全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
プロフィール

emunamae

Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



リンク

このブログをリンクに追加する



カテゴリ



最新記事



検索フォーム



月別アーカイブ



RSSリンクの表示



QRコード

QRコード



最新トラックバック



2017年1月23日~29日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから30年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦ください。

0123・月・

 今日も寒いとの予報だけど、今頃が一年間でいちばん寒い時期なのだ。その証拠に1902年の今日、旧陸軍が八甲田山の雪で遭難している。兵隊さんも冬将軍にはかなわない。あのナポレオンもかなわない。神風も大和魂もかなわない。そんなもんに頼っていたからあのアメリカに敗けたのだ。

 今朝のラジオは45代アメリカ大統領、あの爆風トランプと、72代横綱、稀勢の里の話題で持ち切り。トランプには早く引退して世界を救ってほしいけど、稀勢の里には頑張って、相撲協会を助けてほしい。それにしても安倍政権、トランプ就任に狙いをつけて日米結束の絶対性をアピールしてるけど、額から冷や汗が落ちてはいませんか。そうだよね。あの頃は誰だってトランプが大統領になるなんて思ってもいなかったもんね。
たった140文字のツイッターで世界を右往左往させたり、日本人にもすぐにわかるような英語で就任スピーチをするなんて思わなかったもんね。幼稚で非科学的な知識と古くて頑固な偏見で政治を行うなんて思わなかったもんね。そんなトランプを相手にするためには大人の態度が必要なんだけど、うちのアベちゃんにそれができるのかしら。心配だなぁ。

 ときどき聴いてるNHKのみんなの歌だけど、今朝偶然聴いたのは「回転木馬とボクと猫」。瞬間にして心を奪われた。言葉も曲も歌もいい。やさしいやさしい気持ちになれて、猫がますます好きになって、もうたまりません。朝からずっと聴いていたい気分です。そしてまた聴けるといいんだけど、今月ももう終わってしまうから、もしかしたらもう聴けないのかもしれない。

▲ 春待ちの峠を越える寒さかな

0124・火・

 アメリカでトランプへの抗議の声が高まっている。ピンクのお帽子をかぶった女性たちがデモ行進をやらかしてる。プシーキャットでなくてプシーハット。ピンクの耳の猫型キャップ。猫型ロボットじゃないよ。これって女性器を象徴するんだってさ。色っぽいね。そんなことしてるとトランプさんに鷲掴みにされちゃうよ。いやぁね。本当にこの政権、いつまでもつのかしら。もたないような気がするんだけど。それってボク個人だけの願望ではないと思う。お立場のある方々は皆さん慎重に発言しておられるけど、好きと嫌いだけは自由に発言していいんだと思う。本当の自由のためにもトランプ勢力と闘うべきなんだと思う。

 笑っちゃう。中国の国際窃盗団はピンクパンダというんだって。ピンクパンサーではありません。さすが中国。ここでもパクってる。でも、考えてみれば当たり前。なんせ窃盗団だもん。

 日本海側では大雪の被害が続出している。中でも心配なのが鳥取県での雪の中の大渋滞。トイレはどうするのだろう。食糧はどうなるのだろう。そもそもガソリンがなくなったら凍死しちゃうんじゃなかろうか。裏磐梯のペンション絵夢で雪の経験は様々としてきたけれど、本物の吹雪は何も見えない、動けない。ラジオは不要不急の外出を避けるように呼びかけているけれど、それは本当にそうなのだと思う。吹雪の夜は炬燵から出ない方がいいんだと思う。

▲ しんしんと雪の底なる大渋滞

◇ バーチャル熊野古道コース 浜ノ宮王子を仮想参拝、通過しました。
次は熊野速玉大社。あと18,618歩です。現在の歩数、160,982歩。
3周目をうろついております。

0125・水・初天神・

 1902年の今日、北海道は旭川でマイナス41度を記録した。これが気象庁の最低記録であるらしい。ボクの経験した最低気温はせいぜいがマイナス15度。それでも息をすると鼻毛が凍る。だからマイナス41度なんて、とても想像できないのだ。鼻毛どころか、心臓の毛まで凍ってしまうんだろうね。

 訂正でんでんって何だろう。NTTを訂正して電電公社に逆戻り、という話だろうか。そうではないらしい。どうやら官僚が書いてくれた答弁原稿の「訂正云々」を読めなくて、「ていせいでんでん」と読んでしまった誰かさんがおられるらしいのだ。ま、小学生だったら可愛いけれど、それが日本の総理大臣だから笑えない。笑っちゃうけど笑えない。そういう人だから恥ずかしくもなくトランプと仲良くできるんだと思う。

