全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
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いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



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2011年4月18日~24日
☆ 漢字や熟語、固有名詞には振り仮名がしてありますが、漢字の難易度とは関係がありません。これらの振り仮名は視覚障害者のための音声モニターを容易にするためのものです。

0418・月・
 本日は満月である。地盤沈下した被災地の大潮、満潮も気になるが、もっと気がかりは地震。満月は月と地球と太陽が一直線に並んだ状態。つまり、地球は月と太陽の引力に引き裂かれようと引っ張られることになる。そうなれば、海水はもちろん、地面も引っ張られて、やっぱり今日も揺れるのだろうな。
 レンコンさんのメールによれば、北九州の彼女の家では燕が子育てをしているという。毎年、燕は桜の満開と一緒にやってくるとか。ここ東京ではどうなのだろう。燕は地震に敏感であるといわれているから、燕の姿を見れば、少しは地震の恐怖が和らぐのかもしれない。誰か、燕を見ませんか。見たら教えてください。
 今朝のニュース。クレーン車が集団登校の小学生の列に突進した。4年生から6年生までの児童が多数死亡。26歳のこの運転手、巨大なクレーン車が殺人凶器である事実を考えたことがあるのだろうか。いや、巨大でなくてもいい。自転車でもバイクでも、人を殺せるのだ。運転は人の命を左右する業務であることを、常に認識すべき。この過失を、26歳の男は生涯をもって償っていくしかないのだ。
 被災地の動物園や水族館は無事であった施設との相互補助で、動物を預かったり、餌を支給したりで、助け合っている。海外からも2千万円の寄付があったと聞く。動物園の生き物だから救われる。けれども、福島原発の周辺の家畜たちは見捨てられ、次々に死んでいく。放牧されているのならともかく、囲われている生き物の運命は悲惨だ。飼い主の口惜しさを考えると、国の非情さに憤りを感じる。
 永六輔さんがご自分の番組で絵本の寄付を呼びかけたのだが、次の週、同じ口で、もう送らないでくれと頼んでいる。あまりに多くの絵本が届いて、現場に混乱が生じているのだ。さすが永さん、影響力が違います。
 東電の原発事故対応で政権与党を攻撃してる自民党、アホではないか。経済産業省とスクラム組んで、安全神話をでっち上げ、適当な想定で原発をおったてたのは、どこのドイツだ、オランダだ。
 いつもの透析。NHKFM、「とことん本物を聴きたくなるビートルズソングス」にすっかりイカれてしまった。世界中のアーティストが彼らのすべての曲をカバーしているのには驚く。また、どれもゴキゲンなのである。
 東電原発をロボットが調査している。このロボットをNHKは「無人ロボット」と連呼している。つまり、無人ロボットという表現にここだわるということは、有人ロボットがあることが前提となっている。きっと、NHKのニュースライターは、ロボットというと、ガンダムを連想するのに違いない。ううん、ガンダム。いや、マンダム。
 さて、この無人ロボット調査、あれれ、ボクまで無人ロボットといっている、そのロボットの調査結果に対して、原子力発電所内部は作業不可能な放射線量ではないと原子力保安院のおっさん、述べていた。だとしたら、おっさん、自分で作業してみろよ。やれるもんならやってみろ。そもそも、あんたらが原発は絶対安全というでっち上げ神話に太鼓判を押したのだから。
 FM-J-WAVE、ジャムザワールドに自民党総裁が出演。菅直人の言葉に具体性がないと批判していたが、あんたの言葉にも具体性はなかったなあ。とにかく、ここは文殊の智恵を集めて新しい時代を築いていただきたい。けっして、この国難を政局に利用してはならない。
 震災後はやたらACジャパンの宣伝が目立つようになった。自粛という理由によるものだが、このACジャパンは1971年の創立。オリンピックや万博で外国人がやってくるようになった、その日本人のマナーを向上させるための公共放送のもくろみである。ACはアドバタイズメント・カウンセィルの略。要するに宣伝会議ということだろう。これら情報はジャムザワールドのマクロミルによるもの。
