全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2012年11月19日~25日
☆ この日記は、透析患者が病人ではなく、機械が腎臓の仕事をしてくれる以外は、一般の人と何ら変わらなく暮らしていることを知っていただくためのものでもあります。また、漢字や熟語、固有名詞には振り仮名がしてありますが、漢字の難易度とは関係がありません。これらの振り仮名は視覚障害者のための音声モニターを容易にするためのガイドです。

1119・月・
 朝いちばんのメールはマキコ特派員から。しばらくぶりのことである。マキコ特派員がインド取材から無事に戻ってこられたのだ。どんなネタを仕込んできたのか、またあの不思議な喫茶店で、旅行談をじっくりと拝聴できることを楽しみにしている。
 小沢一郎無罪確定の知らせが届く。でも、ボクの知る限り、これをトップに扱ったのは、TBSラジオのデイキャッチのニュースランキングだけ。無罪が確定して、白であることが明らかになっても、まだ小沢一郎はマスコミや世間から理不尽な嫌われ方をしているらしい。これから総理大臣になろうという人物を検察がマークしたのだ。それから無罪確定の今日まで、この騒ぎで日本が失ったものは大きい。民主党は事実上瓦解して、官僚ロボットの野田佳彦という巨大な空洞が出現した。もしもこれが検察と霞ヶ関が描いたシナリオだとしたら、作戦は大成功である。小沢一郎議員秘書のICボイスレコーダーの記録がなければ、この無罪判決確定も危うかった。取調べの一日も早い可視化が望まれる。今のままでは、検察ににらまれたら最後、誰であろうと犯罪者に仕立てられてしまう。
 大相撲九州場所、勝負審判のミスで全勝だった豪栄道(ごうえいどう)が損をして、日馬富士(はるまふじ)が助かった。優勢だった豪栄道(ごうえいどう)だったが、取り直しでは集中力の勝る日馬富士(はるまふじ)が勝利。これでお互いが1敗同士となり、全勝は横綱白鵬(はくほう)だけとなる。豪栄道(ごうえいどう)に期待しているボクとしては、審判しっかりせよ、といいたい。
 透析からの帰り道、ボクは口から真っ白な息を吐いてゴジラごっこ。本日の最高気温、東京都心で9.9度とのこと。寒い。この寒さは1月の冬真っ盛り(まっさかり)のもの。いや、冬に真っ盛り(まっさかり)というものがあるとしたら、の話だが。これから本当の冬に向かって、こうした寒さが日常のことになっていくのだろう。ああ。早く春さんにきてもらいたい。
 世間ではノロウィルスが流行している。ボクは週に3度の病院通い。コボちゃんは、週に何度も昼間の看護師。ボクらはノロウィルスに遭遇するチャンスにはありがたくもなく恵まれているわけだ。このノロウィルス、犬や猫や鳩に感染するかしないかは知らないが、ボクら家族を守るため、ボクもコボちゃんも手洗いを忘れてはならない。インフルエンザもノロウィルスも、やつらを倒すスーパーウェポンは、生真面目手洗い大作戦なのである。
 介党鱈(すけとうだら)の煮物が冷蔵庫で熟成し、塩梅のいい煮凝り(にこごり)となって食べごろである。濃厚な魚の旨味はビールや赤ワインとは馴染まない。旨味が変化してしまうのだ。けれども、日本酒や白ワインだったら相性は抜群。魚も旨くなるし、酒も深みを増す。というわけで、寝るまでの1時間半を、たっぷり酒と魚で楽しんだ。青木岳志さんのお母様、ありがとうございます。
▲ 白い息 吐いてゴジラの ご帰宅だ

