全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年9月11日~17日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたりしたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。
 さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌のほとんどはリアルな出来事ですが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はどうぞご理解ください。

◆ ウィークリーフレーズ 今週の言葉です

泣いて暮らそうと 笑って暮らそうと
どちらも あなたの作る一日です


 毎日、どうにもならないことばかり。いつも頭にきています。でも、人は思うように動いてはくれない。世の中、簡単には変わらない。みんな、それぞれ自分が正しいと思っているに違いないからです。やれることがあるとしたらまずは自分から。への字に曲がっているこの口の両端を、勇気をもって吊り上げて、にっかりと見事に笑って見せましょう。


0911・月・

 本日の東京の日の出は5時20分、日の入りは17時55分。ということで、どんどん昼間が短くなっていく。夏の大好きな自分としては、寂しい気分に打ちひしがれる今日この頃なのである。とほほ。さて、本日はナインイレブンから16年。あの衝撃の同時多発テロからこっち、世界はずいぶん変わってしまった。秋の風が季節を分けるように、あの事件が新しい世紀を旧世紀とクッキリ、ふたつに分けてしまった。本来はもっと柔らかい転換のはずだったんだが。それからこっち、ふたつの文明が世界をクッキリ、ふたつに分けてしまい、音をたててぶつかり合った。そしてその争いは今も続いているのである。

 またまたNHKマイ朝ラジオ「今日は何の日」の受け売りである。1945年の今日、連合国軍総司令部、GHQがA級戦犯容疑者の逮捕を指令した。東条英機をはじめ、軍の最高幹部や政治家など39名が逮捕される。もちろんこの中にはあの人のおじいちゃんもいたはずである。そして彼が獄中で何を考えていたかは想像するしかないのだが、いつかあの戦争の正しさを証明したいと願っていたことに間違いはないだろう。そしてその正しさを現行憲法の改正という形で示そうと考えていたのである。今、その孫がありとあらゆる策謀を弄して彼の悲願を実現しようとしている。そう。彼は草葉の陰のおじいちゃんに褒められたくて頑張っているのである。

 大相撲秋場所が始まった途端、人気力士の宇良と高安が怪我をしてしまった。これで休場ともなると、もう秋場所は満身創痍。人気の復活した大相撲、欲張って全国巡業をやり過ぎたんじゃなかろうか。無敵の相撲取りとはいえ、やっぱ休まないと体がもたないと思います。

 北朝鮮の、あの威勢のよいアナウンスメントを耳にする度に、ああ、追い詰められているんだなと思う。世界でいちばん貧乏な国が世界でいちばん裕福な国と闘おうというんだから、そりゃつらいだろう。たとえ口喧嘩とはいえ、命がけに違いない。でも、真っ先に頭に浮かぶのは、ボスの代わりに力強いアナウンスメントをするあの人物のパンツのこと。きっと洗濯が大変だろうな。絶対にチビッていると思います。

▲ 電線や燕帰りて茜空


0912・火・

 始まったばかりの大相撲秋場所だが、今日から宇良と高安が休場。やっぱり怪我は軽くなかったのだ。それにしても、どんどん人気力士が抜けていく。横綱と大関が欠けたら、大相撲なんて、猫に生クリームをすっかり舐められてしまった苺ショートケーキみたいなもんで、楽しみの大半が吹っ飛んでしまっている。その中でここまでは琴奨菊が全勝、ふたりの大関と唯一の横綱、日馬富士(はるまふじ)を破って頑張っている。とはいえ、琴奨菊にあっさりと敗けてしまった今日の日馬富士はどうしたことだろう。相手の背中をタップしても、プロレスじゃないんだから相手は取り組みをやめやしないよ。ひとり横綱で緊張しているはずが、どこかで気が抜けてしまったんだろうか。ああ、この秋場所、どこに向かっていくのだろう。

