全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年 7月31日~8月6日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦ください。


0731・月・上弦・ビーチの日・

 今日はビーチの日、ということらしいです。なんでかというと、海の日と山の日の真ん中で海岸の日、ということらしいんですけど、731で波のいい日、ということでもあるらしいのです。まさか、日本国政府は海岸の日まで国民の休日にしよう、なんて企ててないといいんですけど、これ以上、お休みを増やしてどうすんだよ、という気分なんです。海の日に山の日に海岸の日。加えて都会の日に田舎の日に郊外の日。おまけに電車の日にバスの日にお散歩の日。ポピュリズムの世の中、政権政党のやりそうなことで、コワイです。

 NHKマイ朝ラジオ情報によると、1970年の今日、当時の国鉄山手線の車両に冷房が導入されたそうです。国鉄にとっては初めての冷房車、ということらしいです。その当時、東京の私鉄では通勤電車の冷房を始めていたけど、国鉄も敗けまいと頑張り、試験的に導入することになったらしいのです。1970年というと万博の年。進歩と調和の年で、ボクがイラストレーターデビューした年。冷房車とは何の関係もないけれど。考えてみると、それ以前の山手線には冷房車が存在しなかったわけで、みんなどうして通勤時間帯の暑さを克服していたのだろう。あの頃の暑さと今の暑さは違う。そんなご意見も聞こえてきそうだけど、あの頃だって猛暑日はあったはず。昭和30年代に小学生だったボクはクラスの気象観測委員をやらされていたことがあって、夏休みなっても小学校の校庭に設置された百葉箱まで歩いて通い、温度計を記録させられていたので、そんな記憶があるのです。ま、気象庁に問い合わせればたちまち判明することだけどね。

 ここは3階なのに煙草の匂いが漂ってくる。浴室の窓から煙草の煙が侵入してくるのだ。これは隣人がベランダで吸う煙草。おそらく、奥様にいわれて部屋のそとで吸わされているのだろう。ごめんなさい。ヘビースモーカー、いや、手からシガレットやパイプの離れることのなかったチェーンスモーカーだったボクが口にできる言葉ではないのだが、それって自分勝手ではないですか。お部屋が臭くなるとか、部屋の壁が黄色くなるとか、お気持ちはわかりますけど、身勝手ではないのですか。煙はいつかどこかへ流れていきます。必ず流れていきます。消えてしまうように錯覚するのは、流れていくからです。そして流れた先ではお宅の部屋で起きることと同じことが必ず起きるのです。煙の流れた先での他人様の迷惑を少しは想像してくださいよ。想像できましたら、どうぞ旦那さんに煙草をやめさせてくださいよ。愛の言葉でやめさせてくださいよ。ボクの奥さん、コボちゃんがやったみたいに、やめさせてくださいよ。ベランダで吸っても煙草は煙草。流れた先で人に迷惑をかけるのですから。あのね、一度でもやめられた人間にとって、煙草の煙は耐えられないものなのです。そう。やめればおわかりになりますけど、やめられると、世の中が楽になりますよ。

▲ ベランダの煙草の煙流れくる


◆ 8月・葉月・
0801・火・水の日・

 新しい月のオープニングの恒例、今月一日の全国日の出と日没の時刻です。札幌の日の出は4時25分、日の入りは18時56分。仙台の日の出は4時39分、日の入りは18時47分。東京の日の出は4時49分、日の入りは18時46分。大阪の日の出は5時8分、日の入りは19時1分。福岡の日の出は5時30分、日の入りは19時19分。そういうことでした。

 今日は水の日であるという。水の大切さを広く理解してもらおうと1977年に政府が決めた日であるという。ま、この季節、水不足が話題になることが多いもんね。余計なお世話と思っても、権力というものは常に国民に対して何かをしていますよと、ポーズしたがるものなのだ。どこか後ろめたいところがあるから、いい人らしく振舞いたがるのだ。とにかく今日から1週間は水の週間ということで、皆さん大切に水を取扱いましょうよね。何かあれば困るのは私たちなのですから。