▲ 云々をでんでん読めぬ寒さかな

0126・木・

 朝の9時から胃カメラなんだけど、早朝4時に目覚ましをかけて、ラジオ深夜便を聴いている。明日への言葉を聴いている。というのは昨夜、こんなメールが届いたからだ。

ナマエさま、こんにちは。
インフルもすっかり治ったようです。
さてさて、我ら日食ハンター仲間の神さま、オオゴエさんが、ラジオ深夜便に出ます。
今日が明けて、木曜日の早朝4時からです。
良かったら聞いてみて下さいませ。
国立天文台広報普及員の大越治さんが日食について語ります。
ところで、大越さんがラジオ深夜便にでる事は、大越さん本人からの情報ではないのです。(とても寡黙な方なので)
大越さんも入っているメーリングリストのメンバーが教えてくれました。
「ラジオ深夜便の番組表を見ていたら、たまたま見つけたので皆に報告します」 と
の事。
よく見つけたなあ。会のメンバー恐るべし 
きっと今朝のリスナーは、数100人増えましたよ。

以上のメールである。送り主は望月税理士。あの日食フリーク、我らが絵門組の望月税理士である。このメールのおかげで、今朝のリスナーがもう一名増えたのである。そして番組はとても興味深いものだったのである。
 日食についてボクには何も語る資格はない。望月さんや大越さんのように皆既日食については何も経験がないのである。ただし知識だけはある。というのは子どもの頃から漫画や小説で日食に対する興味を刺激されてきたからである。そしてその現象が人々を驚愕させ畏れさせるものであることに驚きを覚えていたからである。そして望月さんや大越さんのように一度でも皆既日食を体験すれば、その現象で人生を変えられてしまうほどの強烈なインパクトを与えられ、生涯に渡って日食を追跡して地球上を徘徊するようになるだろうことは容易に想像できるのである。
 いつだったか、東京地方に部分日食が予告されていた日野出来事である。ボクはコボちゃんと盲導犬アリーナと散歩に出ていた。日食観測ガラスを手にした子どもたちがすぐ近くを通り越していく。そのときだった。いきなり空気が変わった。鳥たちが啼きやんだ。ボクは日食を直感し、子どもたちに呼びかけた。
「ねぇ、太陽を見上げてごらん。もう日食が始まってるはずだよ」
 そしてその通りだったのである。地球と太陽の間を月が通過するだけなのに、そのことを地上の生き物たちは敏感に感じるのだ。そしてこのボクも感じていたのである。たとえ部分的であっても、日食とはそれほどの現象なのである。

▲ 追いかけてマフラー渡すお母さん

◇ バーチャル熊野古道コース 熊野速玉大社を仮想参拝、ついにゴールへ到着です。
くだらん遊びへのお付き合い、本当にお気の毒様です。
ありがとうございました。

現在の歩数、179,600歩。熊野古道コース、3周目を走破です。

ドコモの陰謀により、次回よりまたまた奥のほそ道コースを歩き始めます。
これは本当に長旅です。頑張ります。
わはは。

0127・金・

 今朝の日の出は6時45分。まだまだゆっくり、である。そして日の入りが17時3分。やっと午後5時を超えてきた。まだまだ断然昼間が夜に敗けている。今日の予想最高気温は16度と温かい。頑張れ太陽。北風なんかに負けるなよ。

 米国がメキシコ国境に壁を作ると朝から大騒ぎをしている。本当に作るのだと大騒ぎをしている。万里の長城ではあるまいし、馬鹿じゃなかろか。トランプ、お前は秦の始皇帝か。きっと日本人ならいうだろな。あれはトランプの馬鹿の壁だと。でもね、トランプさん。忘れてはいけないよ。壁を作ろうが塀を作ろうが、人は心に翼をもって、どこまでもはばたいていけることを。

▲ まだ春じゃないよと諭す親すずめ

◇ バーチャル『奥の細道』コース 深川を出発しました。
芭蕉も曽良も一緒ですからゴールまで楽しんで歩きます。
次は千住です。あと、20,094歩です。
現在の歩数、9,906歩。3周目に挑戦いたします。

0128・土・新月・

 今朝もNHKラジオのマイ朝ラジオ、今日は何の日を聴いている。1948年といえばボクが生まれた年だけど、その年の今日、こんな事件が起きていて慄然とする。瀬戸内海で定期船の女王丸という船、401トンが米軍の機雷に接触して沈没、死者行方不明者188人という悲劇が発生していたのである。その当時、米軍が落とした機雷がまだ瀬戸内海をふらふらしていた、ということなのだ。雷は雷でも地雷や機雷は地震や火事よりはるかに恐ろしいし、ましてや雷親父なんて足下にも及ばない。 いくら桑原桑原を唱えても失われた命は戻ってこないのである。

