全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年6月5日~11日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦ください。

0605・月・芒種・

本日は芒種(ぼうしゅ)。芒種とは田植えをしたり種を撒いたり、穀物を植える時期とされる日で、二十四節気のひとつ。その芒種の今日の日の出は4時25分、日の入りは18時54分。いよいよ昼間はどこまでも長く、夜は限りなく短い。そう。六月は一年間で最も昼間が長い時期なのである。となると朝はぱっちり目が覚めて、夕方はいつまでも明るく、そうなれば夕焼けはますます美しく、夜はいつまでも遊んでいたくなる。でやっぱり、みんなは睡眠不足となり、仕事はおろそかになっていくのである。ね。早く夏休みにしましょうよ。

 TBSラジオ、伊集院光の番組のゲストは歌手で役者の佐々木功さん。宇宙戦艦ヤマトを歌ったあのささきいさおさんである。
 1956年、ハートブレイクホテルでロックンロールハートに目覚めてしまい、小学校1年生のときからエルビスプレスリーに夢中になっていたこのボクは佐々木功が和製プレスリーの時代から注目していた。声がいいばかりでなく、とにかくカッこよかったのである。歌手としても注目したけれど、科学忍者隊ガッチャマンでコンドルのジョーの声を担当したときからまたまたその魅力に引かれた。セリフもカッこよかったのである。そして75歳になった今もその魅力はちっとも衰えない。とはいえ、歌手として役者として大成功をした彼も不遇の時代に翻弄された経験がある。ロカビリーも映画も不遇の時代を迎えたのである。そこを佐々木功は自分を鍛えることで乗り越えた。彼をここまで引き上げてきたのは彼本来の横溢するインテリジェンス。実は彼、エリート進学高校のエースで、東大進学を目前にしていたところをプレスリーの物真似で歌手にスカウトされたのである。要するに脳味噌のフォーマットがしっかりしているのである。今朝の放送でその事実を再確認。カッこいい人はいつでもカッこいいし、いつまでもカッこいいのである。当たり前の話だけどね。

 夕方、透析へ向かおうと外に出たら、ゴロゴロゴロ。いきなり雨が落ちてきた。病院に向かうボクのお供をするつもりでついてきたアルルはクルリと反転、今きた階段をとことこと上がっていく。アルル、地震と雷が大嫌いなのである。予報の通り、夜の東京はミニ積乱雲のゲリラ攻撃であちらこちらに落雷。アルル、戻って正解だったのであるる。

 トランプはパリ協定離脱でただの馬鹿オヤジであることを世界中に喧伝した。ほんの一部の支持者のため、こんな愚行を決行したのである。結構な話です。これで弾劾の路へと一直線。世界の反映と平和のため、早くただのオヤジに戻ってくれ。

 ラジオからはカマキリとホタルの話題。どちらも季語として実に魅力的。思い出もたくさんあって、いろいろな絵柄が浮かんできます。早速一句、浮かびました。

▲ 引き出しのミニカマキリの大氾濫

0606・火・

 ここんとこ、コボちゃんと歯医者さんに通っている。仲良くふたり、お手手、つないで通っている。お手手、つないでもらわないと、ボクは歯医者までたどり着けないのだ。歯医者さんはご近所の村松歯科。この先生、大変お上手な先生で、ボクらはもう四分の一世紀もお世話になっている。今の歯医者さんはみんな親切で優しくていい。機械も進歩して音も小さくなり、痛さも恐怖感も激減した。振り替えって考えると昔の歯医者はひどかった。乱暴で不親切でやたら威張っていた。思い返すだけで腹が立ってくる。タイムマシンで逆戻りして、思い切りぶん殴ってやりたいくらいだ。

 民進党が質問したら、驚きました、この解答。
「確かに文科省には同姓同名の職人はおります」
だってさ。現政権のとぼけよう、ますますエスカレートしていく。
 今夜もNHKラジオ、夜のニュース、NHKジャーナルを聴いている。会長が代わったら、明らかに雰囲気の変わったNHKのニュース。ちゃんと現政権の批判をしている。そうだと思う。安倍政権は国民を馬鹿だと思っているけれど、NHKはそうじゃない。安倍政権のお友だち内閣に優秀な人材は見当たらないけど、NHKには優秀な人材が選りすぐられている。国民は安倍政権よりもNHKに注目している。国民は政権には忖度しても、放送協会には忖度しない。何かあればたちまちクレーマーとなり、いつでも受信料支払い拒否をするつもりなのである。

