全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2017年3月27日~4月2日
☆人工透析を導入したとき、東大のドクターはボクの余命を5年と宣告したけれど、ボクはそれから31年も生きています。お医者は神様ではありませんので、もしも余命を宣告されたら、どうかご自分の生きようとするエネルギーを、もっと信頼してあげてください。さて、この日誌は透析患者が病人ではなく、機械に腎臓の代わりをしてもらっているだけで、普段は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この日誌には本当のことも書かれていますが、ごくまれには嘘や冗談も書かれています。ただし、嘘は嘘らしく書かれてありますので、その判断のできないお子様たちは、どうか常識のある大人と一緒にご覧ください。また、難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしていることもありますが、これは視覚障碍者のための音声ガイドをサポートするためのもので、決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではございませんので、その点はなにとぞご容赦ください。

0327・月・

 東京ではせっかく桜が開花したというのに猛烈に寒くて、ほとんど冬である。おまけに昨日からの雨がまだやまない。そんな天気だから那須高原のスキー場で登山訓練でラッセル歩行をやらされていた高校生たちが雪崩に遭遇して高校生7名と教諭1名が死んでしまった。俳句では美しい春の雪だが表層雪崩の原因にもなる春の雪である。その今にも崩れそうな新雪を行列して引っ掻き回したのだからたまらない。16歳から17歳までの高校生たちである。ご本人も関係者も、どれだけ無念であったことだろう。心から残念である。

 千葉県知事選挙。最初から結果は明白だった。知名度さえあれば中身がどんなに空っぽでも知事になれるのだ。繰り返しなれるのだ。そのサンプルみたいな選挙だった。NHKラジオで森田健作先生の政見放送は聴いていた。必死になって政治家らしさを演じていた。けれども、精一杯のらしさ感を演出して演じれば演じるほど政策らしい政策を感じられないのはどうしてだろう。役者としても政治家としても三流。そういうことだろう。そろそろ交代してもらわないと千葉県がダメになる。ネズミーランドも沈没してしまう。そう思っていたんだけど千葉県民、やっぱり当選させちゃったんだよね。あああ、しいらないっと。

 コボちゃんとアルルとで仲良く並んで歩いていたら激しい鳴き声と渦巻く羽音がして、目の前の藪の中でカラスたちがぶつかり合い、黒い羽がちらばった。頭の上ではバタバタバタ。足許ではアルルがじたばたじた。カラスの喧嘩である。巻き込まれたら大変。アルルなど、カラスと同じ色なので、間違えてつつかれたらどうしよう。そう思っていたらコボちゃんがいきなり、
「こら、やめなさい。あんたたち、鳥のくせに喧嘩なんかしてる場合じゃないでしょ!」
と仲裁しようと駆け寄る。
「おいおい、やめなって。つつかれたらどうすんのさ。それに喧嘩じゃないと思うよ。春は恋のシーズンなんだ。どこかにメスがいて、それをオスたちが競い合ってるんだと思うよ」
というような意味のことをパニクりながらボクが口走る。
 バサバサバサ。目の前の藪から絡み合うようにカラスが飛び立つ。
「あ、ほんと。二羽のカラスの後ろからもう一羽、カラスがついてった。きっとあれがメスなのね」
 カラスの決闘とかカラスの裁判とかカラスの空中乱交パーティーとか、これまでもいろいろなカラスの興味深い場面を多数目撃してきたコボちゃんだけど、喧嘩の仲裁を許してくれるほど、連中が認めてくれてるとは思えない。仲間にしてくれてるとも思えない。ここはとにかく、つつかれなくて胸を撫で下ろしたのである。

▲ 目の下は駅前広場春の雪

0328・火・新月・

 開花宣言はされたけど、はっきりしない天気に狼狽え慌て、まごつき面食らい、愁傷狼狽して右往左往する桜たち。天気予報は晴れだけど、夕方からにわか雨があるとか、雷があるとかいわれてて、どうなるかと思っていたら、結局最高気温は14.9度で、温かくなるといわれてたほどの気温にはならず、期待外れ。桜のこの季節、気象庁のいうことに、春待ち人は一喜一憂、ときに欣喜雀躍、悲憤慷慨するのです。

