全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2014年1月20日~26日
☆ この日誌は透析患者が病人ではなく、機械が腎臓の仕事をしてくれる以外は一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、この文面では難易度に関係なく、熟語や固有名詞などの漢字に振り仮名をしてありますが、これは視覚障碍者のための音声出力をサポートするためのものです。決して皆様がこの漢字を読めないと思っているわけではありませんので、どうかご容赦を。

0120・月・大寒・
 さすが大寒。猛烈に寒いけど、空は晴れて日差しはある。レースのカーテンがなければ、ボクもキジバトポッポも焼け死んでしまうくらいの日差しがある。大寒に太陽に焼かれて死ぬ。贅沢なような、悲惨なような、ふざけた話。
 その昔、外で歩きながら読書をする人をよく目撃したような気がする。アルキヨムデス。読む人です。穴におちても自己責任。それでも、クルマに轢かれれば運転手の責任にされるのだ。と、脱線しないうちに、やめておく。さて、今のボクの場合だったら、部屋であれこれと動きながらのプレクストークによる読書であろう。これも贅沢な話だ。けれども、耳による読書はいろいろなことを現実にしてくれた。つまり、パソコンに向かって文字を打ち込む以外、あらゆる動作と同時に読書が可能になったわけだ。絵をかきながら、トイレで神妙な顔をしながら、食事をしながら、掃除をしながら、もちろん、エスコートしてくれる人がいてくれさえすれば、歩きながら。これすべて、プレクストーク内臓スピーカーと外部スピーカーとステレオヘッドフォンとの組み合わせによって可能なこと。というわけで、ボクもデジタルデバイスによって充実した暮らしを得ているわけである。感謝。
 本日の日の入りは16時56分。まだまだ、日は短いが、それでも確実に季節は動いている。そしてボクは日の出と日の入りの時間に合わせてカーテンを開けたり引いたりして、キジバトポッポやデブネコミミのための温度コントロールをしているのだ。
 紳士の球団巨人軍が試合中のガムを禁止した。でもさ、試合中のガムを禁止するくらいで紳士の球団になれるのなら簡単な話。札束で横面を張り倒し、嫌がる、いや、嫌がってないかもしれないけど、強打者や剛腕ピッチャーを手籠め(てごめ)にした過去を帳消しにはできない。それにしても、机の下の誘惑を蹴飛ばして、ヤクルトに3年契約をしたバレンタインは立派。あやふやな疑惑で逮捕されたくらい、何でもないような立派さである。
 これはマキコ特派員による配信で知ったこと。追い込み漁は非人道的」と、ケネディ米大使がツイッターでイルカ漁に反対を表明したらしい。ま、仕方がない。いくらキャロラインでも、やっぱり白人で肉食人種。殺し方の差異で肉食が許されると思っている。これは長年の歴史が作り出した憂うべき習癖だろう。確かにイルカの追い込み漁は映像的に残酷そのもの。ボクも1976年に西伊豆で目撃したが、小さな湾内が血に染まっていく様子は見るに耐えられないものだった。それでも、脂以外はすべて海に廃棄した欧米の捕鯨の非人道さとは比較にならない。命の尊厳と殺し方は関連しないのだ。日本の文化には殺戮をゲームとする歴史は存在しない。その歴史に学ばない欧米人やシーシェパードは無知で低能。そう思わざるを得ないのだ。悲しいことだが。
▲ この風が 山は雪だと 知らせてる

0121・火・
 いつからアベ政権は独裁政権になってしまったのか。沖縄で民意の結果が明らかにされても、政権はその事実を無視して予定の行動を変えようとはしない。選挙をしても、結果が反映されない。民意が無視される。それじゃ、民主国家とはいえないじゃないか。心配なのは憲法を誤って理解している現首相。不安なのは民主主義を誤解している自民党幹事長。この政権を暴走させないためにも、ボクら国民が正しく憲法や民主主義を学び、理解しなくてはならない。明治以前はオカミが偉かった。今はオカミが不勉強。ここは昔の欧州みたいに、市民がオカミを先導しなくちゃならない。そうやって、本物の民主主義が育っていくのだ。
 ボクは「おえかきデスク」に向かい、プレクストークとステレオヘッドフォンで読書をしながら絵をかいている。コボちゃんは有線放送の落語チャンネルを楽しみながら、温かい紅茶を飲んでいる。アルルとデブネコミミはガスストーブの温風吹き出し口に向かって肩を並べて座り、何かを考えている。いや、考えているのかもしれない。キジバトポッポはサンルームの鳥籠で、早く運動場で遊ばせてくれと願っている。冬の夜、それぞれの想いに暮れていく。幸せは、幾万光年彼方の宇宙から飛来する宇宙線のように淡く瞬間。それを捉えるには能力が必要かもしれないのだ。
▲ 冬ごもり 今夜のメニュー 温かさ