 夜食に、またまたコボちゃんに吉野家の牛丼を買ってもらう。ナマタマゴもつけてもらう。ボクはこいつを肴にビールをやるのが愉快。BGMは「ラジオ深夜便の藤沢修平作品朗読。余震のおかげで、病院の夕食はまだまだオアズケだが、この就寝前の儀式は幸せ。でもなあ、ちょっと太ったかもね。
▲ 桃色の吹雪を分けて飛ぶ燕

0419・火・
 未明、強い揺れで目覚める。ラジオをつければ、ラジオ深夜便がかかっていた。寝惚けてはいたが、かなりの揺れだった。アルルは跳ね起きて玄関へ飛んでいく。コボちゃんに聞けば、震源は神奈川県。いよいよ誘発地震の範囲が拡大してきた。気象庁も注意を喚起しているので、ボクの心配も単なる恐れではないのだ。
 未明の地震のせいか、それとも寝不足のせいか、朝寝坊。活動開始は7時過ぎ。天気が悪く、散歩への意欲がわかない。
 パソコンに向かい、17文字原稿の仕上げと送信。友人から掲載許可をいただいたメールもあったのだが、今回は速報性を最優先にした。ボクなどの意見や感想やコメントが世の中を動かすわけはないのだが、暮らしの片隅で、ちまちま生きている盲人の、リアルタイムのつぶやきをネットの隙間に引っ掛けておきたいのだ。
 というわけで、ここに前回転載させていただく予定だったメールを紹介する。まず『いのちの林檎』の藤澤勇夫監督夫人からのメール。ご夫妻は青森で被災し、予定された『いのちの林檎』の上映会をやむなく中止、そのリベンジのため、再び青森を訪問されたのである。
 エムさん。ゼロ泊三日、夜行バス青森の旅から、昨日、帰ってきました。エムさんが、書いてくださった記事、あのときの上映会が中止になり、4月2日に復活。それで、しがらみもあり、予算もあり、ゼロ泊三日の旅をしてきました。幸い、到着が7時30分だったので珈琲屋(こーひーや)さんが開いてて、助かりました。夜行バスには、恐れを抱いていたのですが、乗り越えてみるとナンてことないですね。でも、もう一回と言われると、ぞ~ぞ~です。笑っちゃったのは、新宿から乗る便で、待合室が、飛行場の待合室に似せて作ってあり、飛行機と同じ、チケットのバーコードを光に当て、チェックインするというもの。バスにも、いろいろあるようですが、我々が乗ったのは、トイレなしのスタンダード。あとで知ったのですが、これが一番窮屈なタイプで、しょっちゅうトイレ休憩はあるし、カーテンで景色は見えないし、真っ暗で、睡眠薬を飲んで寝ました。若い人と、地震関係者も多いような気がしました。新幹線で行けば、一万六千円くらいが、片道6000円は安いです。もっとも、新幹線は不通なので、飛行機だと2倍ですかね。
 コーヒータイムのBGMに「お話出てこい」を聴く。ペローの『長靴をはいた猫』。児童図書業界で40年以上を暮らしているのに、ボクはこの作品を読んだことがなかった。で、ふむふむと感心しながら傾聴。コボちゃんも、タイトルだけで中身は知らなかったという。そうなのだ。あの名作、『青い鳥』も、誰でも知っているようで、本当のストーリーを知っている人は少ないのである。
 五木寛之の『親鸞』も、いよいよ宗教物語らしくなってきた。カルチャーラジオはまたまた永井荷風の肉声を流している。永井荷風、このラジオ出演を断腸亭日乗ではどう記録しているのだろう。興味がある。明治11年生まれの文豪の肉声を、平成を生きるボクがラジオから拝聴している。今更ながら、文明の威力を思い知る。
 けれども、この文明が人間を苦しめることもあるのだ。本日も東電原発ではロボットが働いている。けれども、ロボットの放射線量検出結果を見て、原子力保安院の、あの男はやっぱり人間の作業が不可能ではないと想っているのだろうな。あいつ、いつかぶん殴って、泣かして差し上げたい。ボクの親しくしている某鬘(かつら)評論家、あの男の頭は鬘(かつら)であると分析している。そこのご夫婦は、それだけの理由で、あの原子力保安院の男を信用していないそうである。そうだ。ウスラハゲと呼ばれ続けて30年のエム ナマエも、エムナマハゲとはいわれても、いや、たとえはげても、カツラなんかには頼らない。鬘(かつら)でハゲを隠すような男は、真実を世の中に知らしめるわけがない。原子力の利権で私腹を肥やしていた連中、隠れてないで、嘘をついていましたと出てきて謝れ。
