全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年5月29日~6月4日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦ください。

0529・月・

 大変だ。上方落語の重鎮、あの米朝事務所のキーパーソン、桂ざこば師匠が倒れるというニュースが飛び込んできた。脳梗塞であるという。大丈夫だろうか。速やかに対処したということで、命に別状はないらしいのだが、復帰してからの語りに支障は出ないのだろうかと、心配でたまらない。実はボク、大ファンなのである。いちばん拝聴したい上方落語化が桂ざこばなのである。その昔、日本テレビのウィークエンダーでレポーターをやっていた頃から注目していたのである。テレビの人気者から落語家一本で勝負するようになってからはますます注目しているのである。ざこばの落語は人間国宝、あの米朝師匠のお弟子さんとは思えないほどの型破りでユニークなもの。常に落語の壁に挑戦している。だから不思議な笑いの世界へとボクたちをいざなってくれる。上方の落語家は努力家が多い。人気に溺れず、芸の精進を忘れない。芸の進歩のため、毎日の努力を惜しまない。だから期待を裏切ることもない。とボクは思っている。当初は大阪弁に馴染めず、苦手だった上方落語だが、有線放送の落語チャンネルで無数の上方落語を耳にしているうちにその面白さが理解できるようになっていた。ことに最初は難解と感じていた桂枝雀(しじゃく)師匠の爆笑落語にずぶずぶと、まるで底なし沼に引きずり込まれるようにはまってしまった。座席が確保できる限り、東京の落語会に出かけていった。そのお弟子、南光師匠の高座も拝聴した。枝雀師匠が亡くなったとき、ボクは涙を流して泣いた。そのことをボクは談志師匠にも打ち明けている。本当に悲しかったのだ。人間国宝、桂米朝師匠が亡くなってからは米朝事務所の大黒柱はざこば師匠の肩にかかっている。米朝事務所であとひとり、ざこばの高座を経験すれば、ボクは満足できるはず。自分勝手のようではあるが、ざこば師匠の完全なる復活を心よりお祈りし、ボクを満足させてくれることを期待しているのである。

 朝からまたまたのミサイル騒ぎである。それだから安倍晋三、嬉しくてたまらない。金正恩、次々に打ち上げて3週間連続、これで12発目だとか。不思議なのは森友学園問題とか加計学園問題とかで安倍政権の旗色が悪くなると必ず、金正恩がミサイルをぐち上げることだ。前からいってることだけど、もしかして安倍晋三と金正恩、お友だちじゃなかろうか。お友だちどころではなく、無二の親友かもしれない。夜な夜な長距離電話して、どんな独裁国家を築こうかなんて、未来の夢を語り合っているかもしれないのである。だってタイミングがよ過ぎるもん。

 噂の前文科省事務次官、あの前川喜平氏が夕方のTBSラジオ、デイキャッチに出演して様々な質問に解答した。公明正大で実にまともな人物であるという印象。身分を伏せて夜間中学やフリースクールでボランティアをするほどの教育熱心な人物、さすが文科省事務次官経験者である。出会い系の店に出入りしていたのは貧困調査のためだった、というのはただの言い訳でなく、本当のことだったことが充分に伝わってくる。この人物を悪者呼ばわりする政権や新聞社の方がよっぽど胡散臭いような気がしてならない。おそらく、番組でインタビューしていたジャーナリスト青木理(あおきおさむ)氏も同じ感触を抱いたのではなかろうか。そしてこの番組リスナー全体が前川喜平氏の応援団になっていくことも間違いないだろう。ぜひ国会で証言して、正しい国のあり方のため、現政権と闘っていただきたい。

 カープに勝てないジャイアンツが話題になっている。これまでの対戦でカープの8勝1敗。赤いヘルメット、広島の鯉軍団は読売巨人軍にまだ一度しか負けてないのだ。ということで、今年もまた優勝していただきたい。