1120・火・
 朝の紅茶はオレンジとジンジャー。生姜はフレイバーだけでなく、薬効もあるというから期待する。そのうちポカポカしてくる。でもでも、内側から暖かくなるのはいいけれど、やたらと眠くなるのも困りもの。
 寒いけれど、いい天気。窓ガラスからの日差しでパソコンルームはぽっかぽか。先週が特別にハードワークであったわけではないけれど、外出が続いたせいか、どこかに疲れが残っていて、眠くて仕方がない。だから眠る。ぽかぽかの空気に抱かれて眠る。ほぼ100パーセント、無駄な1にちが必要なこともあるのだ。
 大相撲九州場所が面白くない。耳で見ているボクにとって、白鵬(はくほう)の相撲も、日馬富士(はるまふじ)の相撲も、横綱らしくなくて、つまらない。もっと横綱らしい立会いや決まり手を期待しているのだ。本日のボクのハイライトは、心肺機能に若干の問題を抱える若手力士の活躍。初めての大関戦に、大関に土をつけたのである。インタビュールームで、酸欠で死んでしまうのではないかという、あえぎあえぎの呼吸で答える力士に拍手喝さいをを送りたい。この注目すべき力士、マスノヤマという名前らしいのだが、誰か、正しい文字を教えてくれたらありがたい。
 日本点字図書館の小野館長から対談の依頼あり。日本点字図書館は中途失明者にとっての灯台。視覚障害者のオアシス。すべての盲人にとっての羅針盤。ボクも日本点字図書館に救われたひとり。お役に立てることがあって、光栄である。
 TBSラジオの「DIG」では中東問題をやっている。毎日新聞からガザ地区に取材に入っている特派員からの電話が印象的。ガザ地区上空では、まるで蜂が飛ぶような音を発しながら、無人偵察機がひっきりなしで飛び回っているらしい。ガザは人口密集地。その隙間からイスラエルへのミサイル攻撃を仕掛けるのだが、その拠点を発見するのに、この蜂たちが必死に働いているのである。このミサイル攻撃、イスラエルは米国提供のパトリオットミサイルで迎撃、かなりの効果をあげているらしい。パレスチナ側の死傷者に比べて、イスラエル側の被害が小さいのはそのせいだろう。けれども、ガザは無理矢理に区切られた地域だから、そこへの空爆は効率がいい。犠牲者も多く出るに決まっている。パレスチナ側の惨状は、イスラエルからも米国からも聞こえてこない。そういう意味で、ガザからの電話は貴重だった。
 昼間と夕方の仮眠のせいで、夜は元気。ひたすらパソコンに向かい、キーボードをたたきまくる。徹夜でたたきまくるつもりだったが、日付が変わると、眠りの妖精が、透明な羽根で美しいメロディーを奏でながら、ボクの周囲を飛び回り、ボクはその、眠りのティンカーベルの誘惑に負けてしまうのだ。
▲ 室外機 日光浴の 鳩のペア

◇ バーチャル四国八十八カ所コース 71番、弥谷寺を夢想参拝、通過しました。
次は72番、曼荼羅寺。 あと9,472歩です。 現在の歩数、2,325,328歩。 1周目挑戦中!