 北九州のレンコンさんからメールがあり、朝から冬の寒さに襲われているという。本当だろうか。だとしたら、燕さんたち、どうしているのだろう。こちらは暖かく、アルルとの散歩から戻ってきたコボちゃんが、暑い暑いとぼやいている。
 というわけで軽装で外出。でも、ボクはミドルグリーンの革製ブルゾンを着用。素材はラクダで、裏地はメッシュだから初夏でも着て歩けるし、いざとなれば防寒服にもなる優れ物なのだ。
 新宿西口から懐かしいバスに乗る。ボクは東京女子医大のある市谷河田町(いちがやかわだちょう)に暮らしていたことがあるのだ。最近のバスは停車中はアイドリングストップをする。歓迎すべき傾向である。
 東京女子医大、糖尿病センターで新城孝道(しんじょうたかみち)先生の診察を受ける。新城先生は糖尿病センターの創始者、平田幸正(ひらたゆきまさ)教授に、フットケアの第一人者になるよう使命を託されたと聞いている。そして、その通り、世界的な実力者となられた。その新城先生が退官なさると聞き、ボクは慌てる。ボクの両脚を切断から救ってくださった恩人である。ボクを喫煙地獄から救い出してくださった恩人である。ボクは先生がどこへいこうとも、追跡して、そのご指導を受け続けたい気持ちでいっぱいである。新城先生、本日も診察だけでなく全身の筋力運動を指導してくださった。
 そのまま末広亭で寄席にいく予定だったが、外へ出た途端、真冬のような寒さに襲われる。レンコンさんがメールしてくださった通りである。日本列島を真冬の寒さが這い上がってきたのだ。ボクは防寒服でOKであるが、コボちゃんは初夏のような軽装なので、真っ直ぐ帰宅することになる。
 経堂で下車すると、寒さと空腹でラーメンの「英」に直行したくなる。コッテリ・バリカタ・キャベツのせをオーダー。空きっ腹(すきっぱら)を満腹にして帰宅。
 疲れて横になっていると、またまた地震。水戸で震度4。スリーイレブンの余震である。
 ラジオ深夜便は須磨佳津江アンカー。ずっと拝聴したいのだが、心地のよい声に癒され、ついつい眠ってしまうのだ。
▲ 停留所バスの匂いはエイプリル

0420・水・
 5時半に目覚める。寒い。この季節の寒さを若葉寒(わかばざむ)と呼ぶと聞いた。
 ミミを膝に乗せていると、地震。震源は房総半島沖で、震度は2。首都圏の周辺が揺れているのが気になる。
 9時半からは中村メイ子(なかむらめいこ)さんの語りで童話の朗読。うまい。どうしても聞き耳をを立ててしまう。童話もシンプルで美しくも悲しいストーリー。五木寛之の『親鸞』は毎日の楽しみとなっている。作品さえよければ、朗読はテレビドラマより面白い。映像も音声も自分で演出できるからだ。カルチャーラジオは築城の際の人柱について語っていたが、興味はあったがこれ以上ラジオにくっついていると、何もできないので、聞えないふりをしてラジオを切る。
 いつもの透析。心に残ったニュースは被災地への企業貢献。自家発電の余剰電力を東電に供給したり、ボクの大好きなクロネコヤマトは荷物ひとつに10円を寄付して、その総額は130億円になるという。ソフトバンクも楽天も、ユニクロも巨額の寄付を投じている。今回の震災において、民間の活躍と貢献が心に響く。
 アウターライズ地震への警告が発せられている。北米プレートが日本海溝へ沈み込む手前で跳ね上がり、もしくは破壊されて起きる地震である。陸地から遠いため、揺れは大きくないが、巨大な津波の襲来する可能性が強いという。昭和三陸津波はアウターライズであったと分析されている。今、軽快すべきはダブルパンチ、トリプルパンチで、もしも起きれば原発へのダブルパンチ、トリプルパンチになることは間違いない。我々にできることは、ひたすら地球の女神、ガイアに祈りを捧げるこどだけである。
 透析病院からの帰り道、コボちゃんがゴーグルとマスクで完全武装のサラリーマンを目撃。放射能対策と想ったら、コボちゃんが違うという。どうやら花粉対策であるらしいのだ。
 ラジオ深夜便、今週のナイトエッセイはミトコンドリア。ミトコンドリアは活性酸素を抑えるという。ミトコンドリアが体内で増えれば若返りが実現するという。これはインチキなダイエットとか美容物語ではなく、細胞分子生物学の教授の話であるから信憑性(しんぴょうせい)に高い。2年前に発見された事実であるが、必要カロリーの70パーセントを守れば、寿命は確実に延びるという。飢餓が細胞レベルで危険信号を発し、ミトコンドリアが増殖して体内でエネルギーを作り出そうと働くからであるらしい。細胞レベルでもハングリー精神は有効なのだ。
