全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
プロフィール

emunamae

Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



リンク

このブログをリンクに追加する



カテゴリ



最新記事



検索フォーム



月別アーカイブ



RSSリンクの表示



QRコード

QRコード



最新トラックバック



2017年6月19日~25日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦ください。

0619・月・桜桃忌・

 今日は朗読の日、ということになっている。太宰治の命日、桜桃忌と何か関係があるのかと思ったらそうでもなさそう。どうやら6月19日を無理に朗読とこじつけたものらしい。なんだ、つまらん。何かお洒落なエピソードを期待していたのに。
 さて、いつものようにNHKマイ朝ラジオの受け売りです。1975年の今日、メキシコシティーで国際婦人年世界会議が開幕されたということです。女性差別の撤廃を求めるもので、この会議をきっかけに、それまでのミスやミセスの呼び方の代わりにミズが使われるようになった、という話しです。

 梅雨寒(つゆざむ)のせいだろうか。猫のミミコがやたらベタベタとくっついてくる。仮眠しようと横になると、すぐに首っ玉に飛びついてくる。早く本物の夏になってくれないと、いつまでもボクは猫を首にぶら下げて昼寝をしなくてはならない破目となるのである。

 安倍政権の支持率急落というけれど、この程度の低下で済んでいるのは奇跡的。この程度の落ち方でいいのかしら。もしも民進党のエンジンが蓮舫と野田佳彦という、なんでかフラメンコでなくって、なんでだかよくわからんコンビでなければ、もしも野党に本物のヒーローやヒロインが現れたら、たちまち安倍政権は青息吐息、絶命寸前になるはずなのだ。早くそうなってもらいたいのだ。

▲ 梅雨寒に猫は布団に潜りこむ

0620・火・

 ハルゼミが啼いている。涼やかな声が頭の上から落ちてくる。ここは会津西街道の道端。すぐ隣をせせらぎが流れている。
 修復の終わったばかりの東照宮は千客万来で満員御礼。参道は車の数珠つなぎの大渋滞。そこでボクらはUターン。予定を変更して直ちに会津方面へ直行した。豪華絢爛、キンピカの東照宮見物はまたの機会に延期である。
 会津西街道は蕎麦街道。閉店したとばかり思っていた老夫婦の経営する蕎麦屋を再発見。早速飛び込んだ。天ざるは売り切れということで生山葵蕎麦を注文。なかなかに旨かった。それ以上においしかったのがおばあさんの漬けてくれた漬物の数々。秀逸は山葵の茎の漬物。このあたり、山葵も特産であるらしい。そういえば、せせらぎが清らか。透明な水の流れる土地柄なのである。
 噂に高い芦ノ牧の猫駅長に会いたかったが、せせらぎをBGMに昼寝をしたのがいけなかった。ぐずぐずしていると日が暮れてしまう。残念ながら小さな駅を横目で通過する。昼はハルゼミ。夕方からは田んぼのアマガエルのコーラス。毎年、原発事故があってからは特に必ず毎年、新緑の季節と紅葉の季節、会津地方を周遊するのがボクらのお礼参り。会津は恩ある土地なのである。その話になると長くなるので、今回はパス。
 会津若松のお菓子メーカー、三万石でコボちゃんがいつものようにエキゾンパイとママドールを大量購入。お世話になっている方々へ直送する。それが終わるといつものトンカツレストランへ滑り込み。いつもよりちょいと豪華に、極上厚切りロースカツを注文する。これが宣伝文句の通り、分厚いの何のって。こくのある甘い脂身がたまらない。おかげで死ぬほど満腹になりました。

▲ せせらぎとデュエットしてる春の蝉

0621・水・夏至・

 夏至なのに雨である。そしてアルルはうなだれる。楽しみにしていた山のお散歩がおじゃんになってしまったのである。夕方から雨の予報だった東北だけれど、朝から雨。猛烈な雨。それもますます大粒になっていく。これでは裏磐梯まで上がっても仕方がない。というわけで豪雨の東北道を東京まで引き返す。今回のドライブは計画通りにはいかなかったのである。
 天上が抜けたような豪雨の東北道を走り抜け、東京都内に入ると渋滞のサイン。たちまちのろのろ運転となる。永福から首都高速を降りたいと思っているのに、その永福の出口のすぐ手前で2台のクルマがエンコしていて動かない。そしてそこまでがビッシリとクルマたちの数珠つなぎ。何やってんだ、首都高速。なんで事故を起こした連中のクルマを早々に移動させられないのだ。こちとら、何もかも計画通りにいかなくて犬も人間も頭にきてるんだ。無駄に金ばかりとりやがって。と、ガラに合わないことを叫びたい心境なのであります。あああ、やんなっちゃった。

