が毎週土曜日を休業とする完全週休二日制を導入した。そうか。その頃だったんだとNHKマイ朝ラジオにまたまた教えてもらったのである。この年、ボクは処女長編童話で新人賞をもらった記念すべき年で、もう他のことは何にも覚えてないんです。

 レッツゴー三匹の長作さんがお亡くなりになった。74歳。レッツゴーのジュンさんが亡くなって久しいが、このトリオが世界から消えてしまったことは残念でならない。レッツゴージュンさん、本当にいい人だった。日本橋三越で展覧会を開いている間、ジュンさんも三越劇場に出演しておられて、夜になると近所のおいしい焼き鳥屋でボクとジュンさんはカウンターに仲良く並んで焼き鳥をつまんでいたのだ。ここの親子丼がおいしいと教えてくれたのだ。レッツゴー三匹の大ファンだったボクは有頂天。けれどジュンさんが本当に仲良くしたかったのは盲導犬のアリーナ。ジュンさんのおかげで楽しい数日間を過ごすことができたのである。今もボクのケータイにはジュンさんのケータイ番号が控えてある。レッツゴー三匹、永遠なれ。

 ピョンチャンオリンピックじゃなくって、ピョンヤンオリンピックなんていわれて、韓国の冬季オリンピックが北朝鮮に引っ掻き回されてると思ったら、それだけでなく、どうやら世間がオリンピックに掻き回されているらしいのだ。2020年の東京オリンピックにせよ、びょんちゃんオリンピックにせよ、とにかくオリンピックと名がつけば世間は何でも許してくれると思っているらしい。ざけんな、オリンピックにたかるハイエナども。オリンピックといえば何でもまかり通ると思ってもらっては困るんだ、安倍政権。今度からオリンピックと聞こえたら、とにかくラジオを消すことにした。なんていってるけど、さて、できるかな。もうすぐ始まっちゃうんだよね。

▲ 寒いけど路地の子の声春めいて




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