 今夜からラジオ深夜便に新しい海外レポーターが登場。サカイミキというメキシコのツーリストガイドであるが、目に見えるような解説のできる、大変に優れた女性。ボクはユカタン半島に憧れているので、その自然の描写に心を奪われてしまった。
 晩酌はイタリアの赤ワイン。2009年ものにしては、なんと練れていることか。イタリアンワインは外れがなくていい。それにしてもこのワイン、フランスのビンテージといわれて飲まされても、その気になるかもしれない。これで明朝、頭が痛くならなければ最高。そして、驚くなかれ、滅茶苦茶に安井のである。
 ラジオ深夜便をBGMに赤ワインを楽しんでいる間に、関東と東北で地震。ボクは関東、正確には福島沖を震源にした自身だけを感じる。コボちゃんもアルルも、地震のあったことに気づいてはいなかった。
 今夜も墨東奇譚(ぼくとうきたん)の世界、浅草界隈を永井荷風の案内で歩き回っているうちに夢の世界に迷い込んでいた。
▲ ゴーグルとマスクをかけて若葉寒(わかばざむ)

0421・木・
 夜明けが早くなってきた。とはいえ、今朝も未明から活動開始。
 TBSラジオはスタンバイの「日本全国8時です」では月尾嘉男東大名誉教授から波分け神社という地名について聞く。スリーイレブンの巨大津波も、ここを境に引いていった。日本各地には歴史を刻んだ地名が残されている。ボクらは過去からの警告に心を傾けていなければならないと同時に、行政の都合で、勝手に地名を変更させてはならないのだ。
 カルチャーラジオはアントニオガウディー。ボクは聖家族教会の本来の意味をまるで知らなかったことに気づかされた。人間、死ぬまで知らないことだらけ。それでも、アントニオガウディーの伝えたいことを本能で受け止めていた自分を褒めてやりたい気もするのである。
 またまた、ここに紹介させていただきたいメールがひとつ。以前にも触れた我が家の家具のデザイナー、ゲン・ベルトー・スズキさんの奥様とボクとのメールのやりとりである。ゲンさんはボクの尊敬する建築家。永田町小学校と麹町中学のクラスメイトで、我が親友の天災建築工学博士の深尾教授を先生と呼ぶ関係でもある。そして、ゲンさんの奥様とは慶應義塾法学部のクラスメイト。当時、彼女はいつもノートを貸してくださり、ボクを落第から救おうとしてくれた恩人でもあった。だが、そのご厚意にも関わらず、ボクは中退してしまうのだ。ただ、唯一の心の拠り所は卒業アルバム。そのアルバムには、ボクも彼女もクラスメイトとして掲載されている。
 拝啓、おはようございます。先日いただいたメールの一部を拝借して、スリーイレブンの次の一週間のブログ原稿をアップしました。文面はそのままで拝借いたしましたが、送信者は慶應義塾法学部のクラスメイトとしてあります。失礼はないと想いますが、お時間ありましたら、のぞいてみてください。
 ナマエさん;私の拙文がお役に立つなんて感激です。使って下さってありがとうございました。それにゲンさんの家具のことまで、光栄です。地震の日のナマエさん、1人だったから大変でしたね!アルルが逃げちゃったなんて、おかしい!猫は大丈夫でしたか?うちの猫は、戻ったら、押し入れの中で固まっていたようで、ビャービャーと怒って出て来ました。猫も独りで怖かったんでしょうね。フランス大使館から何度も、パリまでの『無料!』救援機に乗らないのか?と言われましたので、猫も、両親も、友達も、いるし...と答えましたら、猫は持って行けるので手続きしておけば?と。背中にマイクロチップか耳にタトウーをしておけば、あとは10日以内の獣医さんの証明書が付いていれば飛行機に乗せられるんです。マイクロチップを入れておけば、災害時にも探しやすいので、アルルにもマイクロチップを入れておいた方がいいかもですね~!我々、東京組にも長い三月でした。でも自粛ばかりじゃ、経済は復興しません。消費も大切です。木曜日の夕方に銀座に行ってびっくり!真っ暗で人がいなくてゴーストタウンのようでした。ウイークデーの18:00なのに、ですよ!これから更に大変だと思います。いろいろと頑張らないと、ですね!
