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全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2013年3月25日~31日
☆ この日記は、透析患者が病人ではなく、機械が腎臓の仕事をしてくれる以外は、一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、漢字や熟語、固有名詞には振り仮名がしてありますが、漢字の難易度とは関係がありません。これらの振り仮名は視覚障害者のための音声モニターを容易にするためのガイドです。

0325・月・
 熊本で目覚める。猫姫が部屋まで迎えにきてくれる。バイキング方式の朝御飯も今朝で二度目。猫姫の細やかな心配りがありがたく、仕事も終わってリラックスして熊本のおいしい御飯を味わった。
 ボクは視覚障害者なので、機内へは優先的に案内される。すると、通路が渋滞している。ヘビー級のご家族が4名、座席にスムースに座れずにいるらしい。猫姫といると、あたりの様子がよく見えてくるので愉快。
 帰りの飛行機でも柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)の新作落語で笑う。東京FMの「キンキラ金曜日」が今週でラストなんて、つまんないなぁ。
 羽田に着くと、猫姫のご亭主の神(かみ)が迎えにきてくれている。羽田空港、複雑になってしまい、クルマを駐車場に入れるのも大変。心より感謝です。そして、到着ロビーから駐車場までたどり着くのも大変。通路がせまくて複雑なのは、セキュリティーと関係があるのだろうか。
 運転は神(かみ)ではなく、猫姫が担当。BMWは快調にボクを赤堤へと連れていってくれる。猫姫と神(かみ)が無事に家まで送ってくださった。おふたり、いつも助けてくれて、ありがとうございます。
 着替えをして、いつもの透析。「パッくん・マッくん、とカイホチサトの英語にサンキュー」の最終回。こんなに愉快な番組なのに、惜しい。また野球シーズンが終わったら、ぜひとも再開していただきたい。
 透析より帰宅したら、スタジオクラスターの青木岳志さんのご母堂が炊いてくださった新潟特産のおいしい魚、ノドグロが届いている。ご母堂は数十年の間、檀家の皆様においしいお料理を提供してきた確かな腕前。ときどき、ボクのホッペタを落としてくださるのだ。というわけで、今夜の寝酒は新潟の銘酒を新潟のノドグロの煮魚が肴で一杯。いや、一杯では終わらなかったな。あはは。
▲ 東へと 桜列島 一直線

0326・火・
 熊本より戻って、おかしな咳が続いている。花粉症でも風邪でもなく、喉がイガイガして舌がしびれる感じ。もしかしたら、これがPM2.5の影響かもしれない。熊本では山部京子(やまべたかこ)さんがマスクや蜂蜜を準備してくださっていたが、素直にいただいておけばよかったと悔やむ。まさかと思っていたが、PM2.5、恐るべし。
 寒い。また冬に逆戻り。暖房を入れると、ネコドモはストーブに張り付いている。
 パソコンの不調で読めずにいたメール40通に目を通す。いや、耳を通す。書けずにいた日誌にも書きこみを加える。でも、時間は無情に過ぎていき、せっかくの火曜日があっという間に終わってしまう。
 予定よりも遅くなってしまったが、安全プラットホームのイメージキャラを仕上げる。「みんなでカンガエルー」はシグナルの黄色が基調。「みんなの話をキキミミズク」はグリーンが基調。プラットホームをもじった「フラットオウム」は赤が基調。この3個のキャラクターを鉄道ホーム改善推進協会立ち上げ準備会に、それぞれのケースに合わせてアレンジしていただき、使ってもらうつもりである。ことにホームドアの設置に消極的なオバQ線には、「みんなの話をキキミミズク」を見習い、障害当事者や利用者のみんなの話に傾聴して、ぜひとも参考にしていただきたい。
 機関誌「児童文芸」よりご依頼のイラストレーションを仕上げて発送する。いつものヤギ博士の絵に新しい解釈を加えることができて安堵。この絵を見た作家先生は、いかなる物語を考えてくださるのだろう。今から楽しみである。
 とうとう裁判所がケツをまくった。いや、重いお尻を持ち上げた。1票の格差への違憲判決だけでなく、選挙無効を言い渡したのだ。でもなぁ、この国では泥棒が泥棒を縛る縄をなっている。だから、いくら縛っても、すぐ切れる縄しかできてこない。そもそも違憲で議員になった連中が憲法改正を唱えるなんて笑ってしまう。そんなん、憲法違反の手前も手前、ただの常識違反ではないか。
 23時よりサッカー。この試合に勝てばブラジルのワールドカップに出場決定とあって、ラジオでも中継をやっている。けれどもアウェイの法則で、ジャパンは苦戦している。2点を先取された段階で眠気に勝てなくなり、試合の結果を待たずにダウン。ボクは眠りの旅に出る。
▲ 安全な プラットホーム 考える