 前から何度もここに書かせてもらってきてるけど、ますます菅官房長官の滑舌の悪さが気になって仕方がない。この人、自分のいいたいことさえ言葉にできれば、国民にどう伝わるかなんて考えてはいないのだ。だから声が前に出ていないし発音が不明瞭で、勝手な理屈を独り言で並べているようにしか聞こえてこない。もちろん安倍晋三の滑舌の悪さは皆さんご存知の通りだけど、要するに安倍政権は国民を心の底から侮っていて、真正面から向かおうとしてはいないのだ。法律に触れさえしなければ、たとえ法律に抵触していてもバレさえしなければ、そして次々に目新しい政策を並べ立て、やることはやってますというポーズさえ見せていれば、何をやってもいい、と考えているのだ。そして国民にはそれを見抜く力がないと決めつけているのである。だからそのしゃべり方、不愉快でたまらないのだ。どうか、世の中の放送局の皆さんよ、こんな連中の録音なんか、お茶の間に流さないでもらいたいと思うのです。ま、お仕事だから仕方ないけどね。

▲ 胃袋を駆け抜けていく秋の風


0913・水・下弦・

 これまたNHKマイ朝ラジオ情報。1988年の今日、日本で最初のコンピューターウィルスが確認されたそうである。日本のコンピューター通信網にウィルスが侵入していることが明らかになったのである。日本でのコンピューターウィルスの発見はこれが最初だとされているが、その当時、どれだけのパソコンが普及していたことだろう。ボクのデスクにもパソコンのパの文字もなかったと書きたいところだが、実はボク、目が見えていた1982年からパソコンをいじくっていたのである。ところがその翌年に医師からの失明宣告を受け、パソコンはそれっきり縁がないものと決めつけてしまった。ところがドッコイ、1989年、失明後の処女長編童話で児童文芸新人賞をもらったばかりのこのボクに、点字毎日新聞の編集長が音声パソコンの存在を教えてくれたのだ。見えない文字で原稿制作をしているボクに素敵な助言をくださったのである。それからは一心不乱。自分には無理とあきらめていた点字を独習し、音声パソコンを導入したのである。そのパソコンがインターネットにつながり、ウィルスの心配をするようになるまでは先の先のことではあるのだが、さてこのウィルス、迷惑な存在ではあるけれど、賢いキツネのマッチポンプで、ビジネスチャンスの複雑怪奇な発展には貢献しているようである。世の中、道を曲がる度に金儲けの隠れた扉を発見する目のいい人間たちが存在するのである。

 本当かどうかは知らないけれど、TBSラジオの気象予報士は今日の真夏日が今シーズンで最後といっている。でもボクはあまり信用しない。この気象予報士のボスがあの噂のお天気おじさんであるからです。あはは。これは冗談。あの人、ボクは好きですよ。で、そのお天気おじさんの森田正道(もりたまさみち)さんによると毎年の台風の18号は例年、強大なものになる傾向があるという。そして今、この台風18号が着々と日本列島に近づいているのである。困ったな。週末はまたまた北軽井沢へ移動することになっているのだ。

 永(えい)さん、昨年お亡くなりになった永六輔さんの本を読んでいる。ある時期、次々に読んでいたのが久しぶりの永さんの本である。永さんがお亡くなりになってからは初めてのことである。そして永さんの言葉のひとつひとつが心に染みこんできている。2013年出版の「男のおばあさん」の文字のひとつひとつがまるで遺書のように心に効いてくるのである。79歳になったばかりの永さんが語る人生が、この9月に69歳になったばかりのボクの心に響いてくる。テレビの黎明期、小学生や中学生だったボクは永さんの送り出す番組や歌にどれだけの影響を与えられてきたことだろう。子どもの頃から永さんにどれだけのことを教わってきたことだろう。この本のネタとなったTBSラジオの「誰かとどこかで」は最後の放送まで聴かせてもらった。活字になっているそれら一言一言をラジオの記憶の中から拾い出している。永さんには個展にもきていただいた。お葉書も頂戴した。幾度もラジオから呼びかけていただいた。沢山の宝物をいただいたこと、あの世で永さんにお会いしたとき、思い切りお礼をいわせていただきます。だって永さん、せっかく個展会場にきてくれても、言葉もかけてくれないんだもの。意外や意外、すごい照れ屋さんだったんだもん。