▲ 歌ってる田んぼの形アマガエル

0622・木・

 1633年の今日、天文学者のガリレオガリレイが宗教裁判で有罪判決を受けている。聖書に反してこの世界は地球が中心ではなく、太陽を中心にして地球が回っているという地動説を主張したためである。判決後、それでも地球は回っていると主張を曲げなかったのは有名なエピソード。この判決が誤りであったことをローマンカトリックが認めたのはつい最近、1983年のこと。どうも宗教指導者の頭の回りは太陽よりも地球よりもはるかに遅いようなのである。

 キーボードが使えなくて困っている。メールを受け取っても返信ができない。何か心に浮かんでもICボイスレコーダーに吹き込むだけで文字の打ち込みができない。便利グッズはひとつ間違うと生活をすべて狂わせてしまう。あんまり頼りになるのも困りものなのである。

 フレデリックフォーサイスが面白くてたまらない。学生イラストレーター時代に読んだ「ジャッカルの日」をまたまた数十年ぶりに読んでしまったし、短編小説集「戦士たちの挽歌」にも引き込まれた。「時を超える風」がことに面白かった。どうにも読むことがやめられず、たちまち読破してしまった。フレデリックフォーサイスの小説、言葉が少ないのに風景が見えてくるのだ。読んでいると、たちまちその世界に呑みこまれてしまうのだ。読み終わるまではこちらの世界に戻ってくることができなくなってしまうのだ。そういうわけで、やっとただ今、21世紀に戻って参りました。

▲ 夏でなく本の世界で汗をかく

0623・金・沖縄慰霊の日・

 朝の散歩から戻ってきたコボちゃんがおかしなことをいっている。住宅街のガレージのシャッターが少しだけ開いていて、その前にタヌキがちょこんとお座りをしていたというのだ。初めは猫かと思ったのだが、それにしてはボディーが太く短い。トラネコみたいだけど、それいしては縞がぼやけている。顔もなんだかマが抜けていて、どうにも猫のようには見えない。コボちゃんはそういうのである。この人の観察眼をどこまで信用するかどうかには若干の問題はあるのだが、そのガレージの持ち主が大変な愛犬家で優しい人なので、タヌキでもハクビシンでも、食べ物をあげたり雨宿りの場所を提供したり、大切に可愛がっていても不思議ではないので、取り敢えずコボちゃんのタヌキ目撃談をここに報告させてもらうのである。

 沖縄慰霊の日の今日、沖縄に梅雨明け宣言が告げられた。途端に関東では明後日の日曜日から本格的な梅雨が始まるという宣言が下された。どうやら沖縄の梅雨明けは関東の本格的梅雨入りと密接に連携しているらしいのだ。

 夏至から2日目の今日、空は晴れて人の影が短くなっているという。影が短いだけでなく、夜も短くなっている。この頃の季語として、短夜(みじかよ)なんてのがあるが、夏の到来を思わせるいい季語だと思う。とはいうけれど、夏至が過ぎれば今度はどんどん昼間が短くなっていく。なのに気温はどんどん上昇していく。これは地球が太陽熱のやったりとったりがあまり得意でない証拠なのである。ゆっくりと熱くなり、ゆっくりと冷えていく、という性質のためなのである。

▲ すぐ明けてなかなかこない夏の夜

0624・土・新月・

 お昼、待望のキーボードが届いた。それも最悪のタイミングで届いたのである。ここのところ、セブンイレブンで気に入っているのが五目中華焼きそば。どうやったらこんなにおいしい炒麺に仕上げられるのだろうかと、そのセブンイレブンの食品開発能力に舌を巻くのと同時に、具だくさんの五目野菜あんかけ焼きそばをこんなに安価に売られたら、街のラーメン屋さんはたまらない。さぞやお客を奪われていることだろうと気の毒に想いながらもはまっているのだが、このお昼もコボちゃんに頼んで朝のアルルとの散歩のときに、セブンイレブンで買ってきてもらってあった焼きそばを、いざ食べようというタイミングだったのである。フィルムにタップリのっかっている五目野菜あんかけを麺の上にダラリとかけて、ついでに自分の手にもドロリとかけてしまって、慌ててティッシュで拭ったりして、さて、電子レンジでチンしようというその瞬間、チンではなくて、玄関ドアがピンポンと鳴る。五目野菜あんかけでベタベタになった手でダンボールを受け取らなくてはならぬ破目となったのである。あああ、最低。