0327・水・
 ゆうべのサッカーのおかげで朝寝坊。それにしてもヨルダンのサポーター、困ったもんです。選手の顔にレーザーポインターはいけません。日本には恥の文化があるけれど、世界ではどうなのだろう。世界を旅してきたけれど、人の心はどこでも同じ。いつまでも、そう信じていたいものである。
 インストールしたプログラムがシステムと仲良しになったせいか、パソコンでの作業がスムースになってきた。まだ不安定だが、なんとかリズムを取り戻せそうである。
 すごーく寒い。朝が6度で最高気温も8度と10度にも届かない。ネコドモは羽根布団でシャム双生児みたいにひとつになって丸まっているし、アルルもマッサージチェアで丸くなってる。ボクとコボちゃんはストーブの前で熱いお茶。高校野球だけが熱く鳴り響いている。
 今頃になって週末の疲れが出てきた。コンセントレーションが持続しないし、すぐに眠くなってしまう。パソコンだけでなく、早く自分のリズムを取り戻したい。
 ここ最近、毎晩必ず聴いてるのがNHKラジオ第2の基礎英語スリー。なんとなく聴いていたのが、登場人物たちとドラマに馴染んでしまい、おまけにネイティブなアメリカンイングリッシュのヒアリングに効果があるので、プラクティスというよりは遊びとして聴いている。透析中などは大声で発音はできないが、口の形だけのシュミレートはできる。最近はチャンスがなくて錆びてきた自分の英語。ビートルズを正確に歌うにも英語のプラクティスは欠かせないのだ。
▲ 酔っ払い 桜の下で 震えてる

0328・木・
 早起きができず、朝の大切な時間を有効に使えていない。これはよくない。朝が一日を決めるのだ。
 暖かいのか寒いのかよくわからなくて、ボクはリズムを失っている。まだ週末の疲れが残っているとしたら問題。とにかく元気を出してWEBLOGの原稿を仕上げて絵夢助人(えむすけびと)さんに送信する。画像の撮影は第二夫人の猫姫。うまく撮れているといいのだが。
 仮眠のつもりが熟睡してしまう。アルルを抱きしめ、ふたりでいびきをかいて眠ってる。
 階下の工事をBGMに高校野球が流れている。特にどこも応援はしていないのだが、やっぱり東北の高校を応援してしまう。
 今夜、もしも晴れていたならば、いざよいの月が見られるはず。月齢は16.3ということである。
 新潟の烏賊の塩辛が旨い。日本酒との相性は抜群で、ついつい飲んでしまう。でも、それで早寝ができれば、きっと早起きができるのだ。
▲ 満開の桜見守る 春休み

