全盲のイラストレーター ◆エム ナマエ◆ の超個人的十七文字ブログです
ボクは中途失明した画家。週に三度の人工透析で生かされています。なのに、今でも 画家で作家。ボクは思います。人生、何があっても大丈夫。
プロフィール

emunamae

Author:emunamae
いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。
だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。



リンク

このブログをリンクに追加する



カテゴリ



最新記事



検索フォーム



月別アーカイブ



RSSリンクの表示



QRコード

QRコード



最新トラックバック



2009年8月24日~30日
0824・月・
 3時に起きてパソコンあれこれ。川畠成道さんコンサートのチケット発送のための手紙。BGMは須磨佳津江アナウンサーと五木寛之先生の「我が人生の歌語り」。1976年当時の流行歌。ちょうどそのタイミングで須磨アナウンサーに手紙を書いていたのだ。
 創作のアイディアあれこれ。昨日の続きで、少し頭が回転するようになっている。
 スタンバイの話題。12月でオリエント急行が廃止されるという。ただし、今のオリエント急行はショートバージョン。本来、オリエント急行はイスタンブールからロンドンまで。1976年、ボクは本物のオリエント急行で旅をした。やがて、オリエント急行は形骸化する。既に鉄道の時代は終わっていたのだ。
 朝の散歩。コボちゃんがおしゃべりに夢中で、アルルに盲導犬ごっこをさせるのをすっかり忘れている。アルル、それをいいことに、匂いを取り放題。ボクがリードをキープすると、そ知らぬ顔で盲導犬に早代わり。でも、今朝は短い距離。
 豪徳寺で共産党がマニュフェスト配り。無料で配っていますとアナウンス。おいおい、赤旗じゃああるまいし、ビラまでは売れませんよ。でも、共産党は民主党と違って偉い。盲人のボクにまで、丁寧にチラシを渡そうとしたのである。今回の選挙、共産党が議員を増やすような気がする。社民党は党首をチェンジしないと、ますます議員がいなくなるのではないかと心配。
 空腹だったので、マクドナルドのホッドドッグ。茹でたばかりのウィンナソーセージが旨かった。
 コボちゃんが童話のストーリーについて、あれこれと口を出してくる。素人のアイディアは、面白そうでも使えない。けれども刺激にはなる。馬鹿をいっているうちに、アイディアが次々にわいてくる。コボちゃんとの馬鹿話も悪くない。
 帰宅してキジバトポッポを遊ばせる。昨日の関係者に指笛軍団に思うことをメール。その他、関係者に転送。関係者からはリアクションあり。喜んでいる人もあり。指笛軍団の顛末を文章にまとめ、日記に書きこむ。日本点字図書館関係者には嫌われたくないが、誰かが悪者になって、あの迷惑な軍団を羽交い絞めにしなければならない。
 ランチはモスからテイクアウトした焼肉ライスバーガー。ボクの大好物。
 午後2時、毎日新聞大阪本社の遠藤哲也さんくる。連載童話の打ち合わせ。「ひみつのブルブル」と「ミズムシ親子」の構想を話す。ブルブルは個性。ミズムシはプライドの物語。遠藤さんから取材を受ける。遠藤さんと福祉について語る。ひさびさ、充実した福祉談義ができた。撮影のため、お絵かきパフォーマンス。
 突然、猛烈な豪雨。短時間で58ミリも降ったとか。世田谷では水もあふれたというニュース。アルルは落雷に震えている。けれども、キジバトポッポは窓辺から平然と稲妻に光る風景を眺めていたとか。
 ラジオでは高校野球の決勝戦が話題になっている。面白い試合だったのだろうが、花巻が消えては、ボクの興味もなくなっている。
 いつもの透析。薬をもらうが、シルバーウィークの影響で3週間分。中途半端な量なので、扱いにくい。誰がこんなこと考えたのだろう。いつもと数が違うので、薬を間違えそうで怖い。
 透析中は猛烈な眠気で熟睡。青木アナウンサーの「おもしろ研究所」も逃す。
 帰宅すると、たくさんのメールが届いていた。マキコさんからのメールは悲しい知らせ。18時28分、マキコさんとサブちゃんの愛犬シータが空へ旅立ったのだ。合掌。
コボちゃんがボクのリクエストに応えて味噌汁を作ってくれる。ただし、インスタント。でも、ビールと焼いたフグのポン酢が旨かった。
 24時半、ラジオ深夜便で藤沢周平作品朗読。今夜から新しいエピソード。第一回から波乱の予感。
 キジバトポッポは四階へいき、ボクはネコドモと眠る。まだ8月なのに、夜はもう涼しい。そうなると、少し寂しい気分。
▲ 雨上がり秋の気配に閉める窓