▲ 国会をしかとしっかりしかとする

0607・水・

 NHKマイ朝ラジオ、今朝の歌はカタツムリ。デンデンムシムシ、カタツムリの、あのカタツムリである。ツノ出せ、ヤリ出せ、目玉出せ、のあのカタツムリである。恩田陸の「カタツムリ注意報」のあのカタツムリである。天気予報は今日か明日かには梅雨に入るといっている。さあ、どうなるか。なんて思ってたら気象庁より梅雨入り宣言あり。いよいよ梅雨到来。さぁ、ホタルと紫陽花とカエルとカタツムリの季節がやってきた。ボクはこの季節、嫌いではないのです。盲目となって以来、雨の日のファンになってしまったのです。雨の日はいいですよ。世界が雨の音楽に満たされるのですから。
 で、梅雨入りと聞いた途端、紫陽花の花が気になり出した。コボちゃんに尋ねれば、もうとっくに咲いているとのこと。どうも紫陽花に雨、というイメージがあり過ぎて、これまでの陽気な天気から紫陽花の姿が心に浮かばなかったのである。紫陽花、好きな花である。絵にしても俳句にしても魅力的な花である。ボクの毎年のカレンダー、6月は必ず紫陽花の絵になってしまう。マンネリとわかっていても紫陽花になってしまう。ボクの空想世界では、紫陽花の花の周辺には摩訶不思議な雨のドラマが展開するのです。

 原子力空母、カールビンソンとロナルドレーガンが日本海を離れているという事実が判明した。でも日本人は知っている。金正恩も知っている。日本列島がアメリカ軍の不沈空母であることを。知らないのはトランプ大統領だけ。知っていれば、無駄に空母なんか、派遣しないでしょうよ。

▲ からしょってつのをはやして前のめり

◇ バーチャル『奥の細道』コース   仙台に到着、笹かまで一杯やったつもりで通過しました。
次は塩釜です。あと、43,535歩です。
梅雨ですので雨に濡れないように歩きます。バーチャルでも濡れるのです。

現在の歩数、1,000,465歩。これで三度目の周遊です。
よろしくお願いいたします。

0608・木・

 原子力機構の被爆事故に原子力規制委員会が頭を抱えている。そりゃそうだろう。原子力機構というこの組織、26年前の核のゴミをポリ袋やビニール袋につっこんでそのまま放置していたというんだから。ウランとプルトニウムの粉末からヘリウムガスが発生して、それで密閉容器を開封した途端、袋を破裂させたというんだから。地球上最も危険な毒物のひとつ、プルトニウムの保存状況を確認するための作業を開放した環境で実施したため、複数の作業員が劇的な被爆をしてしまった。このガサツといおうか、マヌケといおうか、ズサンといおうか、この未成熟な組織に日本の原子力行政を委ねていいものだろうか。この組織が日本各地で再稼働を開始した原発の群れを管理したり取り扱っているかと思うと、背筋(せすじ)が寒くなる。高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉を担当するかと思うと全身が冷や汗でずぶ濡れになる。ボクに風邪をひかせないためにも、また日本人を放射能汚染させないためにも、どうか日本の原子力行政、どうにかしてください。

 久しぶりに野球中継を聴いている。最初から聴いている。12連敗のジャイアンツである。そして気がつくのはジャイアンツの選手たち、知らない名前が目立つこと。そうか。今年はうんとお金をかけて選手補強をしたんだっけ。なのにどうして勝てないのかな。勝てないのは萎縮してるからかな。そのちぢこまった選手ばかりの読売巨人軍、今夜も負けて敗北行進、連敗更新、これで13連敗である。まったく勝てるような気がしない。というのも、巨人軍は自力で選手を育てようとしてこなかったから。勝てなければ他のチームから優秀な選手をお金の力で引っ張ってきたから。だから知らない選手ばかりになってしまうのです。そりゃ巨人軍の卒業生になれれば引退後の生活も安定するから、お金の力で引っ張ってもらわなくても巨人軍の選手になれるのは魅力的。でも、その引力が巨人軍を弱くしているとしたら問題です。そろそろ巨人軍のブレインたち、強くするパズルのやり方を変えた方がいいのではありませんか。ま、アンチジャイアンツになってしまったボクにとっては、弱いままでいてくれた方が嬉しいんだけど。

