全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年4月17日~23日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦ください。

0417・月・

 今朝の日の出は午前5時6分。ますます早くなっている。そして日の入りは午後6時16分。ますますゆっくりになっている。そして気分は夏にまっしぐら。わくわくしてくるのである。

 ラジオがやたら脅迫する。西から天気が崩れてくるというのだ。夕方から雨と風が強くなり、台風並みの風雨が予想されるというのだ。職場でそれを耳にしたコボちゃんが昼休みを犠牲にして洗濯物を取り込みにくる。歩いて5分なんて距離じゃなく、もっと遠い職場だったら、最初からあきらめられるのにね。お疲れ様です。

 昨年の北海道の大雨でジャガイモ畑の被害がひどいという。おかげで街からポテチがなくなるらしいのだ。日本のポテチは薄くてパリッと仕上がっていて、それは北海道のポテトでないと、そうは仕上がらないという。アメリカあたりの大味なポテチとは一線を画するらしいのだ。こうなるとボクの耳には路上で闇ポテチが売られているという噂が飛び込んでくる。スーパーやコンビニからポテト製品が消えている、なんて流言飛語も飛び込んでくる。こうなると、やたらポテトが食べたくなってくるのが不思議。とはいえ、ボクはポテチは食べない方針。食べ出したらやめられなくなるのがわかっているからだ。代わりにフライドポテトが食べたくなる。そこで駅前に足を運び、ケンタやマクドを訪れる。それにしてもケンタッキーのフライドポテトが400円は高いよ。最近、形も変わって、あのジャガイモそのままのスタイルは、もっさりして、冷えたらあまりおいしくない。それに比べ、マックのフライドポテトは昔のまんまのスタイル。ケンタよりも安いので、コボちゃんと大袋を前にして、コーヒー片手に仲よくシェアしてつまむのです。

▲ 惜春の雨が西からやってくる

0418・火・

 締切があるのに10時から午後の2時まで停電とはひどいじゃないか。いや、違う。あらかじめわかっているのに仕事を仕上げていないオイラが悪いのだ。おまけに朝から激しい雨と風である。ガラス窓が音をたてるのでアルルが救いを求めてくる。そこでボクのベッドを避難所に提供する。と、たちまち雨と風はおさまり、アルルは安心して安らかに寝息をたてている。その横に、停電で手も足も出なくなったオイラも一緒に横になっている。
 ニミッツ、ロナルドレーガン、カールビンソン。日本周辺に原子力空母がこんなに集まってどうすんの。北朝鮮を相手にして、アベちゃんもトランプも前のめりでちとコワイ。お天気も前のめりでちとコワイ。1週間で春をすっ飛ばし、季節は一気に冬から夏へ突入した。東京では三日連続で夏日を記録した。これを前のめりといわずに何というのだ。
 さて、青い空の夏日になったので汗をかきながら豪徳寺や経堂駅前をうろうろする。マンションの屋上で仲良く巣作りをするカラスのカップル、小枝をくわえて乳繰り合ってる。ベランダでは大きなカラスが針金ハンガーを狙っている。これで頑丈な巣作りをして、素敵な嫁さんを募集するのだろう。
 世田谷線、山下駅前商店街においしそうな揚げ物屋さんが開店した。懐かしい匂いが流れてくる。お見せの前でアルルとクンクン。そのいい匂いに誘われて試しに買って食べてみだらこれが新鮮で旨かった。烏賊ボールに海坊主に玉葱天。これからはボクのおやつになりそうです。

▲ 行く春やハンガー欲しい烏の子

0419・水・下弦・

 本日の最高気温は26度。四日連続の夏日は19年ぶりの珍事だそうです。という訳で窓を開放したまんまで短い仮眠を楽しんでいます。お金持ちだった時代に清水の舞台から飛び降りた気分で購入した重役タイプの牛革製の椅子に沈み込み、大きな背もたれに頭を委ね、傍らのベッドに足を延ばしてのうたた寝です。そして伸ばした足の先ではブラックラブの愛犬アルルが、やはり足を、それも四本もある足を延ばして眠っています。そしてこれは仮眠でなく、爆睡の熟睡なのです。気持ちのいい春の日なのです。そして開いた窓からはカラスのノンビリとした鳴き声がしています。ハシブトだろうがハシボソだろうが、この季節のカラスの声はノンビリとしています。遠くであろうと近くであろうと、ノンビリとして聞こえてくるのです。この季節、人もカラスも心から安心して、ノンビリとできるのです。これも人類みんなが自分の責務を果たしているからなのでしょう。心から感謝なのであります。