0825・火・
 6時37分、テレビでは緊急地震速報が流れたらしいが、誤報。各地で電車が止まったり。被害はゼロ。誤報については様々な意見があるが、ボクは誤報であれ、一般市民が警報にさらされ、様々な体験をすることをお勧めする。ボクも経験したことではあるが、揺れるにせよ揺れないにせよ、そこの体験がシュミレーションとなり、今後への心構えが作られていくのだ。頭の中でどれだけリハーサルをしても、実際に動いてみないと分からないことだらけ。
 コーヒータイムの後、コボちゃんは出勤。ニュースではマイケルジャクソンの他殺説。スタンバイの荒川先生のテーマは本のタイトル。FM-J-WAVEでは梶井基次郎の「檸檬」が取り上げられていた。山下達郎の「ぼくらの夏の夢」という新曲がいい。やはり夏の歌は達郎。
 指笛後遺症でベッドに横になっていたら、Oさんより電話。指笛軍団の話題。皆さん、いろいろとお立場があるから、ボクのように思ったことをまんまでは語れないだろう。でも、今後の課題として考えていただければいい。
 絵夢工房の社長に電話。あれこれと依頼をする。いつも世話になっている。親友ほどありがたい宝物はない。ボクを救ってくれるのはいつも友である。
 日記をまとめ17文字原稿として仕上げる。指笛軍団の顛末など、まだまとめられないでいた記事もあるので、今回は時間がかかった。送信したとき、もう夕方になっていた。
 マキコさんと言葉を交わす。シータを失った喪失感が伝わってくる。なぜか別人の声に聞こえた。そちらにシータがいくから、天のアリーナによろしく伝えてくれとのこと。空へのぼれば、すべての魂は融合する。
 メールがたまってきているので、心してパソコンに向かうのだが、まだ週末の指笛ダメージから解放されていない。今日は涼しいのでキジバトポッポはずっと四階。代わりにキロンとミミが周りをうろうろ。ミミなど、ひさしぶりなものだから、ずうっとボクのパソコンデスクの下のクッションで、ボクの足を枕にしたり、ちょっかいを出したりしている。
 NHKラジオでは宇宙と鉄の話題。太陽のような恒星の中心では核融合反応により、原子の進化が継続している。その終点が鉄で、最も安定した元素であるらしい。さらに重い元素は核融合ではなく、超新星爆発により生まれる。さて、この鉄は地球のような重い惑星の誕生には不可欠。それだけではなく、生命の誕生にとっても深い関わりがある。生命と酸素、鉄と酸素の関係も重要。葉緑素は鉄を必要とし、鉄を安定した形にするためには酸素が必要だった。この安定した鉄を人類が利用している。それだけではない。地球成分の三分の一の質量を占める鉄が作り出す強力な磁場のおかげで、我々生命体は宇宙からの放射線を免れているのだ。というような話を東大の先生が話しておられた。人工透析を受けていると、いつもヘモグロビンの値が気になるが、これも鉄。この鉄があるおかげで、人間は酸素と二酸化炭素のガス交換ができているのだ。新しい話を聞く度、ますます宇宙と生命の不思議を痛感する。面白かった。
 政権放送。どの政党も広告代理店を利用しているのだろう。どこも同じようなテイストで威勢がいい。どれも本当だったら、日本は何も心配ない。それにしても、自民党の皆様は本気で麻生太郎のCMで効果があると考えているのだろうか。あの声が聞きたくなくて、自民党に下野してもらいたいと思っている有権者は少なくないはずである。
 コボちゃんが帰宅すると、ボクの睡魔が爆発。中日巨人が気になったが、ベッドに倒れこむ。目覚めると午前2時。ラジオからは水野節彦アナウンサーのラジオ深夜便。食事もせず、ビールも飲まず、薬だけをのんで再びベッドへ。ケータイに「起きてくださあい」と呼ばれるまで寝ていた。
▲ コマーシャルあなたが出ては逆効果
▲ 日曜日八時過ぎればただの人