0122・水・
 本日の東京、日の出は6時48分、日の入りは16時58分、月齢は20.7。寒いのが大嫌いな立場としては、分単位、秒単位でも昼間の長さが伸びていく実感を味わいたい。というわけで、この日の出と日の入りの時間にこだわっているのだ。
 コボちゃんがアルルと歩いていると、とあるイタリアンレストランの見える街角でチャウチャウ犬を連れているご婦人に出会った。このチャウチャウ犬、コボちゃんにもアルルにも反応せず、ひたすらイタリアンレストラン内部を見つめている。ご婦人に聞けば、この雄のチャウチャウ犬、レストランのウェイトレスに恋をしているという。散歩をしていても、ご主人をこの街角に引っ張ってきて、ひたすらレストランの入り口を見つめているというのだ。このワンちゃんがどうしてウェイトレスの女性に恋をしてしまったのか、大いに興味がある。いつか、このチャウチャウ犬に話を聞いてみたい。もしも彼がバイリンガル犬だったら。
 マキコ特派員の配信によると、オバマ大統領、
「マリフアナに飲酒以上の危険はない」
と発言したらしい。そもそも、愛煙家は飲酒派に批判的であって、喫煙に甘いところがある。健康に関しても、飲酒に厳しい医者もいれば、喫煙に厳しい医者もいる。つまり、この違いは彼が酒好きか愛煙家であるかで決まってしまう。大麻喫煙について、こうした発言をするオバマ大統領、さてはと思ったら、やっぱり大麻喫煙の経験者であることが判明した。とはいえ、大変まともな発言と感じたのが、裕福、もしくは貧困の程度で大麻喫煙のリスクが変わってくるというもの。これは賭博についても同じことがいえるのかもしれない。ポイントは、それをコントロールできるか否か。とはいえ、たとえ金銭に余裕がなくても、その精神にゆとりさえあれば、すべてのリスクは克服できるはずなのだが。
▲ 手にすくう 冷たき水の ありがたさ

0123・木・
 窓からの日差しが温かく、油断していると、ついつい眠くなってしまう木曜日である。キジバトポッポは新聞紙の運動場で日向ぼっこ。ボクはパソコンデスクで日向ぼっこ。アルルはお腹を出して、ひっくり返って日向ぼっこ。デブネコミミだけが別宅で抗議の声を上げていた。
 本日、都知事選への火蓋が切って落とされた。石原というマッドガバナーが引っ掻き回しても、ビクともしない東京都である。マッドガバナーに引っ掻き回されて波立ち、迷惑をこうむったのは沖縄の波間に浮かぶ尖閣諸島と日本の外交。おかげで自衛隊も忙しくなってしまった。とにかく、その石原はいつの間にか消えてしまい、次の都知事も猪突猛進でオリンピックを呼ぶだけ呼んだら、お金の問題でまたまた消えてしまった。そもそも青島幸男に騙されて以来、ろくな都知事が生まれていない。けれども東京都が日本の首都という地位から蹴落とされる(けおとされる)こともなく、韓国の国家予算に匹敵する経済規模のメガロポリスとして君臨を続けているわけで、ここは国民の努力と官僚の腕前によるもの。つまり、都知事には誰がなっても、東京都にとって大きな間違いに至ることはないのである。というわけで、今回の都知事選に限っていえば、これはアベ政権への信任投票であって、現政権に対する都民投票となるわけだ。とはいえ、沖縄の民意を無視して暴走する政権であるから、いかなる結果も無視されることは大いに予想される。本日も、現在の日中関係を第一次世界大戦直前の英独関係に例えたことで問題にされているマッドなアベちゃんが率いる政権を妥当とするのか否定するのか、その判断は、ボクら都民のマッド具合を見るリトマス試験紙になることだけは間違いない。
▲ 冬の陽が 部屋の奥まで 届く午後

◇ バーチャル『奥の細道』コース  福島を通過しました。
次は飯塚。あと、70,053歩です。現在の歩数、783,947歩。2周目挑戦中!