1121・水・談志家元一周忌・
 朝からいい天気。本日は暖かくなるとの予報も出ている。TBSラジオ「スタンバイ」では、お天気おじさんの森田君が、今年の冬は寒いと脅かしている。エルニーニョが終わったせいであるらしい。寒いのは嫌いだが、アパレルメーカーにとっては嬉しいニュースになるのかもしれない。
 今朝のNHKラジオ第2、「お話の旅」は安房直子(あわなおこ)作『姫林檎の木の下で』。中村メイ子(なかむらめいこ)さんのお声と語りがいい。幼い頃から、この人のラジオに手懐けられているから、無条件で感動してしまうのだ。彼女は美空ひばりに匹敵する子役の大スターだったのである。いいなぁ、中村メイ子(なかむらめいこ)さん。
 カルチャーラジオは「新大陸の植物が世界を変えた」。今朝の植物はトマト。南米から欧州に持ち込まれたトマトが、最初は悪魔の果実と嫌悪されていたとは知らなかった。それがイタリアやスペイン料理で、なくてはならない食材となっていく原動力は、やはり飢餓であった。人間、困窮すれば、必ず出口を見つける。そのプロセスに進歩や発展があるのだ。このシリーズ、面白くてたまらない。ポテト、トウモロコシ、唐辛子などが、いかに世界の食生活に変化をもたらしたかは驚くことばかり。コロンブスはインドには到達できなかったが、彼の果たした役割は限りなく大きかったのである。
 大相撲九州場所、日馬富士(はるまふじ)が琴奨菊(ことしょうぎく)に負けて二敗となり、白鵬(はくほう)は琴欧洲(ことおうしゅう)に負けて一敗となり、面白くなってきた。番狂わせひとつで、二敗三敗の力士にも優勝の可能性が芽生えるわけだ。ガンバレ、大相撲。
 スカイツリーからの雑音だらけの電波で、やっとJ-WAVEの- Jam The World -を聴く。今夜は堤未果(つつみみか)さん。この人の話ばかりは、雑音だらけでも拝聴したい。
 鳩山由紀夫(はとやまゆきお)氏、引退などしないで、小沢一郎と行動を共にすればいいのにと、政治の素人であるボクなどは考えてしまう。もともと、鳩山由紀夫と菅直人と小沢一郎が引っ張ってきた民主党である。けれども、官僚ににらまれた彼らは本来の巣箱を追われ、官僚ロボットがその巣箱を我が物として、権力を振り回している。とはいえ、傀儡だから、迫力も説得力もないから、この民主党という巣箱は風前の灯(ともしび)、次の選挙が終われば、自公に吸収されてしまうのだ。政権交代をして総理大臣になったときの鳩山由紀夫(はとやまゆきお)氏の演説ほど見事なものはなかった。沖縄へ向けてのメッセージにも拍手喝采をした。だから結局、官僚とアメリカに嫌われて、総理大臣ではいられなくなったわけである。検察によって小沢一郎抜きにされた民主党、大黒柱がなくては東日本大震災にも耐えられるわけがない。
 それにしても、今度の選挙はどうだ。ボクは「雨後の竹の子選挙」とでも名づけたい気分。新党の数はセ・パ両リーグ合わせた数より大きい。中には、とても政党名とは思えないような長いものがあって、ボクのような記憶力の悪い者にとって選挙までには、とても覚えられない。そして、覚えられないボクも馬鹿だが、そんな政党名をつける代議士たちは、もっと馬鹿だ。ああ、馬鹿が馬鹿を選ぶ選挙で、日本は沈没を免れることができるのだろうか。
 本日は立川談志師匠が逝去されてから1年。23時を過ぎたら、コボちゃんと談志家元へ献杯。素晴らしい思い出と暖かさをくれた名人に、心からの感謝と敬意を送る。家元のお宅の居間で、お互いに酔っ払って、家元とチークダンスを踊りまくった夜のことを思い出し、目頭が熱くなった。
 パソコンを開いたら、国際ジャーナリストのオイケンからメールが届いている。談志家元一周忌のことだった。お互い、月日の流れのスピードを痛感する。オイケン、今の仕事を休職して、田中康夫氏の選挙のお手伝いをするとか。またまた、彼から貴重な情報をいただけるものと期待している。
▲ 懐も 予報も寒い 師走かな