▲ 国会でしかとしっかりしかとする

0530・火・

 今日は5月30日でゴミゼロの日。今日から6月5日までの1週間、ゴミ減量リサイクル推進週間とされているらしい。そういうことでボクのところにもリサイクル会社から電話があったのかしら。ま、さっきの電話はリサイクルはリサイクルでもゴミのリサイクルではなく、お宅にあるものでリサイクルできるような品物はありますか、というリサイクル。問われてみた瞬間、心に浮かんだことはリサイクルに値するようなグランド品が我が家には見当たらないこと。世間でいうブランド品が見当たらないこと。これまでの人生で愛した数少ないブランド品といえば、バーバリーとグッチ。筆記用具だとモンブラン。あとは何でもいい。店で勧められたもの、目についたものをホイホイ買ってしまう。だから電気製品なんかやたらソニーが多かったりする。という訳でリサイクル会社に喜んでいただけるような品物は皆目見当たらなかったのである。ま、いちばんリサイクルしてもらいたいのがこの自分なんだけどね。と、そうお答して電話を切りました。

 1972年の今日、日本赤軍の三人組がイスラエルのテルアビブ国際空港を襲撃。マシンガンを乱射し、24人を殺害、76人を負傷させた。実行犯のふたりは手榴弾で自爆、もうひとりの岡本公三(こうぞう)は逮捕された。そしてこの事件の影響でボクはひどい目に合うのである。その事件当時はまったく予定していなかったのだが、その夏、ボクは3か月のヨーロッパ放浪の旅に出たのである。鉄道旅行のその途中、ボクはひとりの旅連れを獲得するのだが、その男の名前が岡本こうぞう。要するに岡本もこうぞうも日本人には珍しくない名前なのだが、当時のヨーロッパ人には強烈な名前で、ボクの旅連れは税関にパスポートを見られる度に尋問され、すったもんだで汗をかきかき、自分は赤軍派とは何の関係もないことを弁明する。そういうことが連続して、この岡本という男、いい男だったんだけど、旅の途中で別れました。その後のボクはオリンピックの終わった直後のミュンヘンにもいくのだが、ここでも黒井九月によるテロ事件が発生する。この年は激動の年だったのだ。でもテロルに満ちている今のヨーロッパから考えればはるかに平和だったんだけどもね。

 暑い。だからセブンイレブンの冷やし中華が食べたくなる。アナウンサーの遠藤泰子さんがTBSラジオで宣伝しているセブンイレブンの冷やし中華が食べたくなる。セブンイレブンの最大公約数的おいしさは実に魔力的。ボクも見事にその罠につかまっているのだ。ああ、食べたいな。

 午後、アリーナドッグスクールのボス、訓練士のカンちゃんにお悔やみの電話をする。カンちゃんは神田豊茂さん。元盲導犬訓練士である。そしてカンちゃんが最初に手掛けた盲導犬がボクの盲導犬、アリーナだったのだ。それ以来、ボクとカンちゃんは強い絆で結ばれている。盲導犬アリーナが現役だった頃、カンちゃんは二代目アリーナと暮らし始めた。ボクが初代アリーナと恵比寿ガーデンプレイスでサイン会をしているとき、カンちゃんは二代目アリーナと突如として現れた。当時の初代アリーナは既に盲導犬を引退していて白いハーネスを装着してはいなかった。けれどもガーデンプレイスはそのアリーナを現役の盲導犬として扱い、入場を許可してくれていたのである。おそらく会場係りはカンちゃんの二代目アリーナも同様に考えてくれたのだろう。初代も二代目もアリーナはイエローラブラドールレトリバー。その初代アリーナそっくりのまだ幼い二代目アリーナは嬉々としてサイン会場へ飛び込み、そしてサイン会のテーブル越しに初代と面会、お互いを承認し合ったのである。初代アリーナが天に召されたのはその翌年、2004年の秋だった。そして今年、二代目アリーナが同じ14歳で虹の橋を渡ることになったのである。
 昨夜のことである。透析が終わってケータイをチェックすると留守電にメッセージが残されていることに気がついた。カンちゃんからだった。こんな時刻に何だろう。そして悲しみ。前日の日曜日、28日午後10時50分、カンちゃんのアリーナ2世が死んでしまったのだ。悪性リンパ腫だったという。発症から1か月で力尽きたという。アルルと仲良くしてくれたアリーナ、初代アリーナを思い起こさせてくれたアリーナ、ありがとう。虹の橋を渡ったら、ボクのアリーナと仲良く遊んでもらいたい。