 フランスの女優、ジャンヌモローが亡くなっていたことがわかった。大好きな女優さんだった。特に美人というわけではないのに、強烈な色気があり、なおかつ知的だった。89歳ということだが、長生きをされていたのだ。法令線に特徴のある顔立ちだったが、89歳になられたジャンヌモローはボクには想像もつかない。美しく加齢されたことを祈るばかりである。思い出の映像は数え切れない。特に彼女に憧れたのは高校時代。1966年日本公開の映画「ビバマリア」ではブリジットバルドーとの競演で円熟の女優がふたり、その色気を競い合い、観客の男どもを悩殺しまくった。その姿はボクの網膜にも焼き付けられている。また1964年制作の「大列車作戦」も忘れられない。白黒画面に激走する蒸気機関車の勇姿とジャンヌモローのお色気の対象がまこと印象的だったのである。高校時代といえば女性に敏感な頃。そんな時代にジャンヌモローのお色気で年上の女性に憧れを抱いた自分は果たして幸運だったといえるのだろうか。とんとわからない。でも、ジャンヌモローという女優さんのお姿はボクの中で永遠の存在として輝き続けることだけは間違いない。そのご冥福をお祈りし、心から手を合わせます。憧れをありがとう。

▲ 空蝉を集めて歩く子らの声


0802・水・

 1979年の今日、千葉県君津市のお寺で観光用に飼育していた2頭のトラが逃げ出した。2日後に1頭が、26日後にもう1頭が付近の山林で射殺された。この事件、今も忘れられない。猟友会のスキルアップの口実にされた2頭のトラが気の毒で仕方なかったのである。檻の鍵をかけ忘れたのが原因だが、そんなマヌケな落ち度、猛獣の檻に鍵をかけ忘れるという基本中の基本、基礎的な失策さえなければ2頭のトラは無駄に殺されることはなかったのである。坊主の仕業とはいえ、人間の罪は大きい。ここのお坊さんたち、とても極楽浄土には浮かばれません。

 外では気の早いツクツクボウシが鳴いていて、やたら涼しい。季節を間違えそうである。これって台風5号の悪ふざけに違いない。台風5号が長寿台風とおだてられ、まだうろうろしているのだ。とんでもない勘違い台風になっているのだ。海水温が高いものだから勢力がちっとも衰えない。小笠原あたりをうろついていたかと思うと今度は日本列島に北上しようとしている。なんかこの台風、いつまでもうろついて、日本列島に文句でもあるのだろうか。因縁でもつけたいのだろうか。往生際の悪い台風である。この台風、いつもとは反対に太平洋の東側からやってきたらしいとはお天気おじさん、森田正道(もりたまさみち)さんの情報。うろうろしているのは偏西風の蛇行が原因であるらしいのだ。この夏の異常さもそこからきているので、天気予報がまるで当たらず、気象庁が梅雨入りも梅雨明けも外したのはそれが理由であるとは言い訳に好都合な気象状態であるのだ。

▲ つくつくと聞える声の夏の果て


0803・木・

 1985年の今日、撃沈された戦艦大和(やまと)の船体が確認される。太平洋戦争末期に沖縄特攻に向かったところ、九州は鹿児島県沖でアメリカ軍の雷撃隊に爆沈されたもの。東シナ海、およそ340メートルの海底で発見、撮影に成功した。宇宙戦艦ヤマトではこの船体が修復され、宇宙戦艦として生まれ変わり、地球を救う大活躍をする筋書きになっているのだが、実際の船体は無残に打ち砕かれ、四散していた。そっと眠らせておいてあげた方がよかったと思うのはボクだけじゃないだろう。

 昼寝をしてたらお風呂でケータイを水没させる夢。必死になってタオルで拭っていたらそのケータイがブルル。本当に電話がかかってきて、それで目が覚めました。相手とお話しをしながら、寝小便をしなくてよかったなと安堵する。でも、電話を切ってから気がついたのは、ボクは腎不全でおしっこがまるで出ないのだということでした。

 バンジージャンプのワイヤーロープが切れたという。冗談じゃない。いくらお金を積まれてもボクはお断わりだけれど、ただでさえ恐怖のバンジージャンプがますます恐怖の対象となる。でも、もっとゾッとする事実がある。このバンジージャンプ、全国に11カ所もあるらしいのだが、その安全基準がまるで決められてないという。ね、コワイでしょ。

▲ 救われて空蝉どこへしがみつく


0804・金・

 1兆円には届かないと思うけど、青年億万長者のホリエモンが起業した宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズが全長10メートルの宇宙観測ロケット打ち上げに挑戦している。経済的なエタノールを燃料として宇宙空間を目指して発射されたが、北海道の沖、8キロに着水、というより落下した。結果は失敗だったが、日本の民間最初の宇宙ロケット打ち上げとしては大成功とボクは思いたい。その昔、ソ連やアメリカが人工衛星競争をしている頃、日本のロケットは鉛筆サイズ。ペンシルロケットを飛ばすのが精一杯だったのだ。あの糸川教授が音頭をとっていても、鉛筆みたいなロケットを、それも上空ではなく、水平に飛ばすのが精一杯だったのだ。それから考えればホリエモンのロケット、すごいもんです。金正恩のミサイルなんかに絶対に負けるなよ。