 番線を間違えて東京駅の新幹線ホームで生き別れになってしまった恋人と鹿児島のプラットホームで再会するみたいに心待ちにしてたキーボードをラップトップに設置してからはもう大変、ひたすら打ち込みである。パチパチ、パチパチ、十本の指が目にも止まらず動き出す。盲目のボクの目にも止まらず動き出す。ムカデの足のようにからまりもせず動き出す。ICボイスレコーダーの記録を文字に換えて動き出す。ICボイスレコーダーって、ほんとに便利なお利口さん。
 あ、そうそう。ICボイスレコーダーといえば豊田議員。あの暴言、すごいよね。元厚労省の役人のパワハラって言語道断横断歩道、えげつないったらありゃしない。もしもあんなこといわれたら、ボクだって黙ってない。相手が逆らえないお立場の人物ならば、メモだろうがICボイスレコーダーだろうが、手許にある手段で証拠を残し、いつかギャフンといわせてやりたいと思うのは人情だと思う。あの秘書さんを弱虫毛虫みたいにいえる人は、おそらく人の下に立ったことがないんだと思う。ま、会社の社長だろうと総理大臣だろうと、何をいっても許されるということはない。ずっとエリート街道まっしぐらだった豊田議員、一度くらいは苦い水を味わった方が今後の人生を少しは甘いものにしてくれるのかもしれない。

▲ キーボードぺたぺた汗が乾かない

0625・日・

 1950年のこの日、朝鮮戦争が始まった。これを切っ掛けに今でも韓国と北朝鮮の間には緊張関係が持続している。アメリカや中国の参戦で3年後に休戦協定が結ばれたがまだ戦争は終わっていないのだ。休むんでなく、さっさとやめてしまえばいいのにね。
 1959年の今日、長嶋茂雄選手が初めての天覧試合で劇的なホームランをかっ飛ばした。巨人阪神戦で迎えた同点の最終回でサヨナラホームランを放ったのだ。これがプロ野球ブームに火をつけ、以後、それまでの人気だった早慶戦の人気をプロ野球が上回る結果となったのだ。ミスターがミスターと呼ばれる所以である。長嶋茂雄はプロ野球、永遠のスーパージャイアンツスターなのである。
 2009年の今日、マイケルジャクソンが亡くなった。いきなりの悲報は耳を疑うに充分だった。50歳だった。あまりの若狭だった。専属医が鎮痛剤を過剰に投与したのが原因とされているが、痛みの原因は過度な整形手術であるとボクは考えている。歌だけでなく顔や姿、見た目まで変貌させてファンの期待に応えようとしたのである。そのエンターティナースピリット、芸熱心さ故の早死にだったともいえる。そのせいか今朝のNHKラジオはジャクソンファイブの音楽をかけていたが、幼いマイケルの声が痛々しく聞こえてくる。この高い声を維持するためホルモンを投与されていたという噂もあるが、もしも事実であるとしたら、その事実がマイケルの成長に心理的影響を与えていたに違いない。マイケルは家族エゴの犠牲者だったのかもしれないのだ。

 パキスタンでガソリンを満載して横転したタンクローリーに群がり、漏れたガソリンをバケツやポリタンクなどに集めようとしていた群衆の中に煙草に火をつけた馬鹿野郎が存在した。おかげであたりは火の海となり、120人が焼け死んだ。そりゃ当たり前。この煙草男、ガソリンが揮発性の高い可燃物質であることを知らなかったのだろうか。けれどもボクはこの馬鹿野郎をあまり笑えない。実はその昔、母親がベンジンでマニキュアを落としながら煙草を吸おうとしたことがあったのだ。たちまち灰皿に満たしてあったベンジンに引火。母親は悲鳴。立ち上がる炎を目前にパニック、気を失いかけていた。そこでボクはそのブリキの灰皿をそっと持ち上げ、ベランダに置いて上から新聞紙で酸素を遮断して消化した。なんで引火性の高いベンジンを入れる容器に灰皿を選んだのかは理解できないが、灰皿を見ると反射的に煙草を吸いたくなる母親の癖は理解できる。ま、この経験のおかげでボクは立ち上がる炎を見てもパニックになることはなくなった。おかげで大学生時代、天上まで燃え上がった天麩羅油の炎を消火器で打ち消して火事を防ぐことができたのである。ああ、生きててよかった。

 朝から雨で蒸し暑い。いよいよ本格的な梅雨である。雨が降るのはかまわないがこの朝、長野県で震度5強の地震があって、雨で地盤がゆるくなるのが心配。これで強い余震でもあれば土砂崩れの発生が懸念されるのだ。もちろん2014年に噴火した御嶽山との関連も気になる。いくら気象庁が否定しても気になる。なんせこの気象庁、噴火を予知できなくて大勢の犠牲者を出したのだから。

▲ 雨を待つぽつり紫陽花やるせない



コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する




FC2 Blog Ranking