▲ 先人の言葉が染みる秋の暮れ


0914・木・

 ルーティーンワークを仕上げてボンヤリとしていた9時27分、ミシミシッとくる。地震だ。脊髄反射的な素早さでNHKラジオに回す。するとたちまち地震速報。震源地は埼玉県の南部で震源の深さは50キロで、マグニチュードは4.6で津波の心配はなし、ということがたちまち判明。東京の震度は3ということだった。やっぱさ、NHKはやることはやってくれるよね。感謝してます。

 おっ!元気なのが、まだまだいるじゃないか。窓の外で蝉が鳴いていると思ってよく耳を澄ませたら、道路工事のマシンの発する音だった。なんだ、がっかり。そう。蝉が復活したかと思うほど暑いのである。今日もまたまた真夏日なのである。なんだ、お天気おじさん。今日も31度あるじゃないか。昨日で真夏日は終わったんじゃなかったの。それとも、この暑さが今シーズン最後ということだったの。気象予報士の競争が大変なのは理解できるけど、あんまり先走りしないよう、よろしくお願いいたします。

▲黄昏や 名残の夏をそっと抱く

◇ バーチャル『奥の細道』コース  尾花沢に到着、通過しました。
次は立石寺で、あと、59,617歩です
現在の歩数、1,590,383歩。3周目をオロオロしています。


0915・金・

 ラップトップパソコンと外部スピーカー、コネクターあれこれとACアダプター。荷物のパッキングができたら机の拭き掃除をして、それからシャワーを浴びる。着替えをしてクルマに乗ると、猫のミミコがコボちゃんに抱かれて階段を降りてくる。ワァワァと抗議の声をあげている。でも東京を離れれば離れるほど天気がよくなっていくのはこの前と同じ。秋の日差しが熱くて、ぼやぼやしてると低温火傷をしそう。騒ぐのに疲れた膝の上の猫のミミコは日差しにゴロゴロと喉を鳴らしている。
 快調に関越道を走っていたら、いきなり渋滞、あたりのクルマの速度が落ちてきた。と、TBSラジオの「スタンバイ」からJアラーとが発令されたとの情報。どうやら北朝鮮がミサイルを打ち上げたらしいのだ。ミサイルが日本上空を飛び越えて、どこやらへ向かって飛んでいくというのだ。コボちゃんが、
「見えるかしら?」
と聞くから
「見えっこないよ。なんせ、国際宇宙ステーションよりもはるかに高いところを飛んでいくんだからね」
と答えながらボクは今から半世紀の昔にアメリカとソ連が競争で大陸間弾道弾の飛ばしっこをやっていた時代を思い出す。北朝鮮にすれば、アメリカとソ連は核実験もミサイル発射もやってよくって、北朝鮮がやると世界中からバッシングされるのはどうしてか。と頭にきてるのはよくわかる。今、安倍晋三が出張してるインドが核兵器を所有していて、どうして北朝鮮が核兵器を持っていちゃいけないんだ、と思ってることも容易に想像がつく。そうだよね。インドだってパキスタンだって、核拡散防止条約を無視して核実験をやったんだよね。ミサイルの発射実験だってやったんだよね。なのに今、誰も文句をいってない。ま、金正恩が臍を曲げるのはわからないではない。まずはトランプの挑発に乗らず、戦争にならないよう、ここは北朝鮮幹部の冷静さと賢さに期待するしかないのかも。ところでミサイルが飛んで困るのが安倍晋三がまたまた元気になること。さて、今度は何を言い出すことやら。桑原桑原。