1122・木・いい夫婦の日・
 川田龍平参議院議員から電話。昨夜、奥様の堤未果さんの- Jam The World -を拝聴したばかりのタイミングだったので驚く。電話をしてきた理由はこの夜に保坂世田谷区長との対談があるからとのこと。ボクとの最初の出会いが、その保坂議員の当選報告会での出来事であったことを思い出し、エム ナマエの声が聞きたくなったらしいのだ。龍平君との付き合いは長く、また濃密である。彼の勉強会の合宿をペンション絵夢で開いたり、ボクが入院している旭川の病院に見舞いにきてくれたり、議員になる、はるか以前からの交流である。堤未果さんとのご結婚も、それからのこと。昨夜、奥様の放送を聴いたと伝えたら、彼女の聴取率が非常に高いと聞いて納得した。優れたご夫婦であるから、おふたりで議員活動もいいのではないかと提案したら、彼女が議員になったら、自分は秘書として支えたいとおっしゃる。ふたり揃っての議員活動は無理だろうというのがその理由。龍平君、議員になってもまるで威張らず、いつまでも少年のようで爽やか。川田龍平氏と堤未果(つつみみか)さん、このまま変わらないで、いつまでもいいご夫婦でいて欲しい。こんなことを考えるのも、本日が「いい夫婦の日」であるせいだろうか。
 午後、愛知県豊川市の信用金庫にサバイバルナイフの男が乱入。客と職員の5人を人質に立てこもる。要求は食料と飲み物、拡声器とタバコ。金が目的ではなく、野田内閣総辞職が男の要求であるとか。最初はマスコミ関係者へのアピールを望んでいた。夜、人質のひとりを解放した後は、事態は硬直、日付が変わっても変化は見られなかった。それにしても、気の短い男。次の選挙が終われば、野田内閣など、影も形もなくなってしまうのに。
 選挙に向けて、新党の離合集散が日々のトップニュースになっている。TBSラジオのデイキャッチでも、毎回のランキング1位である。剥き出しのエゴが匂って、鼻をつまみたくなるような政治家たちの醜態であるのに、これに関心を寄せる人々の多いのに驚く。この傾向、国民が新しい政権に期待していると受け取ってよいのだろうか。そういえば、株も上昇。お祭り選挙でも、株さえあがれば喜ぶ人もいる。でもなぁ、何よりも大切なのは原発のない世界の実現だよ。
 来年度のスケジュール表の打ち込みや、ブログ原稿の送信など、あれこれパソコンと格闘していたら、グラリとくる。途端にアルルがボクのベッドに飛び上がり、避難する。23時19分、首都圏が震度2で震えた。震源は千葉県、深さは90キロ、マグニチュードは4.2。首都直下型地震でなくてよかった。
 イスラエルとハマスが停戦合意をしたとの報道。この合意、どこまで守られるのだろうか。そうした心肺はあるものの、最も危惧された事態、イスラエルによる地上戦が阻止されたのは大きい。オバマは、空からミサイルが降ってくるような状況を放置してはおけないと発言したそうだが、アメリカによって地上に雨あられとミサイルや爆弾が降り注いでいた国や地域は、いくらでも存在した。ベトナム、イラク、アフガニスタン、そして沖縄、日本。あっていい戦争など、ひとつもないが、なくていい平和だってひとつもない。命と宇宙の謎に挑む人類の知恵にとって、戦争のない地球を創造することは不可能ではないはずなのだが。
 夜中、熟睡していたら、コボちゃんがキジバトポッポを鳥かごに入れてパソコンルームを通過して、サンルームへ連れていく。キジバトポッポとネコドモのバトンタッチである。で、ボクはその騒ぎで眠れなくなり、未明から活動、そのまま「おはよう一直線」の占いなどをチェックする。ええイ。このまま起きて、仕事にしちまえ。
▲ 冬の朝 窓のガラスが 泣いている

◇ バーチャル四国八十八カ所コース 72番、曼荼羅寺を夢想参拝、通過しました。
次は73番、出釈迦寺。 あと348歩です。 現在の歩数、2,336,052歩。 1周目挑戦中!