 拝復、興味あるメールをいただいておきながら、返信が遅くなって申し訳ありませんでした。貴女のところへフランスからご招待がくるのは、フランスの国籍を取得されている、ということでしょうか。ボクの親しい友人に31歳のオイケンという優秀な男がいます。彼は国際ジャーナリストでアクティビスト。2004年から2006年までは勉学のために渡仏していました。フランス、日本みたいに中途半端でなく、文かも文明も超一流。いちばん好きな国のひとつです。我が家の愛犬アルルにも、デブネコのミミにもマイクロチップスが入っています。アルルは準盲導犬なので、少しは大切にされているのです。デブネコのミミは、まだ痩せっぽっちのときに挿入したので、背中から触ると、マイクロチップスが分かりました。今は、猫なのか豚なのか区別がつかないほどに巨大になって、マイクロチップスどころか、乾電池が入っていても分からないでしょうね。あはは。
 ナマエ さん;また昨日から揺れていて嫌ですね~。子供のときから地震に慣れていてる我々でさえ、もう嫌!って思っちゃいますから、地震に慣れていない外国人が逃げたくなる気持ちはよく解ります。増して、原発ですものね~。お忙しいのですから返事の返事は、気になさらないで。私の文章でお役に立てるのでしたら、どうぞお使い下さい。フランスは二重国籍を認めているのですが、日本は外国籍を取った時点で日本国籍を捨てなきゃいけないので、フランス人と結婚した方から、国籍は考えた方がいいとアドヴァイスを頂きましたし、この顔をフランス人とは言いたくないので、私は日本国籍のままです。ゲンさんのフランス家族手帳には妻の欄に私の名前、国籍、誕生日、等の記載がありますから、準国民、って扱いですね。例えば、大統領が来てフランス大使館でパーティー、7月の革命記念日のパーティー、というようなときにはフランス人は身分証明書で入場出来ます。その時に妻も同等扱いで入れるんですね。だから、今回の救援機にも乗る権利があったわけです。日本はそういう扱いなんて考えもしないでしょう。やっぱり大人の国だと思います。せっかくの桜も昨日の雨と今日の風でかなり散ってしまいました。また少し寒い一週間のようです。お体、御自愛下さいね。コボちゃんによろしく!
 マキコさんがネットから様々あれこれ、ボクに有用と想われる記事を転送してくれる。その中にはラジオではわからない事件の詳細や、またラジオでは取り扱わない事件などが含まれていて、まことありがたい。ひとつ、ボクを許せない気持ちにした事件がこれ。
 埼玉・盲導犬連れた視覚障害者はねて逃げる、無免許ひき逃げで内装工の少年(17)を逮捕・無免許でバイクを運転した上に男性をはねて逃走したとして、埼玉県警東入間署は18日、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ、無免許)の疑いでふじみ野市の内装工の少年(17)を逮捕した。少年は「やってない」と否認しているという。東入間署の調べによると、少年は8月30日午後10時半ごろ、富士見市鶴瀬東の市道無免許でバイクを運転、何らかの原因で転倒した際に対向から歩いてきた近くのしんきゅう師、山道昭一さん(60)をはね、山道さんの頭などに重傷を負わせたがそのまま逃げた疑いが持たれている。捜査関係者によると、近くを通りかかった人が事故直後の現場を目撃、少年に話しかけたところ、「関係ない」などと言って逃走したという。山道さんは視覚障害者で、事故時には盲導犬を連れていたという。容疑者の逮捕を受け、山道さんの妻、広子さん(57)が産経新聞の取材に応じた。広子さんによると、山道さんは散歩が趣味で、この日は日中が暑かったため、盲導犬が熱いアスファルトでやけどしないよう夜間に歩いていた。山道さんは今も入院中だといい、広子さんは「間違いはしようがないが、なぜ逃げたのか。本当のことを話してほしい」と語った。ソース:MSN産経ニュース2010.11.18  22:15
 夕方、玄関のドアチャイム。調査だか、確認だか、用事があるからここを開けろ、という勢いでNTTの関係者がやってきた。ここを開けて、自分の話を聞くのはお宅の義務である、というような言い方である。この建物と、この部屋に配線がしてある、ともいっている。そこでボクは思わずムッとする。以前も、突然の電話で、「ひかりなんとか」の勧誘で、高圧的態度で現在使用中のブロードバンドのことを尋ねられた経験がある。どうしてNTT関係者はこうも高圧的なのだろう。以前として、電電公社時代の既得権益者のつもりでいるらしい。で、今回もやっぱり「ひかりなんとか」への勧誘だったので、断る。「ひかりなんとか」だけでなく、これまでNTT関係者には幾度となく不愉快な気分にさせられてきたのだ。いったい何様のつもりなのだろう。その高圧的な態度に、一言抗議をしてやろうとも思ったが、「とことん本物を聴きたくなるビートルズソングス」はかかってるし、散歩に出る支度をしている最中でもあったので、やめた。つまらん喧嘩をして、せっかくの夕方の散歩の気分を台無しにしても仕方がないのだ。