 さて、スタジオクラスター北軽井沢分室に到着。ラップトップパソコンとスピーカーをセットしたらプレクストークで山口百恵をかける。やっぱ北軽井沢は山口百恵です。別に理由はないんだけど。

▲ うろこ雲超えてミサイル飛んでいく
▲ 天高くミサイル飛んでこの騒ぎ


0916・土・

 1961年の今日、第二室戸台風が西日本を襲った。最大瞬間風速は84.5メートルと猛烈な風。死者行方不明者は200名、浸水したり倒壊した家屋は88万戸と甚大な被害をもたらしたのだが、これが第二室戸台風で、1934年、昭和9年の9月21日に日本列島に上陸して猛威を振るったのが最初の室戸台風だった。この台風、四国の室戸岬測候所で912ヘクトパスカルという記録的に低い気圧を観測した。その後、西日本を直撃し、死者行方不明者は3036人を記録。今でもその悪名を轟かせている。今、日本列島に大型の台風18号が接近しているけれど、この室戸台風と第二室戸台風と、どっちの台風がその年の18号だったのだろう。先日お天気おじさんの森田君が毎年の台風18号は大きな被害をもたらすといってたけど、気になるな。これから日本列島を襲おうとしている今年の台風18号が、過去の室戸台風たちみたいに日本列島に大きな被害をもたらさないことをひたすら祈るばかりである。台風と地震、そして北朝鮮。日本人は強い子でないと、やってけないのである。さて、安倍晋三は果たして強い子であるのかどうか。

▲ 餌くれとせがむ猫の手秋の夜


0917・日・

 台風の話題ばかりで恐縮だけど、1945年の今日、枕崎台風が西日本に上陸した。1945年、昭和20年の今日は戦争が終わったばかり。終戦直後の混乱で気象情報が乏しく、防災体制も不備で、死者行方不明者が3756人など、各地で大きな被害が続出した。地球温暖化の影響で台風の動きも変わりつつある最近だけれど、今も9月のこの頃はやたら台風がやってくる季節なのである。困ったこどです。

 日曜日のお楽しみ、お昼のNHK、素人喉自慢は台風18号の接近でお流れ。けれども大相撲、秋場所の中継はやってくれるみたい。横綱も大関も休場だらけで、お客は満員御礼で鮨詰めなのに、肝心の土俵の上はがら空きという感じなんだけれど、遠藤も豪栄道も頑張っている。北勝富士(ほくとふじ)がライバルの御嶽海(みたけうみ)を破って喜んでいる。それぞれの力士たち、与えられた役目をしっかりと果たしているのである。そこでボクもその大相撲をBGMに「おえかき」で頑張る。月刊ラジオ深夜便「しじまのことば」の11月のポエムのテーマは十三夜。十三夜の月の形は曖昧だけれど、そもそも満月に足りない十三夜が中途半端なんだから仕方がない。その十三夜の月に向かって乾杯をしている白い髭のおじいさん。大事そうに酒瓶を抱えている。その足元には白いむく犬。片方の前足で舞い踊る落ち葉をつかまえている。そんな絵なのだが、酒瓶をホールドする左手と、杯を掲げる右手の表情がなかなか難しい。そこは繰り返しの練習である。プラクティス、プラクティス、世界は何でもプラクティス。大相撲も稽古を重ねて強くなる。みんな揃って頑張るしかないのである。

 未明、風が強くなり、部屋の空気が動いているのがわかる。そんな不穏な空気の中、隠れていたカマドウマがコボちゃんに見つかり逮捕され、そのまんま台風の仲へ追放される。せっかく独り、このスタジオで春を迎えるつもりでいたのにね。気の毒なことです。
 さて、夜明けが近くなればなるほど世界が静かになっていく。どうやら北軽井沢は台風被害から免れたようである。これも浅間山が踏ん張ってくれてるおかげ。ありがたいことである。

▲ 浅間山拝んで過ぎる野分かな






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