1123・金・小雪・勤労感謝の日・
 未明から活動開始。5時の時報でNHKラジオのニュースに傾聴。すると、午前3時、人質監禁から12時間で、愛知県豊川市の信用金庫への乱入男、警察によって確保された、と聞こえてくる。人質はほぼ無事。19歳の女子職員が軽い怪我をしただけで事件は解決した。警察の特殊部隊の皆様、お疲れ様でした。
 休日だけれど、外は静か。どうやら雨が落ちているらしい。我が家も静か。サンルームではキジバトポッポが静かに豆をついばんで、おえかきデスクではデブネコミミが丸くなっている。アルルはボクのベッドでボクの枕を使っている。この姿勢、左を下にするところがボクと同じスタイル。真似をしているとしか思えないところが可愛い。
 これまで繰り返し書いてきたが、病院側の理屈によって、休日の透析は午後の早い時間から。これで、せっかくの休日が中途半端で終わるわけだ。理不尽な話だが、命を人質にとられている患者としては、病院に対して露骨には抵抗できない。ここは喧嘩の難しいところ。それで仕方なく、午後の早い時間から、ベッドの上でラジオに傾聴するわけである。
 いじめ倍増、14万件。でも、本当にこれが実態なのだろうか。学校や教育委員会に見逃しや握り潰しはないのだろうか。文部科学省は本気で調査しているのであろうか。14万件がいかに実態を反映している数字なのか、素人のボクには何も見えてはこない。
 いじめは簡単にはなくならない。いや、決してなくならないかもしれない。生意気で、かなり目立つ子どもだったボクは、近所の餓鬼大将にいじめられ、クラスメイトにいじめられ、先生にもいじめられ、そのことで親からもいじめられた。集団は変り種を許さない。いじめを長引かせない秘訣は屈しないこと、沈黙しないこと。闘えば道は開かれる。けれども、陰湿ないじめは別だ。陰湿ないじめは、弱者が、より弱者に向かう。無抵抗な者に向かう。おのれの「不幸」や、おのれの「孤独」が、そこから逃れるため、誰かを巻き添えにする。強い者が弱い者をいじめているのではない。おのれの弱さをカムフラージュするため、弱い者いじめをするのではなく、無抵抗な者をターゲットにするのである。「不幸せ」や「孤独」は仲間を欲しがる。増やしたがる。彼らは集団になれば強がるが、単独では無害な存在に化ける。無害であることを強調する。目立たない存在として振舞う。だから、彼らは豹変するのだ。「いじめ」撲滅を叫ぶ以前に、「不幸せ」や「孤独」を見逃してはならない。気軽に声を掛け合える、そんな社会にしていきたい。
 九州場所、新横綱の日馬富士(はるまふじ)が4敗となる。体力の問題か。それともいざ横綱になって緊張感が途切れたか。日馬富士(はるまふじ)、これからが本当の闘いとなるだろう。
 休日のNHKラジオ、「ゲキラジ」と称して、スタジオに観客を集め、その前で、ラジオドラマを生放送で演じている。これがナンセンスで不思議なドラマばかりで面白い。誰もいない透析室の待合ロビーで、コボちゃんとポケットラジオに耳を寄せて、ふたりで笑って聴いていた。シナリオにせよ、役者にせよ、注目すべき才能が次から次へと生まれてきて、楽しめるのはいいけれど、ボクの内心は火の車。おちおちとはしていられない。
▲ 初冬を 静かに雨の 降ることよ

◇ バーチャル四国八十八カ所コース 73番、出釈迦寺を夢想参拝、通過しました。
次は74番、甲山寺。 あと4,404歩です。 現在の歩数、2,337,196歩。 1周目挑戦中!