0826・水・
 いつものように5時にケータイ君に起こされる。パソコンあれこれ。いつもの朝の運動と日記。ラジオからトニーザイラーの訃報。黒い稲妻と呼ばれたスキーの名選手でオリンピックのトリプルクラウン。美男子で映画俳優でもあった。少年時代、その勇姿に憧れたものである。73歳とは若い。韓国、人工衛星の打ち上げに失敗。衛星を軌道に乗せられなかった。
 朝の散歩は豪徳寺へ。アルルは当たり前のように盲導犬の真似をする。そのアルルとボクの前に、キャバリエを連れたおばさん。盲人とイヌだけで歩いているのだから、道をあけてくれてもよいのだが、このおばさん、決してよけてくれない。自分のキャバリエをアルルに近寄せる。で、アルルはキャバリエの匂いをとる。でも、盲導犬の役目は忘れない。止まることなく、ボクをガイドしていく。アルル、インチキながら盲導犬としての自覚が芽生えている。愉快。
 空腹だったので、デニーズへ。朝定食で満腹。ゆったりとした朝の時間を過ごす。ローソンの前でオスワリをして待機していたアルル、ボクらを見て跳び上がる。
 遊歩道を戻ると、柴犬のモモちゃんがアルルを見つめて座っている。けれども今朝は吠えない。ご主人が傍ににるからだ。ご主人に挨拶して通り過ぎる。モモちゃんに吠えられないと調子が出ないのは不思議。
 アルルは道に落ちている蝉を見つけると、鼻先でつつく。動くかどうか確かめる。すると、まだ元気のある蝉は慌てて飛んでいくのだが、そうでない蝉はアルルにつつかれるまま。すると、コボちゃんがその蝉を拾い上げ、木や草の葉にとめてやるのだ。ネコのミミはアルルにつつかれることを楽しみとしているが、蝉にとってはたまらない。
 遊歩道の外れでコボちゃんがブランド犬軍団を目撃。グループはまだ解散していない。どうして彼女らは単独行動ができないのだろう。
 帰宅してマキコさんとサブちゃんに電話。煙となって空へのぼる前、シータに会いにいくつもりだったが、もう時間がなかった。ボクはアリーナの火葬の日のことを思い出していた。まだ余熱の残っているアリーナの頭蓋骨に頬擦りしたとき、それがアリーナの体温のように感じられたものだった。命と命、魂と魂との記憶は、この宇宙に永遠に刻まれていく。
 月刊「ラジオ深夜便」11月号のゆめぞうイラストレーションのアイディア。絵はマンネリにならないよう。とはいえ、アイディアは普遍性のあるもの。季節は表現者にとって、永遠のテーマ。
 構想中の童話を掘り下げる。頭の中で、とうとうキャラクターが動き出す。やはり、名前が決まると、物語が机上のものではなくなってくる。散歩をしても、音楽を聴いても、考えが浮かんでくる。もうひとつの世界、アナザーワールドが動いているのは面白い。パソコンに向かうと、ついつい夢中になり、時間を忘れる。それをブレイクするのが電話のベル。
 電話とメールあれこれ。川畠成道さんコンサートのチケットを発送。5枚の手紙に絵とサイン。
 シャワーと着替え。ベッドに座ると、干したばかりの布団が気持ちいいし、新しいバスタオルも下着も気持ちいい。天気がよいことはありがたい。今日は夕立もないだろう。
 いつもの透析。FM-J-WAVE、ジャムザワールドに宮台先生出演。政権交代後の日本を占っていた。宮台先生の分析で、55年体制と自民党の政治がよく見える。東西の冷戦終了後、自民党の役割は既に終わっていたのだ。以前から自民党による日本は資本主義国家ではなく、社会主義国家の色合いが強いとは思っていたが、それを宮台先生は保守的再分配体制と、うまいラベリングをしてくれた。日本の農業の疲弊した理由は自民党の中央集権地方再分配にあったとも、宮台先生は分析する。国家は時刻の農業を正しい形でサポートすべき。農業の疲弊は国家の衰退と同意語。この日曜日の結果として、政権交代で日本は変わる。けれども、すべての責任を国民ひとりひとりが背負う覚悟はできているのだろうか。小さな国家と分厚い社会。我々は自らの手で、個人と地域のガバナンスを確立しなければならないのだ。そう語る宮台先生、勉強になりました。 ありがとうございます。
 ホルター心電図の結果は問題なし。不整脈は両性のもの。数も多くない。けれども、ボクのような盲人とっては、肉体の微妙な変化も気になるのだ。
 帰宅すると、キジバトポッポが室内を歩いている。アルルはそれを邪魔したりはしない。アルルはネコが自分のドッグフードを食べ始めると、退いてそれを見守る。相手がネコであれ、鳩であれ、家族と認識した相手には、どこまでも優しいのである。
 コボちゃんとハムサラダでビール。BGMのアクセスは政権交代後の日本の外交。内政も厳しいが、相手のある外交はもっと厳しい。智恵と狡猾さが要求されるという。
 キジバトポッポを鳥篭に戻し、それを枕元に熟睡。夜はすっかり秋の気配。
▲ 秋風に負けじと蝉の鳴いている