 22時37分、千葉県沖で地震。マグニチュードは6.0。マグニチュード6.0ということはスリーイレブンのマグニチュード9.0の3万分の1以下のエネルギー。それでもこれだけ揺れるのだ。
 ショッキングなニュースが飛び込む。キャンディーズのあのスーちゃんが亡くなった。55歳。彼女が乳癌と闘っていたことなど、誰が知っていただろう。ドリフの「全員集合」やテレビ朝日の「見ごろ食べごろ笑いごろ」の、あの輝いていたキャンディーズは二度と戻らない。もちろん、ボクは女優としての田中好子も認めていた。その切欠はNHKドラマの『おしん』であった。彼女の死を惜しんでやまないが、16歳からアイドルで注目され、充実した女優として幕を閉じた彼女の人生を祝福もしたい。
▲ 微笑(ほほえみ)を返してくれてありがとう

0422・金・
 透析は午前中。変更透析だから、いつもとは違うベッドで、電波が悪く、ラジオがよく聞こえない。それでも、いつものNHKラジオ第二にステイチューン。
 あんまりラジオの電波が悪いので、テレビ音声に回すと、ワイドショウらしきプログラムをやっているのだが、暇な人たちは、こういう番組で頭を破壊されているのか、と納得。国民にテレビさえ見せておけば、国は安泰、したい放題。
 明るい時間に帰宅してセブンイレブンの弁当で食事。企業努力というのか、この値段でこの弁当。国はのほほんとしているのに、民間は常に闘い、向上しようとしている。最近想うのは、現政権が悪いのではなく、そもそも国という組織がイカれているのではなかろうか。今に始まったことではない。明治維新以来、ずっとイカれたままでいるのではないかしら。だから戦災もやってくれば、天災にも襲われる。そして、民間の活力で戦後を復興し、震災後も復興しようとしている。国は困れば増税するだけ。だとしたら、よい国になるわけがない。増税論者であったボクだったが、最近は別に考えるところがある。
 ラジオをつけておいたら、誰かがくだらないことをいっている。ニューハーフマラソンはニコタマから鎌田へ、だって。
 震災以来、原宿に出るなんて初めてのことではないだろうか。横道に入ると、行列のできているレストラン。コボちゃんは気になって仕方がない。でも、目的のラドンナはもっと先。
 急な階段を地下へ降りていくと、分厚いドア。さすがライブハウスである。でも、ドアをくぐればいい香り。正統派のイタリアンレストランと見た。
 店員さんが超満員の店内を、とても丁寧に案内してくださる。座ったのはステージの真ん前。というか、真下。頭の上では、既に山本コウタローが熱唱していた。ボクはステージに肘をつく形で傾聴。
 コウタローとは中学の1年と2年のクラスメイト。2年生のときは、彼とふたりでクラス全員にリコーダーの演奏指導をしたこともある。賢くて明るいコウタローとはよいコミュニケーションをしていたのだ。
 ボクがイラストレーターになったばかり、21歳の春に、渋谷でパチンコをしていたら、愉快な曲が店内に流れていて、それが『走れコウタロー』であった。でも、そのコウタローが、中学のときの、あの山本厚太郎であることは、そのかなり後で知るのである。彼は持ち前の頭の回転の良さで、たちまちインテリタレントとなっていく。パックインミュージックのパーソナリティーだった彼に投書をしたら、番組の中でボクとの思い出話をしてくれたこともある。昔から友人思いの人間であったのだ。
 その彼と劇的に再会したのはジョンレノン・ミュージアム。ボクも彼も追悼コンサートの出演者であったのだ。それ以来、このブログでも紹介している通り、彼との交流が続き、一緒にラジオ出演したり、ライブに招待をいただいている。
 第一部が終わったとき、ステージから手が伸びてきて、コウタローと握手をする。休憩にオーダーしたピッツァは美味。イタリアンワインも旨くて、このライブハウスはゴキゲンであった。
 第二部の始まりでも、コウタローはボクに声をかけてくれた。この座席は彼がボクのために用意してくれた座席なのである。
 山本コウタローのライブはお勧めである。彼の音楽の良さは、今こそ、なのかもしれない。41年歌い続けている彼の音楽を、41年間描き続けているこのボクだからこそ、わかるのかもしれない。彼の歌心に、ふと涙ぐんでいる自分がいるのである。ことに最近のコウタローの音楽は深みを増して、ボクら還暦世代を感動させるものがある。お互い、生きていて、よかったねと心を通わせられるものがある。
