全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年1月16日~22日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから30年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦くださいませ。

0116・月・藪入り・

 寒い。そして今日は藪入りである。この季節、寒いことはよく話題に上るがこの時代、藪入りが話題になることはまずはないだろう。けれども落語の世界では平成の今でも藪入りに熱い視線が注がれる。民主主義の時代であれば中学生になるかならないかのあどけない子どもたちを、落語の世界では他人の家に奉公に預けるのである。他人の釜の飯を食わせるのである。預けた以上、もう家には帰れない。奉公に慣れるまでは帰れない。そして今日は奉公に出した息子が藪入りで初めて里帰りする日なのである。さぁ、昨夜から父親はそわそわ眠れない。今は何時だ、何時になったと時計ばかり見上げている。母親に、まだ夜は明けないか、昨日の今頃はもう明けていたと大騒ぎをする。飯を焚け、焚いたら冷ますなとうるさいったらありゃしない。と、初めての藪入りのエピソードを名人たちが温かい心で語ってきた。録音でしか聴いたことがないが、やはり三代目の三遊亭金馬の「藪入り」が秀逸だと思う。笑った後は必ず目頭を熱くさせられる。そして実際の高座で感動したのが東大柳家小三治師匠の「藪入り」。ご存じ人間国宝だった先代柳家小さん師匠のお弟子さんである。20世紀最後の藪入りの日に紀伊国屋ホールで小三治師匠の「藪入り」を拝聴したことがボクの自慢のひとつである。小三治師匠の演じる子どもがたまらないのである。小さん師匠に次いで人間国宝になられてから、師匠はどんな「藪入り」を演じておられるのだろう。もしかしたら今日もどこかで演じておられるのかもしれない。だとしたら、今日の客が羨ましい。

 さて、大相撲初場所である。白鵬が連敗したのである。そして稀勢の里も負けたのである。全勝がいなくなり、一敗と二敗の力士が並んでいる。さぁ、どうなる。どうなっても、面白くなってきたのは間違いない。

▲ 手の平にコーヒーカップ冬の底

◇ バーチャル熊野古道コース 円座石を仮想参拝、通過しました。
次は越前峠。あと8,852歩です。現在の歩数、117,548歩。
3周目に挑戦しておりまする。

0117・火・

 東京都のインチキ調査がどんどん明るみに出てきて腹を立てている。石原や舛添の時代、都庁は何をやってきたのか。渦巻く陰謀、現れる汚染物質。ベンゼンは79倍で、あってはならないシアン化合物。そんな土壌へ築地から魚河岸を移転させようとしているのだ。工場移転の話ではない。東京都の台所を移転させようというのである。都民を騙して移転させ、危険にさらそうとしていたのだ。そう思われても仕方がないのだ。世界でいちばん旨いはずの江戸前寿司が毒物で汚染されるかもしれないのだ。これが腹を立てずにおられますか。冗談じゃない。ここははっきりさせていただきやしょうと、江戸っ子風にいきがって見せやしょう。

 お休みのコボちゃんを誘って、退屈してるアルルを誘って、羽根布団で丸くなってるトラネコミミコには黙って、豪徳寺まで散歩に出る。山下駅前商店街、「とりたけ」の炭火焼の焼き鳥が食べたくてたまらなくなったのだ。夕方だからお散歩のワンちゃんたちと次々に挨拶をしてると、やがて世田谷線の踏切の音がしてくる。山下駅を通り越し、商店街を歩いていくと、炭火のいい香り。うわお。焼き鳥はやっぱり炭火です。たれです。ボクは江戸っ子ですから通ぶりません。塩なんかお呼びじゃない。やっぱり焼き鳥はたれですよ。たれなんですよ。たれの旨さのわからんやつは馬鹿たれなんですよ。てやんでえ、文句あっか。