▲ 真夏日になれば目につく冷やしそば

0531・水・世界禁煙デイ・

 イエローチョーク大作戦って聞いたことがありますか。イエローストーンではありません。黒板にコツコツと書いていく、あの白墨の黄色いやつのことです。そのイエローチョークを使った大作戦のことなのです。京都は宇治市のイエローチョーク大作戦をレポートしてくれたのはTBSラジオデイキャッチの時事芸人、プチ鹿島さん。プチ鹿島さんはお上品な芸人さんだからウンチを落し物と表現するんだけど、その迷惑物質、犬の落し物の周囲を黄色いチョークの線で囲み、そこに日付と時刻を書き込んでおくと、たちまち犬の落し物の不始末が激減したというレポートなのです。これ、最初は市の役人が朝夕の帰り道、ボランティアで始めたこと。あまりの効果に驚き、今は市民が引き継いで続けているとのことです。これで街から犬糞(けんふん)が消えてくれるなら安上がりでありがたい。スペインのマドリッドでは犬の糞が落ちていると、その横に空気でふくらます巨大なウンチの模型を置いておくらしい。そのウンチの模型の大きさ、なんと人の背の高さの2倍。ちょっと見たところ、家ほどもあるという。なんつうか、このセンス、よくわかんない。とてもラテン系のセンスとも思えないし、そもそもウンチの巨大おもちゃにどれだけ金がかかったのか、そればっかりが気になって仕方がないのです。

 何でもかんでも否定する安倍政権。嘘つきで駄々っ子の安倍政権。もうどうにもなりません。数の論理で押し通すのなら、数の論理が強行できないようにして差し上げるだけ。さあ、日本国民よ立ち上がれ。日本が民主国家であることを現実の形で安倍政権にお示しして差し上げようではありませんか。このままじゃ私たちの国はあのキツネさんみたいに悪賢い安倍晋三の独裁国家になってしまうのです。中国や北朝鮮みたいに名ばかりの共和国や民主国家になってしまうのです。
 それにしても野党がだらしないとは誰もが思うこと。民進党よ、もっと正々堂々としろよと、どうして自民党に迫らないのかと水曜デイキャッチのコメンテイター、近藤勝重先生がおっしゃっていた。与党がのさばるのも野党の攻め方が幼稚で知恵がないからだとおっしゃていた。それにしても最近の新聞や放送局、加計学園問題について、どうして世論調査をしないのだろう。国民のどれだけが安倍政権を信用してないか、その具体的数字を示してくれないのだろう。まさか忖度なんかしてないよね。このまま総理大臣が平気で嘘をついていると、国民の間でも嘘が当たり前になってしまう。それを見た子どもたちの間でも嘘が当たり前になってしまう。嘘つきは泥棒の始まりというけれど、嘘が当たり前になった国はいったいどこへいくのだろうか。

▲ 午後の窓犬のあえぎが遠ざかる

◆ 6月・水無月・
0601・木・上弦・

 今日は気象記念日だそうです。1875年、明治8年の今日、東京で気象と地震の観測が開始されたのを記念して1942年に気象庁が制定したということです。するってえと、明治8年より前の気象や地震のデータはこのよに存在しないってえことですかい。調べるとしたら、古文書しか頼りにならないってえことですかい。そりゃまた寂しいことではありやせんか。
 さて、今日から六月、衣替え。美しい女性の真っ白なブラウス姿はまぶしいものです。そして今日から値上げのあれこれ。葉書が値上げ、ビールが値上げ、バターが値上げされてしまう。上がらないのはオイラのギャラだけ。さぁ、便乗値上げに気をつけよう。と、そういうことで毎月一日、恒例の全国日の出と日の入りの時刻です。札幌の日の出は3時58分、日の入りは19時7分。仙台の日の出は4時15分、日の入りは18時54分。東京の日の出は4時27分、日の入りは18時51分。大阪の日の出は4時46分、日の入りは19時6分。福岡の日の出は5時9分、日の入りは19時23分。

 外でいきなりすごい音。土砂降りが始まったのだ。予報通りとはいえ、ひどいじゃないか。今日がお休みのコボちゃんは午後から散歩がしたかったのに、これじゃどこへもいけやしない。ボクもガッカリ、アルルもガッカリ。豪徳寺、山下商店街の鳥武(とりたけ)の焼き鳥が食べたかったのに。経堂駅前ラーメン店、光陽楼の雲呑も上海焼きそばも食べたかったのに。仕方ない。このままキーボードを叩いていよう。雨の日は雨音がキーボードをパンチするリズムに拍子をつけてくれるから。

