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全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年11月20日~26日

☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたりしたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。
 さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌のほとんどはリアルな出来事ですが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はどうぞご理解ください。

◆ ウィークリーフレーズ 今週の言葉です
今日という日は わたしがいちばん 若い日です
今日という日は あなたがいちばん 若い日です

 そうなんです。当たり前のことなんですけど、あんまり気がつかないことなんです。いわれたり、考えたりしないと、気がつかないことなんです。いつも思います。あの頃は若かったなって。でも、未来の自分から見たら、今日の自分は若いんです。きっとすごく若いんです。ああ、馬鹿みたい。気がついたら手遅れ。いつも手遅れ。あっちが動かない、こっちが動かない。ここが痛い、こっちも痛い。疲れやすくなったなぁ。そう思う前に、真面目にやればいいのにね。そうなんです。今日から真面目にやることにします。あの頃は若かったと思う前にね。


1120・月・

 NHKマイ朝ラジオによれば、1945年の今日、ナチスドイツの罪を裁く国際軍事法廷、ニュールンベルグ裁判がドイツで開始されたそうである。戦争犯罪や人道に反する罪という考え方が初めて用いられた裁判でナチスの指導者など12人に死刑判決が言い渡される。ということであるが、それ以前は戦争は犯罪とされてなかったのか。まさかとは思うけど。やはりナチスの最大の罪はユダヤ民族に対するホロコーストだろう。そしてナチスドイツの最大の失敗もユダヤ民族を敵にしたことにあると思う。ユダヤ民族を受け入れてきたアメリカを見れば明らか。大虐殺といえば広島や長崎への原爆投下もそうだし、東京大空襲などの人工密集地に対する焼夷弾の絨毯爆撃も虐殺中の虐殺、東京市民や日本国民に対するホロコーストに違いない。なのにナチスは裁かれアメリカは裁かれないどころか裁く立場に立っている。つまりそういうこと。敗ける戦争など、してはならないのが鉄則なのだ。けれども、どちらかが勝てばどちらかが敗けるのが原則。つまり、世の中に、あっていい戦争などあり得ないのである。なくていい平和もないけれど。

 ついに日本列島が寒さに襲われた。師走並みの気温である。北海道ではマイナス17度を記録して、東京の最低気温も3.6度まで急降下。犬も猫も、そしてオイラも震えてます。

 巡航ミサイル、日本版トマホークが開発されているという。専守防衛の敵地反撃能力は仕返し能力で、それを抑止力とする。ま、勝手な理屈は捏ねた方の勝ちなのだ。

 焼き芋味のジュースが販売されたという。調べてみたらどうやら昔から焼き芋味の飲料というものはあったらしく、炭酸飲料まで存在したことがわかった。とはいえ、あまり普及してないところを見ると、焼き芋の人気と焼き芋味の飲料の人気は正比例しないものと考えられる。飲んでみて一度納得してしまえば、二度目はない。そういうことかもしれない。

 コボちゃんがお勉強。ラッセルって何と聞くから掻き分けるという意味で、雪が積もると北海道ではラッセル車が活躍するんだよと鉄道マニアのボクがいうと、そうじゃなくって、呼吸するときのラッセル音だという。ネット辞書で調べるが具体的にはよくわからない。そこでYOUTUBEで映像と音声を呼び出してあげる。するとたちまち、ボクのパソコンをコボちゃんは独り占め。ボクは何もできなくなる。夜中におかしな勉強心なんか、起こさないでくれよ。

▲ 発売は焼き芋味のジュースなり


1121・火・

 いつも参考にさせてもらってるNHKマイ朝ラジオの「今日は何の日」コーナーでも触れていたが、2011年の今日、立川談志師匠がお亡くなりになっている。享年75歳。ボクに強烈な影響を与えた落語家である。そして優しい言葉をかけてくれた師匠でもある。家に招いてくれて、お手製の麻婆豆腐を食べさせてくれたときは感激した。腰が抜けそうになってしまった。本名・松岡克義さん。きっと今頃、雲の上で志ん朝、柳朝、圓楽と極楽名人会で亡者たちを笑わせていることだろう。でも、誰をとりにするか、喧嘩になるかもしれないね。