1124・土・
 5時から活動開始。遅れていたブログ原稿を仕上げると、8時。NHKの「ラジオ文芸館」が始まる。今朝は再放送で、いしだいらの『再生』。場面場面の表現が巧みで、ついつい傾聴してしまうのだが、落ち着いて振り返ると、あれこれと疑問がわき上がる。以前の放送を確かに聴いているのだが、その印象も薄い。作家は誰でも頭で考えるのだが、流行作家の場合は、頭のてっぺんで書いているのかもしれない。
 10時からNHKラジオでは「真打競演」。その月最後の土曜日はキャンパス寄席。素人が絶叫しても、面白くも何ともない。そもそも、何を叫んでいるのか判然としない。ボイストレーニングもしていない学生に、絶叫させること事態が無理なのである。取りを勤める噺家(はなしか)だけが冷静に、その場の空気を分析していた。この噺家、入船亭扇橋(いりふねていせんきょう)師匠のお弟子であろうか。かなりな実力派だったが、残念なことに、名前を聞き損ねた。
 アルルの様子がおかしい。どうやらオシッコがしたいらしいのだ。すぐに支度をして外へ連れ出す。道路の排水溝へ連れていくが、排尿をしない。おかしいと思っていたら、アルルはガマンがし切れず、部屋でお漏らしをしてしまったのである。犬や猫と暮らしていれば、こういうことには寛容でいなければならない。一緒に暮らす楽しさを考えれば、そんなこと、たいしたことではないのだ。
 大相撲九州場所、とうとう横綱の日馬富士(はるまふじ)に5敗目の土がついた。勝ったのは大関、稀勢の里(きせのさと)。ボクが心肺した通り、日馬富士(はるまふじ)の横綱はちょっと力不足(ちからぶそく)な印象が拭えない。白鵬(はくほう)が優勝を決めてしまったから、明日の千秋楽の横綱同士の取り組みが盛り上がらないのではないかと危惧(きぐ)する。初場所は日馬富士(はるまふじ)に、もっと横綱らしい相撲を期待するし、稀勢の里(きせのさと)には、最後まで優勝にからんでいただきたい。
 大相撲の放送が終わり、6時のニュースが始まる直前のこと、エアコンが妙にきしんでいるな、と思った瞬間、グラリときた。ボクがゴムチューブで筋力運動をしている目の前のパソコンモニターから、特大ゴジラが落ちてきた。これは東日本大震災以来、初めてのこと。アルルもデブネコミミもパニック。世田谷区は震度4だった。震源は千葉の北西、深さ80キロ。マグニチュードは4.9。最初の印象が縦揺れだったので、首都直下型ではないかと緊張した。いろいろと脅かされているから、首都圏が激しく揺れると、どうしてもヒヤリとしてしまうのだ。
 野田佳彦(のだよしひこ)が選挙に向けて街頭演説の行脚を始めた。全国100箇所で選挙民に直接訴えかけると息巻いている。この人、おおい原発のことなど、突っ込まれるとワンパターンの答弁になるが演説となると元気がいい。まるで別人28号で官僚ロボット・屑鉄28号の面影はない。でも、聴衆は知っているのだ。この人のインチキと嘘を。
 参議院の川田龍平氏からお電話をいただいたとき、みんなの党は石原とだけは距離を取った方がいいと思うとお伝えした。だから、というわけではないに決まっているが、渡辺喜美(わたなべよしみ)代表が日本維新の会とバトルをしている。橋下(はしもと)代表からのラブコールを蹴っ飛ばしたのである。ジャンケンで候補者を決めようなどという提案には同意できない、というのが渡辺喜美代表のご意見。だが、それ以上に、日本維新の会のトップに石原珍太郎という時代錯誤の誇大妄想狂が陣取るという事態こそが問題。中国を「支那」(しな)と呼び、日本の核武装を推奨するような政治家と一緒にやれるわけがないのだ。大同団結と珍太郎はいうけれど、本当は自分が総理大臣になりたいだけの話。何しろ、あの人には後がないのである。
 本日はどこへも出かけず、ひたすらパソコンデスクとベッドの往復。こんな1日のアクセントになってくれるのがラジオ。今夜は初めてのプログラムに耳を傾ける。FMJ-WAVEの浅田二郎ライブラリー。さすがはJ-WAVE、- Reading for Your Heart -といい、この番組といい、音楽と効果音の完成度が高い。浅田二郎の短編を扱うので、尺もいい。改めてすごい作家だと思う。某講演会で、エレベーターで気軽に声なんかおかけして、失礼なことをしたものだと恥ずかしくなる。FMが朗読に力を入れているとしたら、NHKラジオもTBSラジオも、落ち着いてはいられない。ことに日曜日の夜の番組だけは、なんとかしていただきたい。
 某広告代理店よりテレビCMのことでホームページに問い合わせ。夜中にメールを開いたものだから、連絡もできずに、とても気になる。肋骨の端っこに引っかかりを感じながら未明までキーボードを叩いていた。
▲ 街頭で 元気に嘘を ついている

◇ バーチャル四国八十八カ所コース 74番、甲山寺を夢想参拝、通過しました。
次は75番、善通寺。 あと1,384歩です。 現在の歩数、2,343,216歩。 1周目挑戦中!