 コウタローに角野卓三を紹介してもらう。コウタローは全盲で仕事を続けて変形してしまったボクの右手の指を角野に見せていた。以前から、朗読を通じて角野卓三という役者を高く評価していた。その彼が同じ中学の同窓生であることは、比較的最近知ったのである。『渡る世間は鬼ばかり』に角野もコウタローも出演していることを、ボクは知らなかった。初めて会話する角野卓三ではあったがボクが朗読の話をすると、彼はきっちりとその仕事を覚えていて驚く。それは25年も昔の仕事であったのだ。いつも想うのだが、一流であり続けたのには、きちんとした理由があったのだ。
 帰り道、イタリアン居酒屋のフィレンツェに立ち寄るつもりで豪徳寺で下車。ところが、震災後の節電対策で、既に閉店していた。そこで夜の散歩となる。コウタローの『岬巡り』の歌声が頭のどこかで響いていた。この歌の通りの旅を、ボクもしたことがあるのだ。ラジオからステージから『岬巡り』が流れると、19歳のボクが岬を巡るバスに乗っている絵が浮かんでくるのである。
 帰宅して、我が家のイタリアンワインを飲む。ミミを膝に乗せて肴をつまんでいたら、コボちゃんが
「揺れている」
という。ボクは気がつかない。ラジオをつけると、福島県浜通りで震度5の地震。福島原発で必死の作業をしている人たちの安全を祈らずにはおられない。東電や原子力保安院の責任者たちは安全な場所にいて、責任のない人々が、その使命感に支えられて命がけの作業をしている。今夜も地震がボクを現実に引き戻した。
▲ 海猫の岬を巡るバスの旅

0423・土・
 土曜日の早朝ラジオはゴキゲンなのを知っていて、それでも朝寝坊。どうしても起きることができなかったのだ。
 朝のコーヒータイムはNHKの「ラジオ文芸館」をBGMに。田辺聖子のこの作品、再放送ではあるが、関西弁を巧みに配した朗読を楽しむ。日本語ほど共通語の確立した言語は類を見ないのだそうであるが、誰にでも好感を与える程度の、ほどよい方言は作品の魅力に磨きをかける。ポイントは作品全体における方言のバランスであると想う。
 有線放送の落語チャンネルをBGMにマッサージチェアでリラックス。名人志ん朝(しんちょう)の落語が終わると、よく知っている声が聞こえてきた。流れるような語り、しっかりとした口調、心地のよい明るさの『初天神』である。小三治(こさんじ)師匠の流れを感じる、でも独自の語り口の『初天神』である。あれえ。おお、あれはボクの敬愛する柳家一琴(やなぎやいっきん)師匠の落語ではないか。ボクは嬉しくなって無我夢中で傾聴。そういえば一琴(いっきん)師匠、CDを収録したと聞いていた。おそらく有線放送に一琴(いっきん)師匠のファンであるスタッフがいて、早速名人の中に一琴師匠を仲間入りさせたのである。一琴師匠の落語は名人志ん朝(しんちょう)と、やはり名人の三遊亭円窓(えんそう)にはさまれていたが、落語のレベルはまったく同等であった。改めて柳家一琴(やなぎやいっきん)の実力を思い知る。ボクは嬉しくなって思わず一琴師匠に電話をしてしまった。
 計画的避難が聞いてあきれる。同心円で囲まれた範囲の避難指定は原子炉の爆発の可能性を示している。水素爆発にせよ、水蒸気爆発にせよ、もしくは再臨界にせよ、同心円で立ち入り禁止をするには、それなりの理由があるのだ。国も東電も、決して本当のことは伝えていない。役に立たない原子力安全保安院は直ちに責任を明らかにし、解散せよ。もしも日本が沈没するようなことがあれば、それはすべてインチキな原子力行政の結果である。我々は政局に目を奪われてはならない。我々が選挙で落とすべきは役立たずの役人どもなのだ。
 窓ガラスを叩いて雨が落ちている。風もある。春の嵐というのだろうか。この夕方の散歩はあきらめる。
  昨日の疲れだろう。やたらと眠い。20時からのNHKラジオ寄席「真打競演」は半分眠って聴いた。
 目覚めると、24時半。TBSラジオでは「ゆめゆめエンジン」という新しいプログラムを流している。理科系の番組で、今夜はハヤブサ君のプロジェクトの川口教授が出演されていた。以前、NHKのカルチャーラジオで拝聴した内容ではあるが、キッチュの知的なインタビューが光った。毎週のこの時間、起きていたら必ず聴いてみたい番組となる。
 ラジオからは熊本での地震情報。九州も揺れている。
 昼間よく眠ったので、未明までパソコンに向かう。頭が回らないのは、やっぱりアフタースリーイレブン・シンドロームであろうか。
▲ 爛漫の春を散らして風の吹く

0424・日・イースター・