 もしも関係があったなら、総理を辞めるとか議員を辞めるとか、大見得なんか切らなきゃいいのに、おろおろしちゃって安倍晋三。人に対しては野次るくせに自分が野次られるとおどおどしたり言葉が空回りしたり、パンツの中に汗をかいたり、確かめたわけじゃないけど、そして仕舞には怒り出す。そりゃまずいでしょ。我儘とか自己中とか、サラリーマン時代の同僚にはそういう評判だったらしいけど、この場合は内心の焦りが見え見えです。そりゃ、どんな質問をされても籠池の証言を否定しなきゃならないんだろうけど、世間は鉛筆で書かれてはいないんで、消しゴムで消すみたいな訳にはいかないんです。お気の毒だけど。

▲ 目には花風は光れどこの寒さ

0329・水・

 29日で肉の日の今日の日の出は5時32分、日の入りは6時ちょうど。いよいよ昼間の長さが半分を超えました。それと肉の日は関係ありませんけれど。

 1973年の今日、ベトナムからアメリカ軍が完全に撤退した。和平協定締結から2か月、南ベトナムに駐留していた最後の兵士を乗せて米軍の航空機が本国に向けて飛び立ち、アメリカのベトナム介入に幕が降りたのである。と、ここまではいつものようにNHKマイ朝ラジオの「今日は何の日コーナー」の受け売りである訳だが、実はその頃、ボクは米軍の基地の街で暮らしていた。下手糞だけれど英語を話すボクは米軍兵士たちに重宝され、ベースと呼ばれた米軍基地によく招待されていたのである。特大のハンバーグやダブルミートピザを腹いっぱい食べたり、スロットルマシーンでダイム、10セント硬貨をジャラジャラ稼いだり、エイトボールというビリヤードのゲームを楽しんだり、ビートルズのアルバムやスコッチのジョニーウォーカーの大瓶を免税価格で入手したり、日本の中の偽りのアメリカ生活を楽しんでいたのである。とはいえ、アメリカがベトナムから撤退するタイミングだったから、基地内のレストランもカジノも閑散としていた。要するにボクはゴーストタウンとなった米軍基地しか知らないのであるが、殺戮の匂いを感じなかったのはラッキーだった。それにしてもあの場所がアメリカの匂い以外、何の匂いもしなかったのは不思議である。子どもの頃、武蔵野の各地にやたらアメリカの匂いのする場所がいくつもあったが、これはそんな記憶のひとつである。

 忖度はお役人のお務め、出世の条件ではなかったのかしら。まるきり忖度がなかったということはないでしょと国民は思っているんだけど、どうしたって籠池ちゃんが嘘をついているんだと安倍政権の印象操作が始まった。けれども安倍昭恵さん、確かにいい人です。我が友人、国際ジャーナリストの及川健二君の街頭インタビュにも丁寧に応じていて、その映像をYOUTUBEで拝聴しましたし、2007年の世界糖尿病デイの式典では、安倍晋三が総理を辞職したため、ファーストレディーでなくなったばかりの安倍昭恵さんがスピーチをしておられました。ちなみにボクも彼女や医師会会長に引き続き、拙いスピーチをさせていただいたのでよく覚えているのです。そう。いい人なのです。頼まれると断れない、いい人なのです。ボクの知ってる範囲だけでもわかるんです。安倍晋三が必死になってかばってあげたい気持ちもわかるんですが、なんせアベちゃんが、関係あったら総理も議員も辞めてやるなんて威勢よく啖呵を切ってしまったからしょうがないんです。ここは野党、必死になって攻撃する場合なんです。議員数の圧倒的落差を挽回する稀有なチャンスなんですよ。

▲ 蓋をして早く花見がしてみたい

0330・木・

 燕の飛来は西の各地から、雲雀のさえずりは京都から、鶯の初鳴きが長野県から、菫が咲いたとは和歌山県と宇都宮から、各地の気象台から春の便りが続々と届いている。今日の東京は最高気温が18度。窓を全開にして外の風を引き入れる。トラネコミミコが窓枠にちょこんと乗っかり、加納朋子作品「モノレール猫」の登場猫状態になって日向ぼこに専念している。やっと温かくなってくれたのである。