0124・金・
 本日の日の出は6時47分と、水曜日に比較すると、1分だけ早くなった。日の入りは17時ちょうど。とうとう日没が午後の5時を超えたわけで、本日の温暖な気候も、それと関係があるのかもしれない。春よこい、早くこいこい、春よこい。
 昔は得意だったけど、今はまるでうまくかけない。という絵がある。けれどもここ最近、その絵に挑戦を続けている。とある施設で、そのキャラクターを使いたい、というリクエストがあったからだ。午後いっぱいは「おえかきデスク」にしがみつき、体と精神をその絵に集中させる。そういうとき、脳味噌は空っぽがいい。でもなぁ、これ以上空っぽにしたら、もう絶対真空状況で、それはマイナス273度の絶対温度みたいにお寒い状況なのだ。とほほ。
 明日は温かくなるとの予報が出ている。ありがたい。ここ最近の何よりのご馳走が温かさなのだ。日差しさえあれば、マッサージチェアでの日向ぼっこが最高の贅沢となる。その贅沢さを一口に表現すれば、陽だまりの温泉につかって、何時間もマッサージを要求しても絶対に不満をいわない美女の軍団に全身をほぐしてもらう身分になったみたいな気分。黙っていれば、柔らかな毛玉生物の肉球(にくきゅう)モミモミもある。もちろん、これはデブネコミミのこと。
 もしかすると、国会が開かれているかもしれない。もしかすると、傍若無人な初心演説がなされたかもしれない。勝手にやってくれ。今のボクらは風前のともしび。なにしろアベちゃんが世界に対して、自分の太平洋戦争理解とか、靖国神社理解を無理強いしようとしている現状では、日本が再び戦争をやりたがっていると思われても仕方がないのである。戦後レジウムを否定して新しい戦後理解を展開するということは、敗戦国の名誉挽回、相撲の取り直しをしようといってるのも同じこと。つまり、あのときの約束はチャラにしたいと思ってます。改めてドンパチやりませんか。お望みであってもなくても。アベちゃんはそう世界に対して表明しているのである。けれども、アベちゃんは、そこんところが見えていない。憲法についても、民主主義についても、歴史についても、アベちゃんは説明すればわかってもらえると気楽に考えている。もっと勉強しなければならない。それとも、政権全体が明治政府の亡霊に憑依されてしまったのだろうか。あああ。やっぱりボクらは風前のともしび。空腹のライオンの前のネズミであるのだ。
▲ 陽の光 一ミリだけで ありがたい

0125・土・
 本日の東京の日の出は6時46分、日の入りは17時1分、月齢は23.7であるという。昨日に比べると、日の出が1分早くなり、日の入りは1分遅くなっている。つまり、昼間の長さが、前後で足して2分間延長されたわけで、夏の好きなボクとしては、ラーメン屋さんの
「冷やしそば始めました」
の貼り紙を切望してキリンさんになっている寒がりやのタヌキの夢を見ている、冬眠中のアマガエルの気分で喜んでいるのであるが、こんな屈折した気分なんて、おそらく誰にも理解はしていただけないであろう。ボクにだってよくわからない。
 土曜日の朝の8時は、いつもと同じコーヒータイム。BGMはNHKの「ラジオ文芸館」。今朝は宮部みゆき先生の短編小説。この作品、中身が長編なので、勿体ない感じ。宮部先生だったら、どんな風に料理されるのだろうと想像するのが面白かった。ということは、どういうことかしらね?
 今週、中国の毒入り餃子の犯人に判決が下された。無期懲役である。そして今夜、日本では毒入り冷凍食品の容疑者が逮捕された。そして、該当人物が容疑者になった瞬間からプライバシーが暴露され、過去が丸裸にされていく。彼について、犬の飼い方までが粗捜し(あらさがし)される。もう、犯人扱いである。けれども、たとえ逮捕されても、現状の彼は原則無罪なのだ。マスコミも、受け手であるボクらも、ここんとこの法律理解が徹底されていない。民主国家として、法治国家としての日本、もしかしたら、まだまだ勉強不足かもしれないね。もちろんボクも勉強不足を猛烈反省する毎日です。
 どうやらNHKの朝のテレビ小説か何かで、村岡花子先生の少女時代が描かれるらしいのだ。市原悦子さんがNHKラジオ第2で「朗読の時間」を担当されているのも、それと関連しているらしいのだ。というわけで、今夜も「朗読の時間」再放送はモンゴメリー作で村岡花子訳の『赤毛のアン』。そして、さすがはベテラン女優。市原悦子さんの年増のアン・シャーリーにも慣れてきて、不自然さを感じないで聴けるようになってきた。焼酎のお湯割りを飲みながら、アンの魅力を満喫しているのである。アンはモンゴメリーの少女時代の反映なのだろう。彼女が過去の時間を小説として切り取り、その時間の記憶に価値ありと判断、もしくは理解できる編集者との出会いが、この名作を世界の共有財産に育ててくれた。その出会いに今、人類が感謝している。そういう印象を改めて抱いた夜であった。
▲ 冬眠の 熊になりたや 月の末