◇ [東海道コース 池鯉鮒到着 池鯉鮒を通過しました。 次は鳴海。

 0827・木・
 目覚めて本日の星占いに耳を傾ける。しんじてもいないくせに、気になるのは不思議。悪くいわれれば忘れて、よければ気分が軽くなる。聖書にあるように、昔から預言者がいちばん医大な存在と考えられていた。この現代でも占い師は特別扱いを受けている。
 ニュースはエドワードケネディー逝去。77歳。我々世代にとってケネディーの家計は特別な存在。いつも歴史に関わってきた。エドワードはオバマ大統領誕生にも大きく貢献し、それが彼の実質的な仕事の最後となった。
 立川談志家元、活動を休止されるとのこと。とにかく休養されて、一日も早い復活をお祈りする。談志家元のおられない浮世は考えられない。
 麻生太郎の弱気な発言。政権コマーシャルでは、あんなに偉そうにしてるのに。でも、選挙まで、何が起こるか分からないから油断大敵。
 コーヒータイムのあと、コボちゃんは出勤。いつもの朝の運動と日記。襖一枚を隔ててキジバトポッポとネコのキロン。午後になると気温上昇。エアコンを作動させる。
 『ありがとうアリーナ』の執筆。思い出を形にすることの難しさ。なかなか筆が進まない。あと2章なのだが、この2章が重要。
 童話の創作に集中。アイディアはいくらでも出るが、まとめるのに苦労。どうも考えが先走りして困る。
 昨日のジャムザワールドの感想を宮台先生にメール。どうもニュースがつまらない。テレビニュースはステロタイプ。NHKは政権擁護。FM-J-WAVEも政権寄りとと印象をお伝えする。唯一、TBSラジオの番組が過激で愉快。選挙を直前にして、ここまでやるかと驚くこともある。
 消費者契約法というものができた。この法律により、賃貸住宅の契約更新料は無効との高裁判決。オゾン発生器に問題。オゾンガスの殺菌力は、人体にも有害なのだ。マイナスイオンとかオゾンとか、なんとなくオールマイティーな感じを与える所が落とし穴。民間に覚醒剤汚染広がる。逮捕者続出。
 真っ暗な部屋にコボちゃん帰宅。キジバトのために電気をつけて、といわれるが、もう鳥は寝る時間だと答える。今夜も早寝。夜は涼しく、キジバトを枕元に熟睡する。最近、キジバトの存在と電子蚊取り線香のモーター音がボクの精神安定剤。
▲ 四年ぶりオセロゲームの衆院選