▲ この島のどこかに今日も雪が降る

0118・水・

 未明のラジオ深夜便は須磨佳津江さんのDJによる山口百恵特集。やっぱりよくて、たちまち彼女の歌が欲しくなり、プレクストークに彼女のアルバムをダウンロードしてしまう。これでいつでも聴けるようになった訳だ。ボクには自慢なことがある。それは楽屋で山口百恵さんからフレッシュの苺を手渡されたことである。そしてその場でその苺を口に放り込んで咀嚼したことである。彼女のデビュー当時、ボクは芸能イラストルポライターだったのである。百恵ちゃん、素朴で普通の女の子だった。それがあっという間に大歌手になって、今朝の放送でその理由がよく見えてくる。須磨さんの紹介の仕方がいいのです。月刊ラジオ深夜便を読んでいたら須磨さんが六義園について書いていたけど、彼女の教養深さが滲み出ている文章だった。須磨さん、またお会いしたいです。

 さて、大相撲初場所の話題が続きます。稀勢の里が遠藤の挑戦を退けました。強さを見せつけています。けれども世間は優勝という言葉を禁句にして彼の優勝を祈願しています。ということは本気で祈願している、ということなんです。つらいとこです。ま、今場所こそは、なんです。なんせ悲願といわれて久しいですから。

 米軍の戦闘機、F35・垂直離着陸ステルス戦闘機が山口県に配備されるらしい。アメリカ国外では初めてのことと聞く。狭い国土の日本、山岳部や森林の多い日本ではイギリスが開発したハリアー戦闘機のような垂直離着陸タイプが理想的と思っていたのだが、アメリカの義理があってか、自衛隊は購入の気配さえ見せなかった。さて、ステルス戦闘機F35を航空自衛隊はどれだけ配備できるのだろう。ステルス性能よりも垂直離着陸に興味がある。日本の山岳地帯にトンネルを穿ち、そこを秘密基地にして他国からの侵略に備える、なんてウルトラ警備隊みたいな空想をしてるんだけど、笑われてしまうかな。専守防衛であっても中立であっても重武装は必要でしょう。ミサイルに対する防護能力も反撃能力も必要でしょう。だからといって平和憲法を捨てることはない。ステルス戦闘機を導入しても捨てるす必要はない。ステルス必要はない。なんて、話しが違ってきました。すいません。

▲ 寒い朝猫が抱きつき引き留める

◇ バーチャル熊野古道コース 越前峠を仮想参拝、通過しました。
次は舟見峠。あと9,019歩です。現在の歩数、128,581歩。
よろけながらも3周目を歩いております。

0119・木・

 不人気なトランプである。就任式も盛り上がらないだろう。代わりに盛り上がっているのがボイコットの空気。トランプの支持率が44パーセントで、不支持率が51パーセント。就任式を直前にした大統領としては、この40年間で最低であるらしい。引退直前のオバマの支持率は60パーセントで、歴史上4番目の高人気であるとか。大統領選のリターンマッチというのはないものかしらね。やっちゃえばいいのに。

 大相撲初場所は稀勢の里も白鵬も安定していて、さて、どうなるのだろう。直木賞は恩田陸さんに決定してよかった。週刊朝日の連載で彼女の作品に魅せられ、昨年は「エンドゲーム」や「光の帝国」という常野物語(とこのものがたり)シリーズや、力作「消滅」、短編集「私と踊って」、「不連続の世界」などと、次々に読破していっただけに、今度こそはとボクも期待していました。これで稀勢の里が優勝してくれたらいうことなし、なんだけどな。あ、それって禁句でした。

▲ 凍て空に烏がひとり旅してる

0120・金・大寒・下弦・

 東京に雪の予報が出ているが、さて、これからどうなるのだろう。アメリカ大統領就任式の予定だが、さて、これからどうなるのだろう。大寒とはいえ、日本もアメリカもあまり寒くなってはもらいたくない。コメンテイターの皆さんからも新しい大統領に期待しているような論調が聞こえてこない。むしろその暗殺を期待しているように聞こえてくるのはボクの偏見なのだろうか。それともボクの期待なのだろうか。今夜の就任演説で何か新しいことが出てくるとは思えないが、正式な大統領になったら夜中のつぶやきだけはストップしてもらいたい。でもこの人、本当にアメリカの大統領をやっていけるのだろうか。どうもそれだけの理性と教養を感じられない。アメリカファーストといってるけど、本当はマネーファーストなんだと思うよ。