 朝寝坊だけれど、かっきり6時には起きて文化放送に傾聴。志の輔(しのすけ)ラジオ『落語でデート』。今朝のお相手は講談の神田紅(かんだくれない)。その彼女への配慮か、落語は講釈師出身の人気落語家、先代の三遊亭金馬(さんゆうていきんば)である。出し物は『くしゃみ講釈」。神田紅(かんだくれない)も金馬(きんば)師匠の講釈師としての腕前に敬服していた。
 ニッポン放送では藤沢周平傑作選朗読。『たそがれせいべえ』という作品は映画化されたのではなかろうか。半分眠っていたので、まだ物語世界には入っていけてない。
 二度寝をしてから、ゆっくりと起き出して豪徳寺へ散歩。途中、アルルのカウベルに反応してガブ君が吠えている。ガブ君はあの『あらしのよるに』のガブからつけられた名前。そのことを作者のきむらゆういち氏に伝えたら、彼はガブ君のために色紙を書いてくれた。それ以来、このご一家とはお付き合いいただいている。
 豪徳寺駅前花壇で今年初めてのアイスコーヒーを飲む。日差しは、もうすっかり夏。花壇からは夏の香りが立ち上がっている。隣では、小さな女の子が、母親にチューリップの咲いていることを伝えていた。手を延ばすと、真っ黒なアルルの頭は太陽光線で熱くなっている。
 9時半よりNHKラジオ第二で「上方演芸会」の再放送。花壇の縁(へり)に座り、ポケットラジオで楽しむ。天気がよいので、駅前の人通りも多かった。
 帰宅してパソコンを開いたら、北九州のレンコンさんからメールがあり、昨夜震度1の揺れを感じたという。ゆうべの熊本地震の影響ではないかと思った。レンコンさん、彼女はボクに共感疲労というものを教えてくれた。彼女の眩暈(めまい)はまだ完治していないのではなかろうか。なんと優しい心の持ち主なのだろう。
 マキコさんから突然の電話。悲痛な声での
「亡くなった」
の言葉に、彼女が介護しているご母堂のことかと緊張した。けれども、彼女は聖者サイババの悲報を伝えていたのだ。イースターのこの日、聖者サイババの肉体が滅したことは決して偶然ではない。帰依者にとってサイババはキリストであり、弥勒菩薩(みろくぼさつ)であるのだ。たとえ肉体は滅しても、ボクにとって聖者サイババは不滅であるのだ。ますます尊い対象となるのだ。合掌。
 夕方、赤堤小学校で地方選挙の投票を済ませてから豪徳寺へ。途中、ガブ君と、そのご家族とバッタリ。お嬢さんがアルルに渡したいものがあるということで、帰り道に立ち寄ることになる。
 豪徳寺の花壇では山下公園のワンちゃん仲間と遭遇。コーギーのメイちゃん、ボクとアルルの目の前で犬の開きとなって、ゴロリ。アルルにつつかれ放題になっていた。
 ネパールのシバサちゃん、ボクにぴったりとくっついてアルルにキャンディーをあげるといってきた。やっとアルルを思い出してくれたらしい。山下駅前の人気者、シバサちゃんは商店街の大人たちの優しい目に見守られて、すくすくと育っている。
 ガブ君のお宅に立ち寄り、お嬢さんの手作りのアルルのビーズ人形をもらう。空からは天気雨。もしかしたら、世界中のサイババの帰依者の涙雨かもしれないとボクは想った。
 21時からは地方選挙の開票速報。世田谷区長に保坂のぶと氏の当選を祈りながら、コボちゃんとすき焼きごっこをする。不景気のあおりで、せっかくの和牛が安くなっている。肉であれ、野菜であれ、ボクらは国産を愛し、日本の農業を支えていきたい。世界でいちばん安全な食べ物であるのだから。地産地消。これは食品に限らない。これからはエネルギーもまた地産地消に徹し、風力でも太陽電池でも、効率の良い送電システムを、電力会社の規制を超えて実現しなくてはならない。この主張については、保坂のぶと氏も同じであるに違いない。
 その保坂さんの当選が決まらない。世田谷区長選挙は激戦。はらはらしていたら、かなり時間が経過してから、保坂さんの当選確実が伝えられて安堵。改めてビールで乾杯。
 保坂さんとはオイケンや社民党を通じた知り合いでもある。彼は山本コウタローや角野卓三、永遠のアイドル、あの小森まなにちゃんたちと同じ、麹町中学の卒業生でもあるのだ。
 ラジオで保坂さんが当選のインタビューを受けている。もちろん、話題の中心はエネルギー問題。気になるのは福井県の選挙結果。原子力発電銀座と呼ばれる福井県では、今回も原発推進派が当選していて、その経済的波及効果の恐ろしさを実感する。原発廃止への道は険しい。この夏、ボクらはただひたすら節電に徹し、二度と原発の稼動をさせないようにしたいものである。
▲ チューリップアイスコーヒー日曜日




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