0329・金・
 夜明け前の時間と午前中の時間が真っ二つに分かれている。3時とか4時とかいう時間からパソコンに向かい、別世界への旅に出る。この旅、かなり面白くなっている。そして、旅に疲れたら、今度は二度寝の夢の旅に出るのである。
 ムショから出てきたばかりのホリエモンがロケットを打ち上げたらしい。比喩ではない。本物のロケットである。ただし、どの程度のロケットなんだか、ボクは知らない。ムショに入る以前からロケットエンジンの開発をやっていたというのだから、ご本人は本気なのである。エンジンという限り、ボクはどうしても液体燃料のロケットエンジンを想像してしまうのだが、どうだろう。アメリカでは民間の会社が国際宇宙ステーションに物資を輸送しているわけで、宇宙ビジネスに目を向けているホリエモン、ボクはさすがといって差し上げたい。ホリエモン、次は「ライブドア」でなくて、「どこでもドア」の開発でもやってくれ。
 今日も工事がうるさい。音楽も高校野球もドリルの音に邪魔されるので、思い切りボリュームを上げてやる。でも、そうなるとBGMにはならないので、仕事にもならない。
 プロ野球が始まった。透析中の暇つぶしはこれでいい。巨人軍に対し、広島はかなりいいゲームをしたと思われる。他のゲームも、それぞれに面白い結果となっている。楽しみなことである。ただし、プロ野球の中継が開始されると、番組編成も新しくなる。東京FMでは柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)の「キンキラ金曜日」が終わってしまった。ただし、喬太郎師匠の新しい深夜番組が始まるとか。こういう番組は透析中だから暇つぶしになるので、わざわざ深夜に起きて傾聴するかどうかは別の問題。同じように、NHKラジオ第2の基礎英語も今夜で最終回。来週からは同じメンバーで番組が切り替わる。ボクにとって、透析の時間をいかに有効に過ごすかは、大きなテーマであるのだ。
▲ なんとなく 春はさびしい心地して

0330・土・
 またもや未明に起きて書いている。これがどうなるのか、それはわからない。今、何度目かの谷底にいて、やっと書くことのできた構想である。27年分の思いを短編に託すとは度胸のいることだが、あえてそれをやっている。必要なのはわくわくであって、そのわくわくのためにも初心を大切にしなくてはならない。
 コーヒータイムで脳味噌を緊張から解放してやる。BGMは8時からのNHK、「ラジオ文芸館」。先週は熊本いきで逃したマイフェバリットプログラムである。山本ふみお作『イルカ療法』-突発性難聴-は森山はるかアナウンサーの朗読。来週から「おもしろ研究所」の副所長になられる方である。アニメ声優を思わせる声の持ち主だが、この朗読については、その声が邪魔にはなっていない。再放送なのでリラックスして聴いていた。
 以前も書いたが、ここ最近は1日をふたつに分けて使っている。未明の静かな創作タイム。そして仮眠の後のルーティーンワーク。だから昼間の時間は眠くてたまらない。
 というわけで、ほとんど眠りながらの着替え。ピンクのワイシャツにエルメスのシーブルーのラクダのネクタイなんかしめて、ほとんどチンドン屋である。週末の土曜日はボクにとってのラジオデイなのだが、本日は外出しなければならない。この年齢になって人様の結婚式に出るのは恥ずかしいようなつらいような、ちょっと複雑な心境。本日は絵本作家のきむらゆういち氏の再婚の結婚式なのである。まあ、ボクは再再婚なので、人のことはいえた義理ではないのだが、再婚のお相手が40歳近くも年下となると、友人としての心境は、もしかして複雑かもしれない。
 タクシーを降りると、きむらゆういち事務所のスタッフのお嬢さんのエスコートでチャペルに入る。本日、コボちゃんは看護師の仕事を外すことができないのだ。なんとなく不可思議な英語をしゃべる、それでいて日本語もたどたどしい牧師が結婚式を執り行う。小さいが、しっかりとした音質のパイプオルガンとフルートの演奏が美しかった。
 ホワイエやチャペルや宴会場が別棟なので、こういう寒い日の移動はつらい。ドレスアップをしたお嬢さん、震えておられた。
 劇場映画『あらしのよるに』の監督のご挨拶と、ドラエモンのジャイアンの乾杯の発声の次にボクが『はじめの一歩』を歌う。セリフの部分で、きむらゆういち氏へのスピーチとしての言葉を織り込んだ。ボクの目の前でとても楽しげに手拍子を打ってくれていたのが絵本作家のみやにしたつや氏であることがあとでわかった。
 この歌、映画『あらしのよるに』のプロデューサーであられるきむらゆういち氏の姉上や、直木賞作家の辻村深月(つじむらみづき)さんに褒めていただいたのが嬉しかった。
 お付き合いのあった出版社の方々も複数お見えになっておいでだったが、こちらが盲目なので、挨拶はパスされる。そういう中で、ポプラ社の坂井社長だけが親しく声をかけてくれた。さすが、彼は男である。
 教会の生演奏など、いろいろと趣向を凝らしている割には簡素なフルコースだった。メインディッシュに牛肉の出ない結婚式というのは、おそらくきむらゆういち氏の結婚式が初めてではなかっただろうか。別にご馳走目的の結婚式ではないのだが、先月のヤングドクターの、あのマンダリンホテルでのシェフご自慢のフルコースディナーと、どうしても比較してしまう。きむらゆういち氏、落語の『あと棒』を聴いて、今後の参考にしていただきたい。
 帰宅して焼酎のお湯割りを飲む。結婚式ではシャンパンと白ワインと赤ワインでほろ酔いになっていたのだが、寝酒はやっぱりこいつに限る。BGMはラジオ第二の「朗読の時間」再放送。語りは読夢の会の長谷川克彦アナウンサー。けれども、せっかくの時代小説の名人が、随筆の朗読とは、ちょっと勿体無い気持ちがした。疲れと酔いとで最後まで聴いておられず、ベッドに倒れこむ。また明日、早起きをしよオットセイ。あはは。
▲ 花冷えで ドレスのレディー 震えてる