0828・金・
 5時前に目覚める。キジバトポッポが窓辺でボウボウ鳴いている。髭剃りといつもの朝の運動と日記。
 朝の散歩。涼しいと思ったら、向かいから日差し。コースを変えてユリの木公園をいく。コボちゃんは日差しを嫌う。まるで真夏の雪ダルマ。アルル、若いマメシバと遊ぶ。ボクにも挨拶してくれて可愛い。いつもの花壇でマックのホットドッグ。シンプルで旨い。
 帰路、またまたマメシバに遭遇。けれども別のワンちゃん。ぴんと耳が立ち、くるりと尻尾を巻いている。小型の日本犬が流行るのにも何か理由があるのだろう。そのままいくと、柴犬のモモちゃんに猛烈に吠えられる。モモちゃん、典型的な柴犬です。
 帰宅してパソコン。宮台先生からご丁寧なメール。ボクの拙い感想に、いちいち応えてくださっている。また、ふたりのお嬢さんの父親になられた喜びに満ちていて、こちらも嬉しくなる。
 コーヒータイム。たまっている手紙を読んでもらう。沖縄のヨネちゃんから、誕生日プレゼントということで、たくさんの記念切手をいただく。面白い新聞記事の切り抜きもたくさん。ヨネちゃんの視点は爽やか。美しい魂に脱帽。末娘に獣医になることを願っておられる様子。
 焙煎工房に電話。いつものコーヒーをいつもだけ。高山さんの焼くコーヒーは最高。お客様にはエム ナマエスペシャルと称して飲んでいただいている。
 午後まで創作に集中。他は何も考えない。
 空腹に山盛りの野菜サラダ。蛋白質はスコッチエッグ。
 気温は上昇しているが、自然の風で過ごす。キジバトポッポが窓辺で遊んでいる。飛べなくなったキジバトは、ヤンバルクイナになるつもりなのか、熱心に歩く練習。日に日にジャンプ力もついてきて、足音も頼もしい。コボちゃんの作ったアスレチックをうまく利用している。
 我が家には家鳩と外鳩がいる。どれもキジバトばかり。不思議なことに、土鳩はこない。ボクとコボちゃんの暮らしの歴史に鳩は深く関わっている。これは不思議な物語。生き物はときどき、霊的な役割を背負って現れる。このことは、いつかもっと掘り下げて考えてみたい。
 デイキャッチに宮台先生出演。けれども仙台からの電話出演。今朝のメールの後、公務で仙台に出かけられたのだ。宮台先生のテーゼは官僚の雇用形態について。衆院選でどのような結果になろうとも、日本は官僚によって運営されていく。彼らを監視し、コントロールするのは国民の役割。その責任を引き受ける覚悟と勇気なしに、日本の未来は開けない。
 いつもの透析。テレビニュースはノリピー基礎。サンミュージックの社長の記者会見はノリピー解雇。麻薬汚染は社会問題だが、マスコミの扱いはどこまでもスキャンダル。もっと覚醒剤の恐ろしさを知らしめるべき。
 野球は阪神巨人。中日に連勝した緊張と疲れの影響だろう、原巨人、阪神に簡単に負けていた。
 ジャムザワールドに大川興行の大川総裁出演。幸福の科学の大川総裁の政権演説をレポートしている。麻生太郎の麻は麻薬の麻だなんて、おかしいこともいっている。まさか、世間の麻薬汚染が麻生太郎の影響とは思えないが、これも一種のシンクロニシティーかもしれない。
 いよいよ衆院選へのカウントダウン。なのに、ノリピー逮捕の報道にマスコミは時間を割いている。双方の放送時間が拮抗していることに驚かされる。
 NHKラジオの上方演芸会、最近あまり活力がない。真打競演にも共通することだが、出演者に偏りを感じる。NHKはそのあたり、公平なはずなのだが。
 帰宅すると、鳩の餌とアルルのおやつだらけ。なのに、人間の食べ物はなし。アルル、ボクが食べたいくらいのおいしいおやつを食べてゴキゲン。
 オープンスペースでネコがゴロゴロしているが、キジバトポッポはサンルームの鳥篭でひっそり。ポッポはこの鳥篭が頑丈であることを知っていて、何かあると、すぐに中へ飛び込んでいく。襖を締め切っているので、30度にエアコンを設定して眠る。今夜も蒸し暑い。
▲ いざ覚悟恨みつらみを晴らします