 午後は超絶技巧の天才バイオリニスト、川畠成道さんのご招待をいただいて、彼のニューイヤーコンサートにきている。エスコートは絵夢助人(えむすけびと)さん。クラシックの音楽家は誰も人間業とは思えない技巧を聞かせてくれるものだが、川畠成道さんの演奏は瞬間にして聴衆を神の領域にまでワープさせてしまう。どれだけの精進を重ねればそれが可能になるのか、まるで想像もつかない。
 呆然と休憩時間を過ごしていたら日本点字図書館の田中徹二理事長、美織さんご夫妻や毎日新聞の川俣京子さんとパラリンピック水泳金メダリストの河合純一さんに声をかけていただく。河合純一さんについてはつい先日ラジオのニュースでそのご活躍を知ったばかりだったのでその偶然に驚いた。河畠さんの用意してくださった座席は目立つ席であったのだ。

 紀尾井ホールを出て懐かしの清水谷公園へ。この界隈、四ツ谷駅周辺の上智大学も桜並木の土手も、紀尾井町も永田町も麹町もどこもかしこも思い出の場所。そう。ボクは小学校時代も中学校時代もこの界隈で友人たちと過ごしてきたのである。幸いなことに風もなく温かい。清水谷公園でのウェルカムメッセージの撮影には好都合。絵夢助人(えむすけびと)さんのキューでしゃべろうとしたら雀の大集団が一斉に囀り出して撮影中止。いつから清水谷公園は雀のサンクチュアリになったのだろうか。でもよかった。雀たち、どんどん元気になーれ。
 さて、雀たちが静かにしてくれてる間にボクは一気にしゃべり出す。
こんにちわ、エム ナマエです。
本当のことよりもまさかのデマで大統領が決まってしまい、
嘘のニュースで国民投票が揺れ動く。
ポストトゥルース、SNS。
民主主義を失いたくないのなら、ボクらは理性的でありたいものです。
そして情報にもっとお金をかけたいものです。
どんどん、本を読みましょう。
毎日毎日読みましょう。
教養の不足した自由や権利は暴走をしたがるからです。
権力や財力が暴力であってはなりません。
海の向こうで、無知で非科学的な大統領が誕生して
これから地球という船はどこへいくのでしょう。
たとえ目の前で、どんな馬鹿騒ぎがあっても
地球の裏側の、小さな事件も忘れたくはありません。
出来事はそれ以上でも以下でもないし
本物は古くもなく新しくもないからです。
生きていれば、わからなかったことが、いつかわかるようになるかもしれません。
悲しいけれど、わかる人にしかわかりません。
そして人間はわかるときまでわかりません。
ですから話しを聞かせてください。
これからも、どうぞ話を聞かせてください。
よろしくお願いいたします。

 ここで撮影終了。この映像は絵夢助人さんの手によってエム ナマエ公式ウェブサイトにアップされていますので、よろしければどうぞご覧ください。

▲ 寒雀団子になって暖を取る

0129・日・

 日曜の朝のお楽しみは文化放送の志の輔(しのすけ)ラジオ「落語でデート」。今朝のお相手は往年のDJアイドル、ちくらまりさん。懐かしいラジオパーソナリティーである。ボクのラジオ世界におけるアイドルは小俣雅子さんだったり小森まなみさんだったりするが、彼女たちとは今も仲良しであるが、ちくらまりさんとはまだお会いしたこともない。あはは。まりさんは外交官と結婚されて海外暮らしが長かったそうなのだ。だから簡単にお会いすることができなかった訳だ。未亡人になってからは父親のちくら書房の経営に参加して素敵な絵本を出版されているという。ここ最近になって文化放送で再び語りを初めておられるとか。ご成功をお祈りしたい。今朝の落語は初代柳家金語楼。あの大スター、NHKテレビ、ジェスチャーで一世を風靡したあの柳家金語楼師匠である。出し物は1956年録音のNHK音源で「きゃいのう」。外題だけで中身を想像するのは困難だが、中身をいくら知っていても説明の難しいストーリーもある。要するに売れない歌舞伎役者の話なのである。

 爆風トランプが国境問題で暴れまくっている。人種差別の風を吹かせまくっている。たったひとりの馬鹿のおかげで世界中が混乱するのは、その馬鹿がアメリカの大統領という椅子に座っているからだ。その馬鹿が白人優位主義に汚染されていて、それが愚かしい行為であることに気がついていないからだ。そして悲しいのは、そんな馬鹿を排除するのに民主主義が機能していないことだ。愚かなる主権者たちは民主主義を地獄の扉を開く鍵としてしまう。そしてそう遠くない過去にそうした歴史があったことを愚かなる主権者たちは学んでいないのである。

▲ 春よこい丸くふくれる枝すずめ

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する




FC2 Blog Ranking