 小池都知事が自民党を離れるといっている。まだそんなことをいっている。遅いんじゃありませんか。築地にするのも豊洲にするのも、決めるのが遅いんじゃありませんか。この人、要するに何でもかんでも遅いのです。だから用心しちゃうんです。

 ラジオからはオタマジャクシの噂が聞こえてきた。子ども時代、さんざん遊んでもらったあのオタマジャクシたちの噂である。子ども時代を振り返るとき、真っ先に浮かび上がるのが高田馬場と内幸町1丁目の東電社宅からの風景である。高田馬場の社宅は戦災を切り抜けて生き残った古色蒼然とした木造住宅。雨が降れば雨漏りがしたし、地震がくれば今にも崩れそうに音をたてて動揺したし、台風がくればこれが最後だと震えながら夜を過ごしたオンボロ家屋である。そこから移り住んだ内幸町の社宅は鉄筋コンクリートの四階建て、関東大震災が一度にふたつやってきても大丈夫という堅牢な建物で、ベランダからは銀座から新橋までの風景が一望できた。高田馬場から引っ越してきてすぐの夏の夕方、まだできたてホヤホヤの東京タワーに落雷したときの夕闇を横切る巨大なギザギザ、美しい稲妻を昨日のことのように思い出す。で、オタマジャクシの話である。鉄筋コンクリート四階のベランダからの東京ど真ん中のネオンの風景はボクに都会の「いろは」を教えてくれたけど、古い社宅の縁側から広がる庭の池はボクにリアルな遊び場を提供し、命のいろいろを教えてくれた。その最大の功労者が池に生まれたオタマジャクシたちだった。命のはかなさ、命の貴さ、そして命の驚きを具体的に示してくれた。透明なゼリーに包まれた無数の黒い卵のひとつひとつが泳ぎ出し、やがて水面はオタマジャクシの佃煮状態になっていく。それら泳ぐ音譜たちに手足が生え揃い、たった5ミリのカエルとなって池から旅立つまでの命のドラマを見せてくれたのである。今、彼らが提供してくれたたくさんの命の犠牲をボクは忘れない。そしてまた、その池を作ってくれた父親の姿もときどきは思い出すのである。

▲ 水面の黒い卵が泳ぎ出す

0602・金・

 ロシアが北方領土を返さないといっている。もしも返せば日本は米軍に基地を許すだろう。そうなったらロシアの安全はどうなるのだ。そうプーチンはいっているのだ。なんだ、アベちゃん。最初から騙されていたんじゃないか。馬鹿だな、アベちゃん。

 TBSラジオ「デイキャッチ」放送中の5時過ぎ、気象予報士が現在の湿度が18パーセントだといっている。これは機械の誤作動ではなく、東京が乾いた高気圧に覆われた影響であるらしい。昨年の今日も同じ現象が現れて、これは梅雨入り前の特徴であるらしい。六月って梅雨でじめじめしているイメージがあるけど、今ごろがいちばん紫外線が強かったりするんだよね。からりと晴れればとても気持ちがいいんだよね。意外に観光シーズンなのです。

 トランプ大統領、各国首脳にやたら自分のケータイ番号を教えているらしい。喧嘩してるはずのメキシコ大統領にも教えているらしい。いいのかな。こういう人に自分の国の大切な秘密情報や核ミサイルの発射ボタンを委ねたりして。そろそろ大統領の椅子から寄ってたかって引き摺り下ろされるんじゃなかろうか。ただ、こういう馬鹿が頂点にいると、民主主義の恐ろしさが見えてくるので、馬鹿は馬鹿なりの役目を果たしているんだと気づかせてくれる。ま、この世に無駄なものはないのだと、お釈迦様もおっしゃっていたじゃありませんか。確かそういってたよね。

▲ 六月の梅雨にならない今こそを

0603・土・

 今朝もNHKマイ朝ラジオを聴いている。リスナーからの便りに耳を傾けている。5分間前に届いたメールだそうである。その奥さんのキッチンのガラス窓には夜になるとヤモちゃんたちが現れるという。ヤモリのことである。15センチを最大に3匹もやってくるという。そして明かりに集まってくる小さな蛾たちをパクリパクリと器用に食べるというのだ。きっと可愛いだろうな。ボクもヤモリが大好きです。あの小さな目がたまらないのです。それにお手手も可愛い。まるで赤ちゃんのもみじの手みたいじゃありませんか。よくぞあんな手でピッタリと壁やガラスにはりつけるもんだと思います。スパイダーマンのお手本みたいです。