▲ 紫陽花が群れて待ってる道の先

0609・金・満月・

 暑い。真夏の雰囲気である。だから冷やし中華が食べたくなった。通勤時間帯の電車をあちこち乗り回し乗換えして、ごった返す新宿駅から京王線に揺られて下高井戸駅。ホームへ降りたら紫外線にさらされた途端、冷やし中華が食べたくなった。気がつけばランチタイムを過ぎていたのである。下高井戸駅前のラーメン屋に毛のはえたような中華料理店があって、そこに飛び込むと昼休みの延長戦らしいサラリーマンの集団が冷やし中華を注文している声が耳に飛び込んだ。そうか。ここの冷やし中華はサラリーマンに定評があるのだな。だとしたらやっぱり冷やし中華。それが今日の正解なのだ。そしてここの冷やし中華は本当に旨かったのである。これぞ日本の夏、という味だったのである。鳴門巻の細切りと胡瓜の千六本の相性が抜群で、焼豚でなく、ハムの千切りというところがいい。錦糸卵と紅生姜のアンサンブルもまたいい。水母なんかも散らしてあって、それなりの高級感も醸し出すのを忘れない。もちろんたれは伝統の醤油味。胡麻だれなんかじゃない。馬鹿たれでもない。胡麻油の香り高く、つんとお酢の酸っぱい匂いも立ち上がってくる、あの日本の夏伝来の正当なる冷やし中華のたれであるのだ。もちろん辛子も添えてあり、それをコボちゃんが理想的な塩梅にかき混ぜてくれた。つるつると口の中にたぐって寄せる麺は冷水によくさらしてあって、冷たさも歯ごたえも合格点。おお、これぞ日本の夏の味。久しぶり、ボクは夏の日本人になれたのである。酸っぱい冷やし中華、万歳。

 今夜の満月はストロベリームーンというんだそうです。アメリカの先住民の呼び方だそうです。アメリカではこの時期が苺の収穫期だそうで、だからこの時期の満月をストロベリームーンとよぶのだそうです。そして日本ではこの時期は梅雨。空気がやたら湿っています。湿っていれば空気中には水蒸気の粒粒が横溢する。粒粒だらけになる。その粒粒たちが地平線から顔をだすお月様の顔を赤く染める。苺みたいに赤く染める。そう。夕陽が赤くなるのと同じ理屈です。だから日本でもこの時期の満月をストロベリームーンと名付けてあげてもいいような気がします。

▲ 扇風機辛子きかせて冷やしそば

0610・土・

 今朝のNHKマイ朝ラジオ、サタデイエッセイは哲学者の土屋賢二先生。ボクの大好きな哲学者でエッセイスト。御茶ノ水女子大の名誉教授で、現役時代の学生たちの抱腹絶倒のエピソードは、どこまでが真実でどこまでが虚構か判然としない。哲学の教授でコンピューターを自分で制作し、ジャズピアノを演奏するくせに、奥さんには滅法弱い。奥さんのことをナマハゲに脅える子どもみたいに恐怖している。そんなキャラクターだから、前から一度、この先生のお声を拝聴したかったのである。もちろん哲学者であらせられるから、哲学関係の著作も拝読している。自慢じゃないけど、サピエ図書館にアップされている先生のご著書はすべて完読である。そしてやっぱりユーモアエッセイが秀逸。ものの考え方に様々な芳香を加えて、様々なアプローチの結果、様々な笑いを導き出すのはさすが哲学者。この先生の脳味噌はカスタムメイドのフルチューン。ものすごく高性能なのである。だから面白いことが書けるのだ。土屋賢二先生、面白いことをあれこれ書いて、日本国民をたくさん笑わせてあげようと日夜奮励努力されていて、それが毎週の週刊文春の連載で七転八倒、アイディアをひねり出すのに四苦八苦されていることがリアルに伝わってくる。締切に追われながら、脳味噌をフル回転させてギャグを考えてくださってることがビビッドに伝わってくる。そうなのだ。猛烈に優しくて親切なパーソナリティーなのだ。そうに決まっているのだ。そしてラジオ世界に出張してきた土屋賢二先生は思ってた通り、はにかみながらのおしゃべりで、本当に真面目な人だったのである。