▲ いっちょうは大き過ぎます冷奴


0805・土・

 1962年の今日、あのマリリンモンローが亡くなった。自宅のベッドで亡くなっているのを発見されたのだ。シャネルの5番だけをまとった全裸であったかどうかについては触れられていないが、睡眠薬による自殺説や他殺説も伝えられ、世界中の関心を集めた。中には恋人と噂されたケネディー大統領が係わった説、なんてのがあり、大いに我々男性たちの興味を引いたものだが、その後この説は尻切れトンボになっている。誰か本を書いてくれないかな。いずれにせよ、マリリンモンローは我々男どもにいろいろな夢を見させてくれました。

 終日、来年のカレンダーの下絵を描いている。そろそろアイディアがまとまり始めている。楽しくなってきている。おえかきのいいところはBGMが音楽でなくてもいいこと。音訳読書もはかどるところ。絵を描く神経と本を読む神経は別の働きであるらしいのだ。じゃ、文章を書いているとき、BGMが音楽なら何でもいいかというと、実はそんなこともない。特に最近ボクが惚れ直している渡辺美里の歌はBGMとしては聴き流せない。この人が歌うと普通の言葉も魔法の言葉に変わってしまう。その楽しみをBGM扱いしていては聞き逃してしまうのだ。そういう理由で渡辺美里の歌は透析中、音訳読書に疲れたとき、自分の元気を回復させてもらおうと、ヘッドフォン宇宙でその歌唱力を全開させてもらうのだ。美里さん、ありがとう。

 土曜日の深夜、22時25分から23時40分まではNHKラジオ第二の「朗読の時間」再放送を聞き逃せない。今週からは谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」。これから25回、この小説を一流の朗読で楽しめるというのはラッキー。始まったその日から滅茶苦茶に面白くて引き込まれている。ことに猫についての谷崎潤一郎の描写がいい。作者自身がかなりな猫好きであることがうかがわれる。猫姫様のコボちゃん公認第二夫人もこの小説を高く評価していて、主人公の庄造を森重久弥が演じている映画のあることも教えてくれた。おお。サピエ図書館でいつかこの映画、音声化してくれないだろうか。ネット検索してみたら、二人の女の配役もすごいし、母親が浪花千栄子というのもスゴい。この映画、ぜひ観たいものである。

▲ 没頭のスケッチブック汗ひとつ


◇ バーチャル『奥の細道』コース 中尊寺をお参り、通過しました。
まだ金色堂の輝き煮目がくらんでます。およよ。
次は尿前。あと、143,002歩です。ちと遠いなぁ。歩くの、やだなぁ。
現在の歩数、1,346,998歩。3周目の徘徊です。ひたすらウロウロです。


0806・日・広島平和記念日・

 この朝のことである。平和祈念式典の中継中、8時15分から1分間の黙とうを捧げようと立ち上がったボクの口に、コボちゃんがいきなりバナナを突っ込んだ。これって、いつものルーティーン、朝の儀式なのである。カリウム摂取を制限されている透析患者のボクはバナナ人房を食べれば確実に死亡する。けれどもボクはバナナが大好物。それで毎朝必ずバナナを食しているコボちゃんは、食べる前に必ずその最初の一口をボクに与えるのである。仕方がない。ボクはそのバナナを一口、咀嚼することなく、黙って1分間の黙とうをささげたのである。バナナを口に突っ込まれたまんまの1分間は長かったけれど、被爆した広島への黙祷が終われば、充分に咀嚼して胃袋に送り込む。そうして広島市長と安倍晋三のスピーチに最後まで傾聴した。それにしても広島市長の平和宣言と並べると、安倍晋三の言葉の何と空虚なことか。いつものインチキ記者会見だったら、プロンプターの指示される通りに言葉を発するのだが、平和祈念式典会場ではそうはいかない。そこで背広の胸からおもむろに取り出した原稿を声高らかではあるけれど、舌足らずに朗読するだけ。もちろん官僚の準備した原稿であるから、そこにはアメリカに叱られるようなマター、核兵器禁止条約なんてことには一切触れられてはいないのである。反省しているはずの安倍政権の内角改造のときも思ったけれど、この人の言葉ほど空しいものはない。言葉では反省していても、態度はまるで反省してない。今朝のスピーチも核兵器廃絶と語ってはいても、その具体的行動は微塵も見せることはないのである。

▲ 日の丸が焼かれていますキノコ雲


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