 1991年の今日、雲仙普賢岳で大規模な火砕流が発生した。親友の、元TBSの下村健一が命からがらスタッフを引っ張って脱出したあの火砕流である。そのときの音声と映像はその後何度もテレビで紹介された。TBSだけでなく、いろんな局で紹介された、それほどショッキングな映像だったのだ。消防団員や報道関係者が巻き込まれ、死者行方不明者は43名を数えた。下村健一の瞬間の判断がなければTBSスタッフもその数の中に加えられていたのかもしれないのだ。命からがら脱出した彼はその直後、結婚する。命の危機が結婚を決意させたのである。

 沖縄は梅雨の真っ最中だけど、東京はいい天気。窓を全開にしておくと子どもたちの声が窓の下を右から左へと移動する。遊歩道の向かいからは赤ん坊の泣き声もする。気持ちのいい午後である。そしてTBSラジオでは又吉直樹が久米宏と話をしている。小学生時代、学芸会の「赤ずきんちゃん」が東京弁であることを不自然に感じ、それを大阪弁に書き直させてくれと頼み、上演したところ大変受けて、それがきっかけとなり、書くことが大好きになったという。サッカー少年がお笑い芸人に憧れ、やがて作家になっていくその不思議を久米宏が解いていく。巧みな聞き手が人生を浮かび上がらせる。素敵な30分間だった。

▲ ソーダ水子どもの声が走り去る

0604・日・

 1989年、平成元年の今日、中国北京で天安門事件が勃発した。人民を解放するはずの軍隊が実力行使で天安門広場に集まった民主化を求める人民や学生を鎮圧、多数の死傷者を発生させたのだ。その数は数知れず。けれども中国政府はその数を正しく伝えていない。共産党独裁がその本質を明らかにした瞬間、とボクは理解している。天安門広場を思うとき、ボクはその広大な広場の夕方、大きな鳥の形の凧を一心に上げていた老人の姿を思い出す。あの頃の中国は純粋な社会主義国家だった。中国はいつ、その本質を変貌させてしまったのだろうか。今は中国も嘘つきだし、トランプも嘘つき、そして安倍政権も嘘つきで、世界中が嘘つきだらけになっている。権力を手にすると、いかなる嘘をついてもかまわない。少なくともこれら三つの政権はそう想いこんでいるようだ。

 イギリスでまたまたテロが発生した。ロンドン橋でクルマが暴走。次々に人をはねた直後、クルマを飛び出した男たちがナイフでマーケットやレストランの人々を襲撃、次々に傷つけていった。ロンドンでクルマが歩道に乗り上げ、暴走したという大一報を聴いた瞬間、これはテロに違いないと直感した。このようなとき、ボクらはいったいどうしたらよいのだろう。国と国、人と人の連係をはかる。そういう言い方は簡単だけど、そうすればするほどテログループはいきり立つのではないだろうか。卑劣なテロに対してボクらはまったく無力であるような気がしてならない。ボクは初めてイギリスに渡ったとき、生まれて初めての被差別体験をした。白人至上主義の都市において、有色人種であるが故の差別を受けたのである。ボクは殺意というものを一度も感じたことがない。けれども差別に対する怒りは感じる。卑劣な行為だと思う。そしてその怒りがパーソナリティーによっては殺意に変わることを余寒する。もしかしてテロの行為者たちも、こうした経験を重ねてきたのではないだろうか。テロが卑劣であると同様、また差別も卑劣で理不尽な行為なのである。われわれは卑劣なテロを憎むだけでなく、その温床となり得る差別という行為も同時に憎む必要があるのだと思う。

 プロ野球、交流戦が面白い。いつもはパリーグばかりが勝利してるのに今日はセリーグが頑張った。セリーグで敗北したのは読売巨人軍だけだったのだ。巨人軍はこれで10連敗。こう負けが続くと猛烈なるアンチジャイアンツのボクも監督のタカハシ君が気の毒でならなくなる。今年こそと、うんとお金をかけて選手を補強したはずなのに、選び方がまずいのか、それとも使い方がまずいのか、よくわかんない。ま、そのあたりはフロントや監督とでよく話し合い、責任のなすり合いをやってください。

▲ カッコーと啼いてそのまま呼ばれけり



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