 どうせボクちゃんの手で改正されちゃう憲法なんだから、守らなくてもいいんだもん。これが安倍晋三の態度なんだと思う。そこを立憲民主党の枝野幸男が指摘しているのだ。憲法も自分のもの。国会も自分のもの。自民党も自分のもの。国民さえも自分のものと思っているに違いない。そう。安倍晋三の得意技は私物化なのである。

 コボちゃんがスーパー大関の美登利寿司でトロの鉄火巻を巻いてもらってきた。オイラの大好物の馬鹿貝、いや、青柳も握ってもらってきた。そこで早速、晩酌とする。元透析看護婦と、現役の透析患者の酒盛りである。やがて酔っぱらって熟睡。ちょっと食べてちょっと飲んだら眠くてたまらないのだ。うまく体が動かないくらい眠いのだ。そんなに飲んでないんだけれど、お互い弱くなったよなぁと笑い合う。そう。ボクは来年になれば古希で、コボちゃんの還暦だって、そう遠くはないのである。

▲ 熱燗や妻は看護婦ぼく患者


1122・水・小雪・いい夫婦の日・

 そうなのです。今日は11月22日でいい夫婦の日なのです。そして2002年の今日、いい夫婦ということでボクとコボちゃんはNHKラジオに出演して三越日本橋本店での展覧会を宣伝させてもらいました。NHKラジオだからデパートの名前は伏せてあるんだけれど、当時はNHKだった村上信夫アナウンサーが、日本橋が本店の有名デパートといえば、当然あのデパートですよねとボクとコボちゃんに援護射撃をしてくれる。けれどもコボちゃんは番組の本番中なのに居眠りをしていて、村上アナウンサーの肝心な質問を聞き逃すという爆笑ギャグをやらかしてくれたのです。それからしばらくしてタクシーに乗ったとき、そのときの放送を聴いていたドライバーさんから
「本当に仲良しなんですね」
といわれたことがあって、喧嘩なんかしてなくてよかったと胸を撫で下ろしたこともありました。
 そんないい夫婦の日なんですけど、1963年の今日はケネディー大統領が暗殺された日でもあります。翌朝、ダラスからの演説が生放送されるということで、前の夜から楽しみにしていました。そうなんです。その中継というのは世界最初の衛星中継だったのです。わくわくして眠れず、テレビの深夜映画を観ていたら、それがリンカーン大統領の暗殺をテーマにしたもので、リンカーンが射殺された場面を見て、やだな、不吉だなと思っていたら、翌朝、ケネディー大統領が狙撃されたという知らせが飛び込んできたのでした。この話、これで何回目だろう。ま、許してくださいな。ボクにとっては忘れられない出来事なのですから。

 寒い。東京の最低気温は3.6度。各地で初霜初氷が観測されて、けれども各地で火球も観察された。地には霜が這い、空には火の玉が走ったのだ。赤坂からも見えたとお天気おじさんの森田君もいっている。つまり大きな流れ星。NHKも朝のニュースで伝えていた。天気がよくて空気が澄んでる。そういうことなのだ。雪に覆われた富士山もよく見えていたという。つまり寒くなりました。そういうことなのです。

▲ 物干しの白い富士山青い空


1123・木・※勤労感謝の日・

 朝から雨が降っていて、そのまんまずっと降っているものとばかり思っていて、カーテンを引いたまんまにしておいたんだけど、ふと椅子から立ち上がり、サンルームを開いたら、何となく温かいじゃないか。まさか。そう思ってカーテンを開いたら、かっと顔が熱くなる。そうなのだ。お日様が出ていたのだ。空は晴れていたのだ。ああ、暖房費を損しちゃった。

