全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年1月9日~15日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから30年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦ください。

0109・月・成人の日・

 成人式と耳にすると思い出す風景がある。渋谷駅から西武デパートを通り越し、本のデパート大成堂を右に見てから左折して、渋谷公会堂に向かう公園通りの風景である。その日、ボクはバイトで手に入れたベージュのコンティネンタルスーツに身を包み、喫茶店、時間割を横目に見ながら歩を進めていた。急がなくてはならない。遅刻しそうなのである。いや、もしかしたら寒かったから急いでいたのかもしれない。若かった。もしも今だったら、とてもスーツひとつで街は歩けないだろう。成人式の舞台で誰が何をしゃべったなんてまるで覚えてはいないが、成人式が嬉しかったことだけはしっかりと覚えている。けれども思い出の渋谷公会堂はもう存在しない。CCレモンホールなんて名前にされてから、今は老朽化を理由に壊されてしまったのである。渋谷の景色も変わってしまった。ボクの成人式はどんどん過去の彼方に埋没していくのである。で、今のボクにとっての成人式といえば長野県無言館におけるゴールデンウィークの成人式。今年も正式に参加を要請されている。無論、新成人としてではない。お祝いのためである。そこで皆さんにお伝えしたいことは、おめでとう。20年間、よくぞここまで死なせずに育ててこられました。そして、よくぞここまで生きてこられました、ということである。今年もまた無言館の庭で会いましょう。

▲ 蟹股じゃ晴れ着が泣くよお嬢さん

0110・火・110番の日・

 大相撲初場所が気になって仕方がない。日馬富士(はるまふじ)が連敗している。そして遠藤が勝てない。そんな中、稀勢の里が黙々と自分の相撲をとっている。でも期待はしないんだもんね。するとまた、負けちゃうんだもんね。

 少女像問題で韓国から日本大使が召還されてしまった。いいのかな、そんな前のめりで、アベちゃん。お隣の大統領問題の解決を待ってもよかったんじゃなかろうか。大使を呼び戻したりして、少女像設置という市民レベルの問題を国家間の問題にまでレベルアップさせてしまっただけなんじゃなかろうか。レームダック状態の韓国大統領には、国家どころか、市民をコントロールする力もないのである。約束を守れない国も市民も困りものだが、少女像の設置については国家間の問題の手前で止めておくべきだったような気がする。過去の事実は変わらない。けれども歴史に対する解釈は時代によって移り変わる。過去に日本が加害者であった事実を永遠にネゴシエーションの材料にしようとする韓国国家と国民を相手にするとき、日本はどこまでも冷静であるべきなのだ。そして過去のこととはいえ、日本が加害者の立場にあったことを大人の態度としてわきまえておくべきなんだとも思うのである。

▲ この餅を今日はどうして食おうやら

◇ バーチャル熊野古道コース  熊野本宮大社を仮想参拝、通過しました。
次は湯峰王子。あと945歩です。現在の歩数、80,055歩。
3周目を挑戦しているところです。

0111・水・鏡開き・

 今朝の日の出は6時51分、そして日の入りが16時47分。まだまだ昼間より夜の時間が勝ってます。

 猫を抱いて気持ちよく仮眠してたらデスクの上でコール音。受話器を取ったらいきなり商品名を連呼された。女優さんか声優さんみたいに若く美しい声である。魅力的な声である。思わず反応してしまう。
「あの、これ、何の電話ですか」
「はい。地域の方々に目のビタミンをお勧めしているところです」
「ああ、そうなんですか。でも、すいません。私は全盲なんです。さようなら」
 自らの不運を嘆きつつ、ボクは受話器を置いたのである。

▲ 空腹に鏡開きの餅を焼く

◇ バーチャル熊野古道コース  湯峰王子を仮想参拝、通過しました。
次は百間ぐら。あと21,303歩です。現在の歩数、81,697歩。
3周目を挑戦している最中です。

0112・木・満月・

 日本時間の未明、トランプタワーの記者会見で爆風トランプがダメ大統領ぶりを発揮した。今まで逃げに逃げて、初めて実現した記者会見で何の具体策も示せず、ただ記者たちと喧嘩しただけという印象である。なのに本人は恥とも思っていない様子なのだ。もしかしたらプーチンにとんでもないセックススキャンダルを握られているかもしれないのに、それら情報もすべてフェイクニュースと決めつけた。とはいえ、こういう大統領に対してもメキシコに工場は作りません、なんて胡麻をすっている自動車メーカーもある。困ったもんである。恥を知らない馬鹿をこれ以上増長させてどうすんだよ。トランプはアメリカの愚かさの集約じゃないか。民主主義のリスクの象徴じゃないか。ジャマイカはアメリカのお隣じゃないか。魔法使いでも魔術師でも詐欺師でも漫才師でも何でもいい、誰かこのトランプを消してくれ、ジャマじゃないか。

▲ トランプの出る目に右往左往する

0113・金・

 今日は13日の金曜日です。お正月なのに、です。日本人は神道を崇め、仏壇に手を合わせ、各家庭にクリスマスツリーが飾られ、ハローウィンには軒先にカボチャを吊るすような国民性ですから、そんなことを気にするのです。え、誰も気にしてないって。すいません。