 村上春樹が『騎士団長殺し』に仕掛けた罠にそろそろはまりそうである。面白くなってきたのだ。やめられなくなってきたのだ。ということで、村上春樹の「騎士団長殺し」を読んでいる。ワンセンテンスワンセンテンス、じっくりゆっくり、味わいながら読んでいる。読んでは休み、休んではまた読みしてこの長編、芋虫か尺取虫みたいにじわじわと拝読したいと思っている。サピエ図書館の音訳読書に目覚めて以来、村上春樹の世界にはまり、そのほとんどを読み尽くしてしまった。だからこの久しぶりの長編小説、村上春樹の愛読者として、ちょっとマニアックに読んでみたいのである。しばらくは「騎士団長殺し」の世界で遊ばせていただきます。

 TBSラジオ「セッション22」で国会NGシリーズをやっていた。ふざけた安倍政権と霞が関の実態が明らかにされていく。不誠実で不明確な政権側の答弁と閣僚の不穏当な発言が立て続けである。復興大臣や地方創生大臣のふざけた発言が問題になっている。どう考えてもいい気になってる安倍政権。一党独裁で自民党が腐るのは勝手だが、それを許している国民も困ることになる。民主主義の世の中では政権の責任は結局国民がとらされることになるのだ。

▲ 羽繕い寄り添う烏夏近し

0420・木・穀雨・

 本日は穀雨(こくう)である。穀雨とは穀物を育てる雨の降る頃、という二十四節気のひとつであり、その穀雨の本日の最高気温は20度で、ここのところ続いた連続夏日の暑さもひとまず落ち着いた。けれどもやたら眠いのは変わらない。要するに陽気の問題ではなく、覚悟の問題なのである。ああ、眠い。

 おかしな法律ができようとしている。テロを画策するグループに、山の幸はヤバくて海の幸はOKてのはどうにも理解に苦しんでしまう。俳句で山笑うは春の季語だけど、この法律でも山が笑うような気がする。というのは、この法律が国会を通過すると、キノコ狩りも山菜狩りもままならなくなるらしい。となると、山は笑うのをやめて泣くのかもしれない。治安維持法を連想させるこの法律、国会にかけては流れ、また流れしていて、呼び方もあれこれと変化しているらしい。テロ等準備罪とかテロ防止法案とか要するに共謀罪というやつらしいのだが、やたら曖昧で担当の法務大臣もよくわかっていないらしく、彼の説明をいくら聞いても、どう聞いてもよくわからない。キノコ狩りも山菜狩りもできなくなっちゃうのは困るけど、不思議なのは海鼠を取ったり潮干狩りをすることについては御咎めなし、という点である。不思議です。ただひとつ、頭の温かいこのボクにもわかるのは、この法律ができると警察に睨まれたらおしまい、ということだ。ボクら市民がいくらおとなしくしていても、睨まれたら最期、ということなのだ。どれだけ表現の自由が保証されていても決して安心なんかできない。その上、安倍政権は憲法改正を前提に国を動かそうとしている。やっぱりこのあたりで安倍政権にお灸を据える必要があると思うのだけど、マスコミがあれこれ忖度してなかなか真相を暴露してくれないので、一般市民がその必要を感じてないから困るのだ。

▲ タンポポのまるでギロチン芝刈り機

◇ バーチャル『奥の細道』コース 須賀川に到着、通過しました。
次は郡山。小さい頃、氷の山だと思って、聞いただけで震えてました。
あと、51,160歩です。

現在の歩数、642,840歩。3周目をうろちょろ、というより、おろおろしています。
ごめんなさい。

0421・金・

 1934年の今日、初代忠犬ハチ公の銅像の除幕式が執り行われた。このとき、ハチ公は現場でこれを目撃していたという。鹿児島市にある西郷隆盛像の彫刻家、安藤照(あんどうてる)さんがその制作者。日本犬保存会の依頼で銅像を作りたかったところで、忠犬であるハチ公を紹介され、代々木のアトリエに連れてきてその銅像を制作したという。ハチ公は自分の銅像の除幕式をどんな気持ちで眺めていたのだろう。その翌年の1935年3月8日、11歳でハチ公はこの世に別れを告げることになる。戦時中の1944年、このハチ公像は大東亜戦争の金属供出で撤去され、1945年8月、終戦のタイミングで機関車の材料として溶かされてしまう。そしてハチ公像の彫刻家、安藤照さんも空襲で亡くなってしまうのである。1948年に完成した現在のハチ公像は安藤照さんのご子息、安藤士(あんどうたけし)さんの手によるもの。父親が初代ハチ公像を制作中、生前のハチ公とアトリエで遊んでいたということで、その姿を容易にイメージできたのだろうか。それとも上野科学博物館に保存されているハチ公の剥製を参考にしたのだろうか。ボクの印象だと渋谷のハチ公像は剥製とよく似ていたような気がする。いずれにせよ、彫刻家親子の貴重な作品であるのだ。
 考えてみると現在のハチ公像とボクは同い年。学生時代と青春時代、渋谷で暮らしていたボクは駅前喫茶店の大きなガラス窓からハチ公像の背中をいつも眺めていた。そのせいか、ハチ公とは他人同士のような気がしないのである。