 大相撲初場所で稀勢の里が豪栄道に不戦勝。これで稀勢の里は唯一、一敗をキープした。混戦模様を見せてきた初場所ではあったが、ここにきて二敗力士が次々に敗けている。これまでは誰よりも稀勢の里の優勝を願っているくせに、裏切られ続けてあきらめ癖がついてしまい、まるで期待してないような顔をしていた相撲ファンが、稀勢の里の優勝の一言にかけていた掛け金(かけがね)を、周囲の顔色をうかがいながら、そろそろと外し始めているようである。そしてボクも、もしかしたらと思い始めているのである。

▲ 今日もまた雪の予報に脅えてる

◇ バーチャル熊野古道コース 舟見峠を仮想参拝、通過しました。
次は熊野那智大社。あと6,218歩です。現在の歩数、140,382歩。
3周目をぐるぐるしていまあす。

0121・土・

 大相撲初場所で稀勢の里が逸ノ城に勝利して、白鵬が貴乃岩に敗北して、明日の千秋楽を待たずして稀勢の里の初優勝が決定した。予測していなかったのか、それとも期待が大き過ぎたのか稀勢の里、周囲を囲んだ記者たちのインタビューに声が出ない。泣いているのか稀勢の里。嗚咽してるのか稀勢の里。そうだよね、そうだよね。本当に口惜しい思いをしてきたもんね。モンゴル相撲にコケにされてきた日本の相撲ファンも口惜しい思いをしてきたもんね。どうか今夜をゆっくりと寝て、明日の白鵬戦で男になって、堂々と横綱へのパスポートを手にしてちょーだいね。

▲ 横綱の春すぐそこに稀勢の里

0122・日・

 いよいよ大相撲初場所の千秋楽である。そして稀勢の里は白鵬を破って横綱昇進を確実にしたのである。涙の優勝インタビュウに日本中が、よかったねと祝ってる。出身地の茨城も大騒ぎ。しばらくは横綱セールで盛り上がるのだろう。稀に見る勢いでなく、勢いが稀な稀勢の里とか、いろいろといわれてきた稀勢の里だが、綱を張れば一気に貫禄がついて、ガラスのハートのイメージをガラガラヘビみたいに脱皮して、立派な横綱になってくれるものと大相撲ファンはみんな期待してるのです。ボクも期待してるのです。手の平返しで期待してるのです。ごめんね。

 知能指数の高さを感じさせないトランプの就任演説で退歩するアメリカ。それでも数百万の反トランプデモで退歩しないアメリカも存在する。女性、黒人、移民、性的マイノリティー。抑圧から解放されつつあった少数派が自由と平等を訴える。マドンナも声を上げる。アメリカは芸能人でもマイノリティーでも堂々と自分の意見を前面に押し出していく。ここは日本の芸能人も見習っていいような気がする。表現活動をするエネルギーがあれば、リスクを恐れる必要はないだろう。
 アメリカファースト、アメリカファーストと今更のようにスピーチしているトランプだけど、アメリカファーストなのは黒船来襲の頃から日本人ならよく知っている。クジラを捕るふりをして日本に開国を迫り、不平等条約を締結させてその状況を日常化させ、ことあらば圧力をかけ続け、最終的には日本に真珠湾を奇襲させ、それを口実に日本列島をアジアの前線基地にしたやり方を見れば、アメリカはいつだって自分がいちばんで、他国は自国が反映するために存在すると考えてきた。けれどもトランプ以前は自国本意主義をオブラートに包み、キリスト教風にスマートにやってきたからどこも黙っていたのだ。けれどもトランプは馬鹿だからガマンしない。そしてガマンしないトランプに対して国際社会がどう反発するのか、そこが心配のタネである。喧嘩なんかしないとよいのだが。そして国家間の喧嘩というのは戦争のことなのである。

▲ 気がつけばいつかまわりはデモの壁

◇ バーチャル熊野古道コース 熊野那智大社を仮想参拝、通過しました。
次は浜ノ宮王子。あと12,015歩です。現在の歩数、147,385歩。
3周目をうろうろしているところです。



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