 避難指示が解除されて常磐線の浪江駅から南相馬まで6年ぶりに運転が再開されるというけれど、汚染地域の立ち入り禁止解除にどれだけの科学的根拠があるのだろうか。東電福島第一原発事故で国は完全に信用を失ってしまった。本気で住民に戻ってきてもらいたいと思っているのなら、誰でもが安心して暮らせるような科学的根拠を示す必要があるだろうが、もしもそれができないのなら安倍政権の復興大臣あたりが自民党お得意の自己責任を発揮して、区域内に住まいを移すことでその安全性を身を持って証明するしかないだろうね。できっこないと思うけど。

 北朝鮮にいる金正男の遺族って誰なのだろう。もしかして金正恩のこと。だとしたらヤバイんじゃないの。殺した本人が遺体の受取人というのはあまり聞いたことがありません。どんな約束をしたのかな、北朝鮮とマレーシア。不思議で仕方ありません。

▲ お気楽も絶好調や春の猫

0331・金・年度末・

 本日は2回目のプレミアムフライデイとか。さて、どうかな。寒いし、冷たい雨も降っているしね。明日は雪になるかもしれない、なんてこともいわれてるしね。せっかく咲いたのに桜たち、可哀想です。せっかくのプレミアムフライデイのサラリーマン諸兄も、お気の毒です。もしかしてこのプレミアムフライデイという企画、呪われてはいませんか。

 韓国大統領の朴槿恵(ぱくくね)さんがとうとう逮捕された。TBSラジオ「スタンバイ」のコメンテイター、伊藤洋一さんは、韓国には国民情緒法があるからなぁ、と感慨深げにおっしゃってたけど、それって何なの。本当にそんな法律があるのかな。聞いたことなかったな。人治主義が法律をも凌駕して、とうとう明文化されちゃったのか、さすが韓国と、こちらも感慨深く拝聴していたら、最終的には伊藤洋一さんの比ゆ的な表現に過ぎないとわかり、納得する。それにしても韓国の民衆パワー、おそるべし。日本政府はこの事実を肝に命じておかないと、韓国との関係を正常に保つことはとても無理です。

 路地の子どもも枝の雀もみんな過去からつながっている。46億年の過去の種からつながっている。すべてはみんな私たちの子どもなのです。詩人のまどみちおさんもおっしゃってました。皆さんは日本の子どもである前に地球の子どもであり、宇宙の子どもたちなのですよと。NHKラジオ第2のカルチャーラジオ金曜日はJT生命史研究館館長の中村桂子さんが語る、まどみちおの詩から見える生命の秘密、というようなシリーズだったが、この感動的なシリーズも春からの新編成で終わってしまう。残念なことだが、春はそういう季節でもあるのだ。

 大分県の子ども園にフルフェイスヘルメットをかぶった男が叫び声を上げながら乱入して保育士ふたりの顔にナイフで切りつけ、学童保育の児童ひとりの顔を竹刀で殴りつけ、怪我を与えた。異変に気づいたスタッフは素早く園児たちを非難させて大きな被害にはならなかった。犯人は32歳の引きこもりだが、これがアメリカだったら刃物や竹刀は拳銃や自動小銃な訳で、どれだけの惨劇に発展したかわからない。アメリカと異なり、日本国憲法が国民に銃器所持の自由を認めてなくてよかったと本気で胸を撫で下ろすのである。