1125・日・
 未明より活動。音声腕時計のアラームでラジオをつけると、文化放送では志の輔(しのすけ)ラジオ「落語でデート」。今朝のお相手は宝塚の女優さん。この人、宮城県出身の個性派。なんとなく宝塚を受験して合格してしまったという変り種。落語は1963年にニッポン放送で収録された名人、三代目三遊亭金馬(さんゆうていきんば)師匠の『高雄』(たかお)。この高雄とは、高雄太夫(たかおだゆう)のこと。最高級の花魁(おいらん)で、落語では『紺屋高雄』(こうやたかお)や『伊達高雄』(だてたかお)が有名。金馬(きんば)師匠の『高雄』は、この伊達高雄のことで、伊達の殿様が高雄太夫にぞっこんとなり、1万両に近いお金を支払って花魁(おいらん)を見受けするという筋書き。仙台高雄とも呼ばれるこの物語、ゲストの女優さんが宮城出身だから、この根多(ねた)を選んだのだろう。金馬(きんば)師匠の語り口、まるで舞台を観ているようである。
 某広告代理店とテレビCMのことで電話打ち合わせ。ボクにピッタリの企画であるが、スポンサーがボクを起用するかどうかは微妙。ボクはコンペに弱いのである。
 15時半、伝統の番組「上方演芸会」を聴こうとNHKラジオをつけると、九州場所の千秋楽がかかっている。いつもより進行が早いのだ。白鵬(はくほう)の優勝は決まってはいるが、十両優勝や三勝力士へのインタビューも面白い。今場所はマスノヤマという、ひたむきな力士を応援する気持ちになったし、以前から注目の豪栄道(ごうえいどう)も成績をのばした。来場所は稀勢の里(きせのさと)にも期待だし、来年の初場所が楽しみである。さて、16場所ぶりの横綱対決は、白鵬(はくほう)の圧倒的勝利。新横綱、日馬富士(はるまふじ)は10勝に届かなかったのは、限りなく大関に近い横綱といわれても仕方がない。
 20時よりTBSラジオでは「爛漫寄席」。今夜は五代目春風亭柳昇(しゅんぷうていりゅうしょう)師匠の特集。名人、春風亭柳橋(しゅんぷうていりゅうきょう)師匠に入門、新作落語の人気者となる。2003年に83歳で逝去。大好きな師匠で、ナマの高座も、何度も拝聴していて、晩年の高座も記憶に新しい。今夜の出し物は1990年収録の『女房の買い物』。柳昇師匠独特の笑いである。夏目漱石の『坊ちゃん』を新作落語にアレンジした根多(ねた)も放送にかけられる。これには清も赤シャツも出てきて、柳昇師匠にしては平凡な作り。高座にかける前に、漱石先生の墓参りをしたというから、本来は真面目なお師匠なのであろう。要するに、真面目な師匠だから笑いを取れるのであって、あの爆笑落語の枝雀(しじゃく)師匠も、本当に真面目なお人柄だった。だから、あんな最期となられたのである。締めは『雑俳』(ざっぱい)。前座根多であるが、この前座根多で爆笑を取るところが名人の条件。いや、実に愉快な『雑俳』で、大いに笑わせていただいた。柳昇師匠、もっともっと聴いていたい。ああ、どうしてボクはこんなにも落語が好きなのだろう。
 21時よりNHKラジオ第二では「文化講演会」。短歌のレクチャーをBGMに、ここ数年間につけた毎日の17文字を整理。これを何かの形にしたいと考えているのだ。
▲ 真面目さが 心(しん)から人を 笑わせる

◇ バーチャル四国八十八カ所コース 75番、善通寺を夢想参拝、通過しました。
次は76番、金倉寺。 あと8,517歩です。 現在の歩数、2,344,683歩。 1周目挑戦中!





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