 またまた大相撲初場所の話題である。大関では稀勢の里ひとりが順調で、残りはとても大関とは思えない成績。横綱では日馬富士(はるまふじ)も鶴竜も連敗続きで、横綱らしいのは白鵬ひとり。という訳でここまで、全勝は白鵬と稀勢の里だけとなる。次第に優勝争いの概要が見えてきたけど、稀勢の里と優勝を関連付けるようなことをいうと、たちまち負けるのが稀勢の里だから、それは忘れた方がいい。なんせ、白鵬はおつりが返ってくるほど優勝してるけど、稀勢の里はただの一度も優勝したことがないのである。力はあるけれど、ガラスのハートが邪魔しているのである。

 うちとこのアベちゃん、フィリピンに出かけていってドゥテルテ大統領に5年間で1兆円の約束をしてきた。人の金だと思うと気前よくなれるよな。豆腐屋の御用聞きじゃあるまいし、一ちょう二ちょうと約束して、クルクル世界を駆け回っているけれどその外交、果たしてどれだけの効果があるのだろうか。世界中を駆け巡り、金をばら撒いただけ、国際ニュースに取り上げてもらえるんならいいけれど、振り向いてももらえない悲しい首相になってはいませんか。アベちゃん、世界の指導者の中でどれほどの位置にいるのか調べてみたら、はるかな下方に名前がありました。ご本人もガッカリかもしれないけれど、税金を支払っている国民はもっと情けないのです。

▲ お正月十三日の金曜日

0114・土・

 またまた盲導犬使用者がホームから転落した。どうしたことだろう。ボクが中部盲導犬協会で訓練を受けていた時代、盲導犬使用者の交通事故死は皆無だった。故にボクは盲導犬に絶対的な信頼感を寄せていた。そしてその通り、つい最近まで盲導犬使用者の安全は確保されていたのである。ところがここのところ、その事故死が連続的に発生している。盲導犬の数が飛躍的に増大しているのだろうか。数が増えれば事故率も増加する。犬も歩けば棒に当たる、なんてのは冗談にもならない。もしかしたら原因は社会の劣化にあるのかもしれないが、ボクの印象だと盲人に対する声かけは以前より増えているような気もしている。最近は日本盲導犬協会の熱心な活動によりラジオコマーシャルが目立つようになっているが、盲導犬の現状はどうなっているのだろう。残念ながらよくわからない。ボクは盲導犬使用者でなくなってからずいぶん久しいのである。まさか盲導犬、もしくは使用者の質が低下しているのではなかろうね。それとも犬、または人に対する訓練士が不足しているのかもしれないが、これは無責任な推測である。いずれにせよ、よくわからない。ただわかっているのは今回の転落事故で亡くなられた盲導犬使用者が転落の際、ハーネスを手離していたことである。おかげで盲導犬は救われた。昨年の地下鉄ホームでの転落事故でも盲導犬は救われているのだが、そのことでボクは途方に暮れている。残された盲導犬は相棒を失い、どうしているのだろうかと。一度だけ、ボクは盲導犬アリーナとの歩行中に転倒したことがある。そのときのアリーナの狼狽え気味は気の毒なほどだった。転倒させただけで盲導犬はそれほどの責任を感じるのである。相棒を失った今、2頭の盲導犬たちはどれだけ悲嘆に暮れていることだろう。悲しい盲導犬をこれ以上生み出さないためにも個人と社会の力によりホームからの転落事故を根絶したいと思うのである。

 マイナス42度以下というこの冬いちばんの寒波到来により各地で大雪被害が続出している。山のお寺ではご住職が雪の重みに耐えられず折れて倒れた松の木の下敷きとなり、亡くなられてしまった。発見したのは奥様である。除雪作業中の事故ということで正に悲劇であるが、この不運なご住職が最後に目にされたのは奥様のお姿だったのだろうか、それとも雪景色だったのか。それがどちらにせよ、美しかったことと、そしてご冥福をお祈りする。

▲ 坊さんの目に残りしは雪景色

◇ バーチャル熊野古道コース  百間ぐらを仮想参拝、通過しました。
次は円座石。あと12,575歩です。現在の歩数、104,025歩。
3周目挑戦中をまっしぐら。

0115・日・

 大雪である。こんな日にセンター試験とはお気の毒。ボクの高校受験の最初の試験日も雪に降られて苦労した。入学試験、もっと違うシーズンにすればいいのに。たとえば秋のすがすがしい頃に試験だけ済ませておけば、あとは卒業までのんびりできるのにと思うけどな。で、とにかくこのシーズンいちばんの寒波が到来しているのだ。西も東も大雪で、晴れているのは東京だけ、なんだそうである。大雪に見舞われた地域ではいくつもの人命が失われてしまったのである。雪、あんまり迷惑かけるなよな。
 そんな寒波到来の中でアルルとミミコがまるでシャム双生児みたいにくっついて眠っている。顔を寄せて眠っている。鼻と鼻がくっつくんじゃなかろうか。ここだけは寒さと無縁の世界である。

 大相撲初場所に注目している。目が見えないのに注目している。優勝は期待してないけど、横綱になれなんて思ってもいないけど、稀勢の里が頑張って全勝をキープしている。なのに白鵬が荒鷲に敗けた。若手の頑張りが目立って今場所は面白い。ただし横綱大関は白鵬と稀勢の里以外はまるでダメ。とても横綱大関とは思えない。ところでさすが日曜日、子どもたちの声援が目立っていて、相撲ファンとしては嬉しくなる。これだったら相撲の未来はまだまだ期待できるかもしれない。

▲ 大雪の朝に仕上げの参考書



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