 一大決心をして恩田陸の「蜜蜂と遠雷」を読み始める。この本、分厚い上に二段組み。どれだけ時間がかかるかわからない。けれども久米宏さんがごひいきの広島カープの試合を横目でにらみながら一気に読んでしまったほどの面白さということで、ボクも釣られて読みたくなった。もともとボクは恩田陸さんのファン。NHK、ラジオ文芸館の「観光旅行」や「かたつむり注意報」で、何だこの作家と思い、週刊朝日の連載小説「錆びた太陽」でその罠にはまり、ずっと男の作家とばかり思いながら次々に作品を読破していった。昨年の夏に熱中させられた「消滅」で、もしかしてこの作家、彼じゃなくて彼女かもしれないぞと思い、ネット検索してみたら、本当に女の人だと気がついたのはほんの最近のこと。直木賞おめでとうございます、ついでに本屋大賞も、と喜んでいたのだけれど、サピエ図書館にアップされるのはまだ先のことと思っていたら、既にアップされてました。本当にありがたいことです。ボランティアの皆様、本気で読ませていただきます。

 昨夜の天気予報は最高気温32度といっていた。今、午後の風が音をたてて流れていく。天気予報を聞いてエアコンを冷房にセットしたんだけど、本当にスウィッチを入れるかどうかはまだわからない。それを決めるのは愛犬アルル。はあはあと息を荒げ、ボクを見上げると世間が涼しくなるとばかり思いこんでいる。そりゃ冷房を入れなきゃ仕方ないでしょう。けれどその当人、じゃなくって当犬のアルルがボクのベッドにひっくり返り、気持ちよさそうに寝息をたてているので、おそらくエアコンの出番はないでしょう。それにしても何たる爽やかな天気。もしかして、ボクが耳にした気象庁の発表は梅雨明け宣言の聞き間違いだったのかもしれません。

▲ 六月の爽やかな風本を読む

0611・日・入梅・

 本日は雑節のひとつ、入梅。けれども、このいい天気。気象庁は梅雨入りと宣言したけれど、早く撤回した方がよいのだと思います。

 窓の外が騒がしい。鳥たちが喧嘩をしているのだ。それが雀のようでもあるし、他の野鳥のようでもある。先日、コボちゃんが雀の喧嘩を目撃したといってたが、雀が激怒するとあんな声になるのかもしれない。でも明らかに雀ではない声もしている。どうやら異種の鳥たちが何かを争っているようなのだ。そういえばここ数日、やたらテリトリーを主張して鳴き回る野鳥の声がしていたが、もしかするとその野鳥の活動を阻害しようと街の鳥たちが結束して立ち上がったのかもしれない。鳥の世界にも新撰組とか山口組とか、いろいろと縄張り争いがあるのは当然のこと。今は可憐な姿をしてるけど、あの連中はティラノザウルスとかベロキラプトルとか、恐竜のなれの果てなのですから。

Tシャツ一枚になって過ごしていたら、裸にしていた左腕が痒くてたまらない。蚊のやつにやられたらしい。ついに蚊のアマゾネス軍団が本格的な活動を開始したのだ。女性に好かれるのは嬉しいけれど、蚊の女性からは嫌われていたいです。

▲ 大沢君スプレーしてねキンチョール
▲ あのふたりまた出てきたぞキンチョール

◇ バーチャル『奥の細道』コース  塩釜に到着、通過しました。
次は松島。松尾芭蕉が松島やああ松島や松島やと詠んだあの松島です。
その松島まであと、19,289歩です。

現在の歩数、1,044,711歩。三度目の徘徊です。
芭蕉の場合は俳諧ですが、ボクの場合は徘徊になります。
ごめんなさい。



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