▲ それとなく自慢のたねの燕の巣

0422・土・アースデイ・

 曇天である。ちょっと残念である。お天気のことを考えると頭に浮かぶのが「トーゴーサンの法則」。最高気温と最低気温の差が10度ならば晴れ、5度なら曇り、3度なら雨、という法則である。こういう役に立ちそうでそうでもなさそうな豆知識が満載なのがTBSラジオ、いくしまひろしの「おはよう一直線」。NHKのマイ朝ラジオと同じように毎朝聴いているのである。けれども今日は土曜日で「おはよう一直線」はお休みで、代わりにいくしまひろしの録音番組を流している。週末くらいは休まなくちゃね。そしてNHKのマイ朝ラジオも週末バージョンを生放送でやっている。実はボク、このNHKマイ朝ラジオの週末バージョンのアナウンサーコンビのファンなのである。以上、みんなの興味を引く話題ではないと思うけど。

 そろそろ北海道でも桜が開花するらしい。寒い土地のことだから休眠打破で、たちまち満開になるのだろう。噂によると、北海道では桜と梅が同時に満開になるとか。さぞや美しいことだろう。それにしても、どこからかこんな声が聞こえてきそうな気がする。
「同じ満開でもずいぶん待遇が違うよなぁ」
 これ、杉の独り言です。

▲ 桜咲くあの人のこと思い出す

0423・日・世界本の日・

 日曜日のNHKラジオ、朝のお楽しみは「いきものいろいろ」。今朝は昆虫カメラマン、海野和男さんの語る天道虫の話。点取り虫ではありません。この海野和男さん、声は若いけど69歳。ボクよりちょっとだけ人生の先輩です。以下はその海野さんのお話しの要約というか、エム ナマエとしての理解です。浅薄ですがお許しください。
 さて、天道虫といえばナナホシテントウ。でも、それと同じくらい沢山いるのがナミテントウ。このナミテントウ、背中の模様がいろいろあって、一見すると違う種類に見えてしまうが、そこが連中の作戦。背中のパターンは警戒色や警戒模様。世間の鳥たちにそのパターンに慣れてしまわれると、警戒心もなくなって、ちょいと食べてみようか、なんてつつかれるかもしれない。そのために、種全体として様々なパターンで連係しているそうなのである。といっても天道虫は鳥にとっても人間にとってもおいしくはない。あまりいい匂いはしないらしいのだ。食べたことないので知らんけど。
 天道虫はヘルメットみたいに丸くてつるつるした背中をして、脚が短い。これはアリの攻撃から身を守るため。天道虫の餌はアブラムシ。そしてアリたちはアブラムシのお尻から出る甘い汁をもらっているため、連中の護衛隊を演じている。つまり、ヘビとカエルとナメクジの関係みたいに、あれれ、ちょっと例えが違うかな、とにかく三すくみの関係でアリたちから身を守る必要があるのだ。ただ、脚が短いので引っくり返ったら大変、なかなか元に刃戻れない。そこで背中の羽根を広げて立ち直る。天道虫をつかまえたら試しに引っくり返してみるといい。器用にでんぐり返し、してくれるそうです。
 この天道虫、ワリバシにつかまらせると器用にのぼっていく。そしててっぺんから飛び上がる。お天道様、つまり太陽に向かって飛び上がるから天道虫というのである。だからワリバシをシーソーにしてしまうと、天道虫はいったりきたり、いつまでも飛び上がることができないらしいのだ。コンパクトに背中に収納されている羽であるが、広げると大きい。パッと広げて大空へ飛び立っていく姿は雄々しいけれど可愛いです。天道虫の羽を折りたたむシステムを研究して、人工衛星の太陽電池を効率よくたたみ込む方法を開発してると聞いてます。天道虫かなり素敵な虫君です。でも、アブラムシしか食べないから、飼うのはあきらめた方がいいらしいのです。ちゃんちゃん。

 日本の近くをニミッツやロナルドレーガン、カールビンソンてな原子力空母がうろうろしてるらしい。おまけにカールビンソンと海上自衛隊の護衛艦2隻が合流、訓練を開始するという。それを察知した金正恩が一撃で叩き潰すといってるけど、蚊や蠅じゃないんだから無理だと思う。アベちゃんもそうだけど、どうも三代目というのは口だけは威勢がよいようである。金正恩がミサイルを打ち上げれば打ち上げるほど、安倍晋三の憲法改正は軌道に乗っていく。このふたり、本当はとても仲良しなんだとボクは疑っている。もしかしたら理想的な互恵関係にあるのかもしれない。

▲ 春愁は日本に集う空母たち





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