▲ 春がきて幼子路地でたわむれる

◆ 4月・卯月・
0401・土・エイプリルフール・

 1985年の今日、電電公社と専売公社が地上から消え失せた。といっても、これはエイプリルフールではない。民営化してNTTとJTに生まれ変わったのである。1987年の今日は、旧国鉄もバラバラにされて民営化、JRグループが誕生した。と、こんな具合に4月1日は変化のタイミングなのだが、やはり本日からあれこれが値上がりすると騒がれていて、これがエイプリルフールであればいいのだが、そうは国が許さない。新しい年が明けるとそれまでの嫌なことをさらりと許せてしまえるように、年度が替わると当たり前のように値上げする公共料金を許せてしまう国民がいる。これが日本でなくて韓国だったらどんな反応になるのだろう。国中の瞬間湯沸かし器が一斉に沸騰するように国民が逆上するのではなかろうか。その熱狂をマスターするためにも私たちはもっと唐辛子を食べようではありませんか。それにしてもこれだけ納豆を食べているのにすぐに忘れる粘り気のなさはどうしたらよいのでしょうね。
さて、4月1日といえば1989年、平成元年の今日、日本国は消費税を導入した。日本で初めての大型間接税である。決まった途端、いきなり一円玉が大きな顔して威張り出す。3パーセントという中途半端な比率がその原因だ。やがて1997年の今日、3パーセントは5パーセントに、更に2014年の今日、8パーセントに吊り上げられた。エイプリルフールのタイミングで吊り上げられた。バナナの叩き売りはちょこちょこ下げて喜ばせてくれるけど、消費税はちょこちょこ上げてガッカリさせる。せこいことをするもんである。ま、国民が幸せで安心して暮せるのなら仕方ないけど、権力者に忖度して国有地がただ同然で売り払われるようではとても許せません。
 そんなだから、4月1日を過ぎると難聴の患者が増えるそうです。難聴の原因は嫌なこと、嫌な上司、嫌な仕事に嫌な自分。新年度で仕事が変わり、環境が変わる。原因はストレスであるらしい。対処方法はステロイドと深呼吸。副交感神経を賦活させてあげるとよいらしいのです。
 ところで卯月の卯の字は卯の花の卯だとか。これ、どこかで耳にしたんだけど、兎のうという説もある。ねうしとらうで四番目だから4月は卯月、というのだが、本当だろうか。あんまりあてにはなりません。

 さて、毎月1日恒例、全国の日の出と日の入りの時刻です。札幌の日の出は5時17分、日の入りは18時1分。仙台の日の出は5時22分、日の入りは18時00分。東京の日の出は5時28分、日の入りは18時3分。大阪の日の出は5時45分、日の入りは18時19分。福岡の日の出は6時6分、日の入りは18時39分、ということです。よろしくお願いいたします。

▲ 四月馬鹿四月になれば値上げする

0402・日・

 全国に先駆けて東京都内に桜の満開が宣言された。開花宣言からこっち、ずっと寒くてアンラッキーだった桜たちにやっと花盛りが許されたのだ。庶民にお花見が許されたのだ。日差しもあるし、さぞやすごい人出だったのだろう。ボクはひとり空想して笑っている。家の中で笑っている。というのは花見というとボクは一枚の写真を思い出すからである。桜の木の下、伯父貴の大きなコートに包まれて、寒さに震えながらしっかりと片手に稲荷寿司を握り、恨みがましくカメラを睨みつけている幼い自分の姿を思い出すからである。花見と酔っ払い。わかるんだよね。ぐでんぐでんに酔っぱらわなければ、花見なんて寒くてやってられないよね。という訳でボクはバーチャル花見が好きなのです。

 1982年の今日、フォークランド紛争が勃発した。アルゼンチンがフォークランド諸島の領有権を主張して軍事侵攻したため、イギリス海軍が大西洋を突っ切り、出動したのである。2か月の戦闘で両軍に約千人の死者が出て、イギリスの勝利で戦争は終結する。イギリスの航空母艦から垂直離着陸ハリアー戦闘機が出動して誘導ミサイルが飛び交い、フォークランド諸島は近代兵器の実験場となり、その映像は全世界に公開された。その翌年失明宣告を受けたボクはそれら映像を危うい視力で目撃したのである。軍事マニアとしては手に汗握ってテレビ映像に釘付けになっていたのだが、まさか近い未来にトマホークミサイルや精密誘導爆弾などのハイテク兵器が総動員される湾岸戦争や対テロ戦争が日常化するなんてことは予測もしていなかったのである。

▲ 満開の下で雑魚寝がしてみたい

◇ バーチャル『奥の細道』コース   那須に到着、
アルパカたちと遊んだつもりになって通過しました。次は芦野。あと、56,907歩です。

現在の歩数、517,093歩。3周目をうろちょろしています。





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