◇ バーチャル東海道五十三次コース 浜松を通過しました。
 次は舞坂。 あと21,486歩です。 現在の歩数、511,314歩。 2周目挑戦中!

0331・日・
 早寝のおかげで早起きができた。4時から志の輔(しのすけ)ラジオが始まる6時までの時間、執筆に集中。物語世界の住人でいられた。
 志の輔(しのすけ)ラジオ「落語でデート」の今朝のお相手は女優さん。ミニスカポリスでデビューした元モデルさんであるらしいのだけれど、ボクはミニスカポリスがよくわからない。このユニークな江戸っ子女優さん、綱引きの審判の資格をゲットして、その特典は「綱引きマガジン」という雑誌が届くことらしい。志の輔(しのすけ)師匠、そのマガジンをどうして持参してくれなかったのだと残念がる。落語は三代目の桂三木助(かつらみきすけ)師匠の『近日息子』。昭和30年にNHKラジオで放送された音源。最近はあまり演じられない題目だが、名人の口調がよかった。
 NHKラジオは高校野球に占領され、素人喉自慢も上方演芸会も楽しめない。外は雨と寒さで散歩もできない。それらをいいことに、終日パソコンルームに閉じこもる。そして眠くなったら眠るという勝手気ままな1日を過ごす。
 TBSラジオの「爛漫寄席」は三遊亭小圓歌(さんゆうていこえんか)師匠の三味線漫談。何度も高座を拝聴しているが、ますます芸は磨きがかかり、円熟味を増している。いつも同じことを語っているのだけれど、まるで飽きることがない。落語は柳家権太楼(ごんたろう)師匠の『代書屋』。桂枝雀(かつらしじゃく)や立川談志(たてかわだんし)師匠の『代書屋』と比較するのはナンセンスだと思うが、権太楼師匠の場合、この師匠が演じる、というだけで笑わせてくれる。柳家一門の貴重な存在である。
 今夜は有線放送の落語チャンネル「上方落語会」、3月分の最後の放送。桂南光(かつらなんこう)師匠の『桜宮』が始まる23時過ぎまでパソコンと格闘する。
 今夜も寝酒は焼酎のお湯割り。肴は南光(なんこう)師匠の落語。これでリラックスできれば、また早寝をして早起きができるのだ。
▲ 花冷えに 閉じこもってる家の中




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