0126・日・
 朝の気温が12度と、温かい。今朝の文化放送、志の輔ラジオ(しのすけらじお)「落語でデート」のお相手は奄美出身の歌手、城南(きずきみなみ)さん。美しい声の持ち主で24歳。奄美の三味線もお得意の様子で、弾き語りを演じていて、志の輔師匠もハゲタカが絞め殺される断末魔の悲鳴さながらの声で一緒に歌っておられた。これが志の輔でなかったら、その場にいた全員から本当に絞め殺されていただろうと想う。お気の毒様でした。でも、今朝はリスナー全員がお気の毒様だったけど。落語は六代目の三遊亭圓生師匠の『豊竹家』(とよたけや)。お声の調子からも晩年の高座だと思う。解説によると、本牧亭で収録した高座であるらしく、弟子の先代圓楽も、この後の高座に出演している。師匠ご逝去はこの後しばらくしてからだとボクは記憶している。尊敬している師匠だっただけに、その残念さというか、無念さをよく覚えている。ある時期まで先代の三遊亭圓楽を熱烈応援していたのも、圓楽が圓生の愛弟子であったせいだと思う。圓生師匠は子ども義太夫語り出身であったこともあり、音曲根多はお得意の出し物。ほとんど歌いっ放しだが、この根多を選んだのも、デートのお相手が歌手であったせいだろうと志の輔師匠が説明しておられた。
 NHKラジオ「音楽の泉」はシベリウスの田園交響楽。これをBGMにパソコンに向かわせてもらう。皆川先生はヘルシンキ、北欧の風を感じる、というようなことをおっしゃっていたような気がするが、今朝は温かいから、北欧の風もなんとか耐えられるだろうと覚悟していたら、
「あらら、どこがフィンランドなの?」
というボクの印象。そうね。ボクはデンマークから上はいったことないんだもん。いくらフィンランドの風を吹かしていただいても、ちっともわかんないんです。
 稀勢の里(きせのさと)が怪我をして休場して初場所は期待外れに終わった。考えてみれば、稀勢の里(きせのさと)もお気の毒。せっかくのチャンスの場所直前に相撲部屋の引っ越しをしなくてはならなかった。NHKの相撲解説の前の海さんは、
「引っ越す前に方角は調べなかったのかな」
なんて心配もされていた。来場所は角番大関ということで、チャンスが舞台の暗転みたいにピンチになっちゃった。この危機を克服して、精神的にも強い大関となり、本物の横綱に挑戦していただきたい。ボクはまだ遠藤に浮気はしてません。
 これはマキコ特派員からの配信。火星と木星の間の軌道を周回するアステロイドベルト、つまり小惑星帯で欧州のハーシェル宇宙望遠鏡が水蒸気を放出する準惑星を発見したとのこと。準惑星というのだから、かなりでっかいのだろうと期待したら、その通り。このケレスという小惑星、直径がなんと950キロ。もしもこいつが地球に衝突したら、まず人類は絶滅するだろう。ケレスちゃん、おとなしくアステロイドベルトで遊んでいてね。それで、なんでこの発見がすごいのかというと、つまり地球にある水の源泉が小惑星であったという学説がこれで証明されるから。外惑星帯のあちら側には彗星の巣があるらしいのだが、そこにも氷の塊がうようよしている。どうやら宇宙にはお水がたくさんあるらしいのだ。でもさ、そのお水はどこからきたのだろう。考えると眠れない。宇宙のお水は、地下鉄問題と同じくらい不思議なのだ。考えると、やっぱり眠れない。
 夕方を過ぎたら、いきなり腰の周りが冷えてきた。外では冷たい北風が暴れ回り、窓ガラスを動揺させている。寒くなるとの予報だったが、嬉しくないことに見事当たってしまった。昼間は幸せに日向ぼっこをしながらのマッサージチェアだっただけに、この寒さは嬉しくない。とにもかくにも、今は温かさだけがありがたい。
▲ 温かさ 寒さ押し出し ところてん





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