 サピエ図書館の本日公開コーナーに、えらくエッチなタイトルがアップされていて、試しにページを開いてみたら、思わず顔が熱くなるような、お尻のあたりがモジモジするような好色な読み物。ほとんど反射的にダウンロードしてしまう。もちろんボクもエッチな本が嫌いではない。顔も赤らむエッチな内容だけど、毎週読ませてもらってる週刊文春にだって「淑女の雑誌から」という、読んでいるのを知られるのも恥ずかしいような、もしくは声を出して読んでいる音訳者は恥ずかしくないんだろうかと心配になるような連載ページもある。ちなみにこのページの担当イラストレーターは古い友人のタネさん、エロとユーモアのイラストレーター、種村国夫さんである。あの人の女の人のエッチな絵、秀逸だもんな。で、サピエ図書館の「人気のある順コーナー」で調べてみたら、このエッチな本は人気の第二位と圧倒的なアクセス数なのだ。そうなのだ。視覚障碍者は皆さん熱心な読書愛好家であられるのだが、ボクもそうだけど、エッチな本も好きなのだ。とても好きなのだ。音訳ボランティアの皆様の献身に心から感謝するのである。そうそう。献身といえば、それと同じ発音のタイトルの小説で「犬身」(けんしん)という書物をコボちゃんに朗読してもらったことがある。かなりキワドイ内容で、そのときも声を出して読んでくれているコボちゃんに申し訳のないような気がしてしまった。この書物、愛犬物語と近親相姦をミックスしたような作品で、作家の松浦理英子さんが2007年に発表した長編小説「犬身」のこと。作者によればこの小説、性的同一障害じゃなくって、種的同一障害を犬と人間、個人と個人の関係性で描きたかったとのこと。
かなり面白く読ませてもらったが、ことに近親間の性的虐待の場面では聞いていてハラハラしてしまって、タイトルも「犬身」(けんしん)で、読んでいるコボちゃんも献身、ということを感じたことがありました。ところでダウンロードしたその読み物ですけど、あんまりエッチなので、ちょっと読んでたちまち飽きてしまいました。もちろんすぐにデリートです。

▲ 冬日和エッチな本で熱くなれ


◇バーチャル『奥の細道』コース

ありがとうございます。
酒田に到着、通過しました。
次は象潟。
あと、79,356歩です。

現在の歩数は2,098,644歩。
3周目を徘徊中です。


1124・金・

 今日はオペラ記念日だそうです。1894年、明治27年の今日、日本で初めてオペラが上演されたのだ。東京芸大の前身にあたる旧制東京音楽学校で外国人によって上演されたもので、演目はグノーの「ファウスト」第一幕だったという。オペラ。すごい芸術だと思うけど、ボクは寄席で落語を気楽に聴いている方が好きだな。懐も痛まないしね。

 慌ただしく経堂駅前で原画を預け、いつものように透析を終えて命を数日分いただいて、これからJ-WAVEで深夜番組、金沢雅美のSomewhere in Asiaに傾聴しようとしている。アラームがセットしてあるのだ。けれども今夜は眠くならず、お目当ての番組が始まる前の時間帯にも耳を傾ける余裕がある。パーソナリティーの女の子がフィンガーピアノ、アフリカの親指ピアノの話をしている。そのプリミティブな楽器、ボクも学生時代から座右に置いてある。1970年の万博で手に入れたもの。あれ、なんて生江だったっけ。ケニアの神部俊平が実に器用に美しく演奏してくれた、あの楽器のアフリカ名はなんてったっけ。どうしても思い出せない。ネットで調べるとカリンバという名前が出てくるけれど、もっと素敵な名前だったような気がする。ケニアの神部俊平は確かもっと別の、もっと素敵な名前をいってたよな。誰か知りませんかね。

▲ 冬の夜や経堂駅で人に会う


1125・土・

 1970年の今日、三島由紀夫が市ヶ谷の陸上自衛隊駐屯地で自衛隊の決起を促したのち、割腹自殺をする。いわゆる三島事件である。そしてこの日のことをボクは生涯忘れないだろう。東急デパートでパブロピカソの版画展を目にしてその尽きることのない才能に舌を巻いてから渋谷駅前広場を見下ろせる喫茶店に入った。窓際の席に座った途端、号外のチラシを配る人物を目撃。ただならぬ雰囲気を発している。そこで階段を駆け下り、そのチラシを手に入れる。そして事件を知るのである。そのときボクの胃袋は痙攣し、たまらず吐き気を覚え、胃液を戻しそうになる。割腹自殺の事実はそれだけ衝撃的だったのだ。三島由紀夫の切腹シーンは映画「憂国」や「人斬り以蔵」(ひときりいぞう)で目に焼き付いていたのである。それから十数年してその三島由紀夫が率いていた盾の会の元メンバーと親しくなったり、美輪明宏先生との対談で当時のことを聞いたりして、ボクの中でこの出来事はますますリアルに膨張していくのである。