0829・土・
 目覚めたらコボちゃんはアルルと散歩に出ていた。7時、TBSテレビのサタズバを見るのではなく、聴く。下村レポートは総選挙前の素顔あれこれ。25歳の再就職先は旅芸人。塗装職人となって頑張っている若者もいる。そして秀逸は86歳のケアマネージャー。100歳のご婦人からお姉さんと呼ばれていた。心に残った言葉は若き旅芸人の選挙の後は自分も変わらなくては。
 コーヒータイムの後、コボちゃんは出勤。いつもの朝の運動と日記。メールあれこれ。本番直後のケンちゃんにメールを送信。ケンちゃんのレポートの感想。
 『ありがとうアリーナ』もうひとつのアリーナ物語の執筆。11年前のケンちゃんも出演していて、表現に苦労している。創作とは違い、ノンフィクションは難しい。このボクがインターネットを使って調べ物。お得意の口から出任せの出鱈目は効かないのだ。
 コボちゃん帰宅。本日は半日勤務だったのだ。経堂方面へ散歩。光陽楼での食事は餃子とニラレバ炒めと野菜炒めと雲呑。この雲呑のスープが、まこと東京風で、これぞラーメンスープの味、というように仕上がっている。そこに浮いている雲呑、まさに雲のよう。けれどもこの雲呑、只者でないのはその中身の故。とにかく一度食べて欲しい。娘さんと世間話。36年前、最初にきたとき、彼女はまだ幼女だった。でも、今では看板娘。そういうと本人は否定するが、昔から可愛い女の子だった。
 経堂駅前では候補者の最後のお願い。拍手と歓声は動員されたサクラだろう。この候補者、間違いなく落ちると思う。
 すずらん商店街を帰る。インクスポットのマスターから声をかけられる。フレンチレストランとイタリアンレストランのメニューを冷やかす。食べる食べないは関係ない。
 帰宅して仕事の続き。深尾教授からメール。石が出たとのこと。おめでとう。で、彼も仙台にいたらしい。つまり、宮台先生の公務とは、深尾教授の建築学会のシンポジウムにスピーカーとして出演することだったのである。深尾教授、宮台先生に挨拶したとか。以前、宮台先生に深尾教授を旧友として紹介したことがある。でも、ふたりは同じ大学の教授同士。ボクの出る幕はない。それにしても世の中は狭い。みんなどこかでつながっている。
 尼崎の曽根さんに田中康夫さんについてメール。すると、すぐに返信があり、康夫さんの選挙事務所はすぐ近所とのこと。そして、既にご家族は康夫さんへの投票を決めておられた。
 7時過ぎ、今頃池袋駅前では麻生と鳩山の一騎打ち。さぞや盛り上がっているだろう。8時を過ぎてラジオから選挙の色が消える。さて、いよいよ明日のカタストロフィーへと舞台が回される。
 阪神、惜しいところで巨人に敗北。けれども、中日と楽天が勝利しているので、野球はまだまだ面白くなる。
 ラジオ文芸館は富本修志アナウンサーが藤沢周平作品を朗読。再放送だったが、愉快な作品なので、またまた楽しめた。ことに音楽のセレクションがいい。
 ラジオ深夜便の「人生私流」をBGMにビール。肴はホンマグロ。国際情勢からも、我が家の経済的事情からも、いつまで食べられるか分からない。
 時報をまたいで白ワインを開ける。乾杯。コボちゃんの誕生日。人は誰でも平等に加齢する。その年齢、その年齢がいちばんいいのだ。と思えるような人生が最高。
 襖を閉め切って眠る。キジバトポッポの安全のため。でも、蒸し暑くて夜中にエアコンを作動。温度は29度。
▲ 平成の夜明け近くに選挙前

0830・日・総選挙・
 親友とお城から脱出するおかしな夢を見ながら、朝寝坊をしていたら、不整脈の不快感で目覚める。吐き気がして、喉が渇いている。水分を補給したら落ち着いた。寝ている間にも汗はかいている。そして、最近のボクはあまり水を飲まない。もっと水分摂取をしなければ。
 7時になるのを待って赤堤小学校の投票所へ。入り口にアルルを待機させる。鉛筆で候補者と党名を記入。蚊取り線香が香っていた。
 そのまま豪徳寺へ。遊歩道でストレートコーテッドのジョニー君、コーギーのメイちゃんに出会い、アルル遊んでもらう。大型犬にはさまれて、小さなメイちゃんは引っくり返って喜んでいる。一騒ぎしたアルルを盲導犬にして歩く。Uターンしてきたジョニー君が目の前を通り過ぎても、アルルはまっしぐらに歩くことができた。
 いつもの花壇でコーヒーを飲んでいたら、ささまちさんと遭遇。話をしていたら、そこへサブちゃん。アルルの相手をしていても、愛犬を失った悲しみが伝わってくる。
 涼しい日曜日だから、いろいろなワンちゃんが歩いている。帰り道、雨がぱらぱら。赤堤小学校の前にベンツが路上駐車。マダムが降りて投票所へ。ベンツに乗っていれば特別な人間とでも思っているらしい。ベンツだろうと中古だようと、違法は違法。投票くらい自分の足で歩いていけ。
 帰宅していつもの朝の運動と日記。昼のニュースは投票率。埼玉県と千葉県の投票所への出足が悪い。ボクは選挙に参加しない有権者の気持ちが理解できない。
 ランチはカレーライス。中村屋のカレーはレトルトとは思えない。でも、やっぱりインデイラとコボちゃんのカレーが食べたい。
 雨が降ってくる。台風の影響だろう。キジバトポッポが雨を見つめている。雨の音をBGMにマッサージチェア。夕方はゆめぞうイラストレーション。練習を重ね、本番を一気にかく。手応えあり。コボちゃんからもOK。ラジオからは阪神巨人。阪神優勢のままラジオは開票速報へ。
 8時から2時まではTBSラジオの開票速報。自民党のカタストロフィー。国民のカタルシス。麻生太郎が泣くのが楽しみ。開けた途端、自民党は沈没。それからは自民党の大虐殺劇を目の当たりにする。あれよあれよと民主党の大勝利。とうとう大衆の怒りが爆発した。バラバラになった自民党はこれからどうしていくのか。ちゃんと野党をやれるのかどうか。そして、もっと心配なのは民主党がきちんと与党を演じられるかどうか。とにかく注目していくしかない。
 尼崎の曽根さんからメールで、康夫さんが当選したとのこと。ラジオ発表はまだではあるが、ご当地情報であるから間違いはない。よかった。田中康夫さん、おめでとう。
 雨が激しいのは台風の影響。予定していた外出は中止。ボクとコボちゃんの誕生日の食事をする予定だったのだ。
 社民党でボクの応援している議員が落選。この人、社民党にとっては必要な人材。早い復帰を願う。
 開票速報に集中していて疲れる。キジバトポッポを枕元に、襖を閉め切り、エアコンを入れて眠るが、夜中に妙な緊張感で目覚める。冷や汗をかき、血圧が上がっている。やはり政治のどんでん返しにボクの内部にも変化が生じたのかもしれない。とにかく日本が経験する未曾有うの政権沈没なのだ。低血糖かもしれないので、オロナミンCと、冷たいウーロン茶を飲む。しばらくしたら血圧も落ち着いていた。つまり、この政治的大事件は、ボクの肉体にも精神にも衝撃を与えた、ということなのだろう。もしかしたら、ボクは人間としては守旧派に属するのかもしれない。気分が落ち着いたので、ラジオからの音声に傾聴。すると、宮台先生が語っておられた。でも、もうゆっくりと眠ろう。選挙の結果は朝になって確かめればよい。
 台風11号と選挙の嵐が同時にやってきた。それにしても、ずうっと願っていたことが現実になると、人の心は動揺するものと知って驚いた。
▲ 開けたらば沈没していた自民党





FC2 Blog Ranking