 NHKラジオの昼のニュースでデゴイチの汽笛が鳴り響いた。特別編成、SL「やまぐち号」。始発の新山口駅ホームでの運行開始セレモニー。その録音である。いい音だなぁ。貨物専用機関車ならではの、四つの動輪を備える巨体の汽笛である。複数の汽笛から発せられる複合的な響きである。44年ぶりの音だという。このデゴイチは島根県の津和野に向かって鉄の腕を動かし、四つの頑丈な動輪を転がし、ゆっくりとホームを離れていったという。そして明日は「やまぐち号」のいつもの機関車、C57とつるんで重連運転をするという。力持ちのデゴイチとクイーンのシゴナナのカップリングはあまり聞いたことがなく、SLマニアたちはきっと牧場のホルスタインみたいに涎を流して集まっていることだろう。もちろん、ボクも元気であれば飛んでいくに決まっている。鉄道ファンを鉄ちゃんというのは鉄という文字が金を失うと書くところから、金のかかる趣味であることを示唆しているのだ。ボクが今も貧乏なのはそのせいである。嘘です。最初から貧乏なのです。

 トランプの頓珍漢な歴史観。お前のご先祖様だって移民だったんだぞ。お前も移民のチルドレン。お前の理屈からいうと、アメリカでいちばん尊敬されるべきは先住民。いや、アメリカンバッファロー、ガラガラヘビにアライグマ、三葉虫やトリケラトプスかもしれないね。

▲ 蒸気吐き雪をけちらし走り去る


1126・日・ペンの日・

 今日は大相撲九州場所の千秋楽。本場所はモンゴル勢のおかげで相撲の関心は場外乱闘に向けられてボロボロになっている。稀勢の里も休んじゃったしね。それにしても白鵬は少し横暴じゃないのかな。越権行為がちと目立つ。本人がそれを越権行為でないと考えているところが大問題。まさかこれも場外乱闘へと展開していくんじゃないだろね。ねぇねぇ、白鵬さん。40回優勝しても相撲の王様になれるわけじゃないのです。そこが勝てば強い、強ければいいという格闘技とは違うところなんです。日本の相撲について猛勉強されたんだから、そこのあたりはもっと理解されてもいいんじゃありませんか。

 今夜は絵門組の望年会。毎年恒例の忘年会。絵門組とは2006年の4月3日に惜しまれながら乳癌でお亡くなりになった元NHKの美貌アナウンサーで女優だった絵門(えもん)ゆう子さんを偲ぶ集まりである。本年のこの絵門組望年会のメンバーはマネージャーだった秋山佳江さん、税理士の望月一良さん、絵門さんの芸名のプレゼンター、夫の三門健一郎さん、そしてNHKアナウンサーの同僚で朗読の指導者だった軽井沢朗読館の青木裕子館長、そしてエム ナマエである。本当はイラストレーターのやまなか翔之郎さんも参加する予定だったのが先日までの京橋における個展の疲れでインフルエンザウィルスにやられてダウン、欠席とあいなった。本日は寿矢の掘り炬燵席での宴会。青木さんがルイロデレーヌ、望月さんがモエシャンドンと高級シャンパンを提供、豪華に乾杯、たちまち飲み干した。この集まりの特徴は全員が飲んべということで、数年前までは豪徳寺のとあるイタリアンレストランのハウスワインを最後の一滴まで飲み干した実績もあるのだが、最近は全員、あまり飲めなくなりました。さて、来年の再会を固く約束して経堂駅前での解散です。来年もまた元気で飲みましょう。

▲ 掘り炬燵足を踏まれて嬉しいな




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